効果的に覚えるために(2)
(2)整理して覚える インデックスを付けて引き出しやすくする
これは,脳の中の状態を自分の部屋の中の状態にたとえると分かりやすい。
よく,自分の部屋で「ものがなくなった」ということがあるかもしれない。
しかし,本当にこの世から存在しなくなったのだろうか?決してそうではない。単に,存在するのに見つからないだけなのである。
脳の中も諸君の部屋と同じである。たとえ「大脳皮質」に書き込まれたとしても,記憶のデータが脳の中にバラバラに分散してしまっていたのでは後から活用するのは難しい。一方,脳の中を整理整頓すれば,記憶したものを活用しやすくなる。
では,脳の中を整理整頓するにはどうすれば良いのだろうか?
この点で,パソコンの記憶の仕組みをもう一度考えてみよう。
PCのハードディスクにデータが書き込まれるとき,データだけでなく,「索引」(File Allocation Table 略してFAT)も自動作成される。そして,次にそのデータがほしいときには,OSがFATを参照してデータを引き出すのである。
PCからデータを削除する場合,通常はFATのみを削除する。そうすれば,そのデータはどこにあるか分からなくなり,参照が不可能になるのである。(もちろん,ハードディスクを片っ端から調べていけば,失われたデータは見つかるのだ。それを不正に行い,個人情報を持ち出す輩も存在するのだが…,それを行うことはとても大変である。)
脳の記憶も,同様である。いわば「索引」を付けておけば,後で利用しやすくなるのだ。
どんな索引を付ければ効果的かは,研伸館の授業で伝授する。ここは「プロ」の助言に従うことが大切だ。
研伸館の夏期講習で,頭の中を整理して,すっきり記憶できるようにしよう!
From 受験の部屋