受験情報Tips<第21回>
高3生の方は国公立受験の出願を決定し、願書を郵送したり、私立大受験の人は既に受験が開始しています。
私大の問題などは、社会で速報を先生が作成してくれたりしていますので、状況の報告なども含め、研伸館に何でも相談にきて下さい。
1週間ぶりとなります。Mr.Yです。
高3生にむけて、激励をしていますが、現高2生のみなさんにとっても、あと365日+αとなりました。先輩達の姿を見て、皆さんも少しずつ受験に対する意識が強くなっているのではないでしょうか?2月上旬には、3月の新学年講座の判定も郵送されますので、一層意識を強くしていただければと思います。
では、高2生の皆さんがこれからどういった1年を送るのか?それを簡単に以下の記載します。
※1 「センター試験出願」は現役生の場合、出願書類の配布から回収、大学入試センターへの出願まで、大半は高校がまとめて行う。(大学付属高校によっては、個人で願書入手から手続きを進める必要がある。)
※2 「募集要項」には、試験会場や試験の時間割、受験料など、入試に関する詳細な事柄が記載されている。また、出願の際に必要な「願書」が一緒になっている。「募集要項」は直接大学に申し込んで入手する。私立大学の場合は大手の書店で購入することもできる。
※3 2段階選抜を予定している大学・学部では、予告の倍率を超えると、センター試験の成績により第1段階の選抜が行われる。(この時点で不合格になった人には、手続きをすれば2次試験の受験料が返還される)
※4 センター試験後、通常、自己採点したうえで、受験をする大学に「2次試験出願」を行う。すべての国公立大学とほとんどの公立大学が分離分割方式(前期日程・後期日程)の日程で2次試験を行うが、公立大の一部は分離分割の前期と後期の間に中期日程試験を行う。また、国公立大学の教員養成や実技系統で、前期のみ・後期のみの日程がある(※近年は、滋賀医大など、後期日程を実施しない大学も増えつつある)。なお、前期日程で合格して入学手続きをすると、中期受験可、後期不可。多くの大学では、入学定員の大部分を前期日程で募集するので、第一志望校は前期日程で受験することを前提としよう。
※5 志望大学から取り寄せた出願書類に必要事項を記入し、出願する。その際、各大学の指定する方法で受験料を払い込む。各大学がそれぞれの出願期日を決めているので募集要項を必ずチェックすること。
※6 1月中旬から3月中旬にかけて、各大学の独自の様々な方式で試験を行う。ちなみに関関同立は2月上旬が入試のピークである。試験日が重ならなければ、何大学でも受験できるので、うまく受験作戦を組み立てていくことが勝負の決め手となる。また、受験前に必ず試験会場を下見しておくのも重要である。所要時間、道順等を知っておくことで、迷うことも、あせることもなく、落ち着いて出陣できるはずである。
※7 入学手続きの1次手続きは合格発表後、7日〜10日間程度が一般的であり、最終は4月上旬頃までである。
表は2009年のスケジュールを元に作成しましたので、実際の日程は若干変更される可能性がありますので、必ず要項にてご確認下さい。
表を見て分かるように、新学年になって半年後にはセンター試験の願書を出願していることになります。一般的に、入試の志望大学の一回目の決定時期の多くは7月の夏休み前が多くなります。つまりは、新学年になり4ヶ月後には大まかな志望大学に向けた対策を夏休みに集中して行わなければなりますせん。こういった状況を鑑みると、今から新学年になるまでの約1ヶ月に今の復習を頑張っておかないと、高3生になってからのスケジュールが大変緻密なものししないといけません。
上記の状況を皆さんが一人で考えて打開していくことは、非常に難しいと思います。受験への取り組みは、早く初めて困ることはありません。最初に述べたように、2月に入ると新学年の結果を郵送しますので、結果をもとに今後の志望大学の相談をしたい人は、2月中に各校で授業を受けている先生や、進学アドバイザーに相談をして下さい。
以上
(受験情報Tips<第21回>おわり。文責:Mr.Y)
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