説明も長いと言い訳になる
実は、研伸館の講師になるのはかなり人気があって、
毎年毎年たくさんの希望者と面談する機会がある。
そのときに、よく感じることだが・・・・、
質問に対する「こたえ」に長々と説明をする人は、往々にして、魅力が乏しい。
しかもこちらが簡潔にとか、一言で、とお願いしているのに、
必要以上に長々と理由を説明されると、かなりうんざりする。
なんとか自分の熱意が伝わるように、という思いは、Goodなのだが、
他の人よりもたくさんの言葉を発することで、目立つかというと、そうでもない。
言葉が簡潔で、その言葉に重みがある人は、
いろんな経験をして、自分の思いを簡潔な表現にまとめることができる。
説明が長いと、なんか、自信のなさの言い訳に聞こえてしまう。
これは、入試問題の解答にも当てはまると思う。
例えば、京大の国語の問題で解答欄が広いからということで、冗長に
だらだらと説明されたらうんざりする。
きちんとまとまった簡潔な表現で、しかも、それが解答欄に適切に埋まる
くらいのものが求められているのである(つまり十分に内容の詰まった説
明で適度な分量が必要な箇所なのだ)。
結局一行でいえるようなことを5行6行とまのびさせるのでは、一行ぶんの
部分点しかもらえず、さらには、長い説明にうんざりで印象を悪くする可
能性もある。
さあ、自分の足りなさを一生懸命言い訳する力があるのなら、それを
いろんな経験をし、深く考え、さまざまな試行錯誤を経て、簡潔かつ
適切に表現できる力を身につける方向にむけよう!
簡潔というのは短絡とか単純というのとは違うのである。
(内容があるものであれば、簡潔に表現しても、適度な分量になりうる。)
From なんでも部屋