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藤田教授講演会(回想録1)

  
11月24日(土) 藤田一郎(大阪大学)教授の講演会が大盛況でした。
  
藤田教授、本当にありがとうございました。
  
講演会後の参加者からの感想にも多く見られましたが、
  
「脳科学」というかなり難解そうなテーマでしたが、「目の錯覚」という
  
身近な話題(これらの例がなかなかおもしろかったですね)からはじまり、、、、、
   
そこから、モノは目が見ているのではなくって、『脳が見ている』ということ。
  
それから、目にうつっていること(fact)と、見(え)るという主観(認知)は違うという
  
ことや、見えて(わかって)いることと、わかっていることを身体でとらえることが違う
  
ということなどを実に科学者らしい、それでいて高校生にわかるレベルにかみ砕いて
  
お話しいただきました。
  
さて、脳科学の進歩に対して、脳に損傷のある患者さんの症例が、
  
新しい知見を与えているということはある意味驚きではありませんでしたか?
  
一般生活をしている側からすると、病気というのは治療の対象であって、少なくとも
 
科学の対象になるというのは、考えれば納得できるものの、そういわればそうですね
 
的な、普段気づいていなかったところをつかれた気持ちになります。
  
それから、動物実験の重要性を説かれていましたが、科学というものは
  
膨大な事実の積み重ねが不可欠であり、事実は空想ではなく事実からしか
  
生まれず、脳の機能を調べるには、脳そのものを科学的な意味合いで研究対象に
  
する必要がありそれには動物実験が不可欠とのことだと思います。
     
藤田教授の書かれた本の内容もそうですが、藤田教授は、科学の最先端のことを
  
適当にではなく、できる限り科学の言葉で正確にみなさんに伝えようとされています。
  
これは、若いみなさんの中に、一人でも多くの、将来の科学者になってほしいとの
  
思いのあらわれではないかと思います。
   
今回の講演会を聴いて、もっと、勉強したくなった人は、以下の本を読んでみてください。   
  
【著書】「見る」とはどういうことか〜脳と心の関係をさぐる〜 藤田一郎著
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8B%E2%80%95%E8%84%B3%E3%81%A8%E5%BF%83%E3%81%AE%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%82%92%E3%81%95%E3%81%90%E3%82%8B-DOJIN%E9%81%B8%E6%9B%B8-7-%E8%97%A4%E7%94%B0-%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/4759813071/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=books&qid=1195918926&sr=1-4
    
   
*帰り際に、藤田教授から、教え子で優秀な研究者(現在留学中)が「HPみたら(藤田)先生、研伸館で講演されるんですね。私も研伸館で勉強していたんですよ。」と言っておりましたよ、と教えていただきました。もうすぐ日本に帰ってこられるそうです。研伸館の卒業生が藤田教授に学んで、世の中に影響を与えるような科学者に成長していっているんだな。これからも活躍してほしいな。活躍してくれることが世のため人のためになるんだろうな。と少しうれしくなりました。
  

   
From なんでも部屋
  

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コメント

講演会に来てくれたみなさん、どうもありがとう。生き生きとした若い感性をお持ちのみんなと2時間、話ができたことはとてもうれしいことでした。みんなから発せられる質問は講演をした私にとっては、大事な勉強の糧です。今回はたくさんの糧をもらいました。ありがとう。

質問ペーパーにお答えすることのできなかった方たちへは心からおわびします。あまりにたくさんの質問があって、すべてにお答えすることができませんでした。お答えすることのできなかった質問は、価値がなかったからではありません。良い質問にあふれていました。壇上で、答えやすいものから選んでお答えしているうちに、時間切れとなってしまったのです。これからも、これにこりずに、こういう機会には、いつでも質問をどんどん出してください。質問は、質問した人にも、質問された人にも、質疑応答を横で聞いている人にも、勉強になります。

講演でお話したように、「生意気」で「元気」な高校生でいてください。では。

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