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2009年01月29日

受験情報Tips<第21回>

高3生の方は国公立受験の出願を決定し、願書を郵送したり、私立大受験の人は既に受験が開始しています。
私大の問題などは、社会で速報を先生が作成してくれたりしていますので、状況の報告なども含め、研伸館に何でも相談にきて下さい。
1週間ぶりとなります。Mr.Yです。

高3生にむけて、激励をしていますが、現高2生のみなさんにとっても、あと365日+αとなりました。先輩達の姿を見て、皆さんも少しずつ受験に対する意識が強くなっているのではないでしょうか?2月上旬には、3月の新学年講座の判定も郵送されますので、一層意識を強くしていただければと思います。
では、高2生の皆さんがこれからどういった1年を送るのか?それを簡単に以下の記載します。

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※1 「センター試験出願」は現役生の場合、出願書類の配布から回収、大学入試センターへの出願まで、大半は高校がまとめて行う。(大学付属高校によっては、個人で願書入手から手続きを進める必要がある。)

※2 「募集要項」には、試験会場や試験の時間割、受験料など、入試に関する詳細な事柄が記載されている。また、出願の際に必要な「願書」が一緒になっている。「募集要項」は直接大学に申し込んで入手する。私立大学の場合は大手の書店で購入することもできる。

※3 2段階選抜を予定している大学・学部では、予告の倍率を超えると、センター試験の成績により第1段階の選抜が行われる。(この時点で不合格になった人には、手続きをすれば2次試験の受験料が返還される)

※4 センター試験後、通常、自己採点したうえで、受験をする大学に「2次試験出願」を行う。すべての国公立大学とほとんどの公立大学が分離分割方式(前期日程・後期日程)の日程で2次試験を行うが、公立大の一部は分離分割の前期と後期の間に中期日程試験を行う。また、国公立大学の教員養成や実技系統で、前期のみ・後期のみの日程がある(※近年は、滋賀医大など、後期日程を実施しない大学も増えつつある)。なお、前期日程で合格して入学手続きをすると、中期受験可、後期不可。多くの大学では、入学定員の大部分を前期日程で募集するので、第一志望校は前期日程で受験することを前提としよう。

※5 志望大学から取り寄せた出願書類に必要事項を記入し、出願する。その際、各大学の指定する方法で受験料を払い込む。各大学がそれぞれの出願期日を決めているので募集要項を必ずチェックすること。

※6 1月中旬から3月中旬にかけて、各大学の独自の様々な方式で試験を行う。ちなみに関関同立は2月上旬が入試のピークである。試験日が重ならなければ、何大学でも受験できるので、うまく受験作戦を組み立てていくことが勝負の決め手となる。また、受験前に必ず試験会場を下見しておくのも重要である。所要時間、道順等を知っておくことで、迷うことも、あせることもなく、落ち着いて出陣できるはずである。

※7 入学手続きの1次手続きは合格発表後、7日〜10日間程度が一般的であり、最終は4月上旬頃までである。

表は2009年のスケジュールを元に作成しましたので、実際の日程は若干変更される可能性がありますので、必ず要項にてご確認下さい。

表を見て分かるように、新学年になって半年後にはセンター試験の願書を出願していることになります。一般的に、入試の志望大学の一回目の決定時期の多くは7月の夏休み前が多くなります。つまりは、新学年になり4ヶ月後には大まかな志望大学に向けた対策を夏休みに集中して行わなければなりますせん。こういった状況を鑑みると、今から新学年になるまでの約1ヶ月に今の復習を頑張っておかないと、高3生になってからのスケジュールが大変緻密なものししないといけません。

上記の状況を皆さんが一人で考えて打開していくことは、非常に難しいと思います。受験への取り組みは、早く初めて困ることはありません。最初に述べたように、2月に入ると新学年の結果を郵送しますので、結果をもとに今後の志望大学の相談をしたい人は、2月中に各校で授業を受けている先生や、進学アドバイザーに相談をして下さい。

以上

(受験情報Tips<第21回>おわり。文責:Mr.Y)
 
 
From 受験の部屋
 

2009年01月28日

Biological Stories<第50回>

  
砂糖と塩を区別できるか 【解答編4】
  
ついに「砂糖と塩を区別できるか」も最終回なのです。
・・・なにしろ、もう両者を区別するアイデアが出ません(苦笑)。
今回は生物を利用して砂糖と塩を区別してみます。


(方法20)希薄溶液を作成し、大腸菌を培養する

砂糖は有機物。すなわち従属栄養生物(動物などの消費者とカビや細菌類などにおおい分解者)の呼吸基質になります。わかりやすい言い方をすれば、「食事(エネルギー源)」になると言うことです。
しかし、塩化ナトリウムは無機物。大腸菌の呼吸基質にはなりません。

では具体的に手順を説明しましょう。生理的塩類溶液に、窒素原となるアンモニウム塩を投入して、培養液をつくります。
そののち、砂糖なり食塩なりを投入しよく攪拌し、大腸菌を加えて室温で数日放置すると・・・。

砂糖が投入された培養液のほうは大腸菌が増殖しますので、濁りが生じるはずです。
それに対して塩のほうでは、大腸菌の増殖は最小限のはずです。濁りが生じることもないでしょう。


(方法21)アリの巣の前に放置

上にも書きましたが、砂糖は有機物で従属栄養生物の呼吸基質になります。
と言うことでアリにとっても(大腸菌と同じく)おいしい栄養源なのです。
つまり、大量のアリがたかった方が砂糖と言うことになります。


(方法22)切花を浸してみる

 植物は独立栄養生物なので、外部から与えた砂糖を吸収したりはしません。
ですので普通の自然な状態の植物の、根元あたりの土に砂糖をまいても、塩化ナトリウムを与えたのと全くおなじく植物から水を引き出す作用しか起こさないでしょう。

しかし、茎を切断して(切花にして)維管束を剥き出しにすると、有機物の輸送を担当している師管がむき出しになるので砂糖を吸い上げるようになるのです。それに対して塩のほうは相変わらず植物に吸収されません。はっきり言えば塩化ナトリウムは植物にとって有害です。

つまりさほど濃くない水溶液を作成してそこに切花を差し、長持ちするほうが砂糖。しばらくして枯れてしまうほうが塩という事になります。


(方法23) ・・・

・ ・・もう限界です。思い浮かびません。ギブアップです。


市道先生、その他の化学の先生方・・・。次回の原稿はお任せいたします。
是非、僕の見落としを指摘して、この原稿を完全なものにしていただくようお願いいたします。

では、今回はこの辺りで。

(Biological Stories<第50回>終わり。文責:上田@生物)
 
 
From 住吉校の部屋
   

いよいよ

 こんにちわ、松本孝です。

<高3生へ>
 私立大学入試、国公立大学の出願期間が始まりましたね!
 特に、国公立大学の出願をどこにしようか迷っている人が多いでしょう。相談しにきている人をよく見かけます。とにかく自分が後悔しない選択をしてください!(^^)b

<皆さんへ>
 新聞にも載っていますが、市内の小・中学校では、流感のため学級閉鎖になっているところがあります。寒い日が続いているので、体調管理には十分に注意をはらってください!!

PS 2月は毎週日曜日(1日、8日、15日、22日)三田校にいますので、質問・相談等あったら、遠慮無くして下さい。(^^)v

 以上、松本孝でした!

From 三田校の部屋

2009年01月27日

E文826の例文数

 
E文826の例文数は977となりました。
ただし、同一英文で複数の文法項目をふまえているものは複数回登場していますので、実際にはこれより30ほど少なくなる感じです。
 
E文の例文配列は原則として単元別Eレクの配列に準じています。
 
単元別Eレクで学習している人には、相乗効果も期待されますね。
 
 
From 西宮校の部屋
 

2009年01月26日

国公立大2次試験の願書受付開始

 
国公立大学の二次試験の願書受付が始まりました。
センター試験リサーチの結果などを確認して、出願することになります。
  
受付締切日などは必ず確認して、しかるべき手続きを行ってください。
 
  
From 受験の部屋

2009年01月25日

ついにE文おわりました

E文826は前回<第99回>で完成しました。
99回分すべてチェックし確認し、さらに暗証した人はかなりの力がついていると思います。
 
2009年度の高1生の一部のクラスでは英語の授業で今回の例文を取り扱っていくこととなる予定です。乞うご期待!
 
 
ところで、Mr.Oって誰でしょうか?
 
 ヒント・・・西宮校で講座担当している英語講師です。。。。
       (そのうちうしろ姿でも紹介しましょうか・・・) 
 
From 西宮校の部屋
 

2009年01月24日

負荷をかけた勉強を!

受験生のみなさん、
  
最後の追い込みに余念がないことと思います。 
  
現在、解説者になっていますが、マラソンで何度も金メダルを取っていた早稲田大学出身の瀬古選手は、40キロのマラソンを走るために、毎日80キロ以上走ってトレーニングを積んでいたそうです(毎日!です)。
  
受験勉強に重ねてみると、
 
 1.スタミナ切れしないように、本番より多くの分量、長い時間集中して実力を発揮する練習を何度もつんでおく。
 2.スピードをつけるため、過去問などは、本番より時間を短めに切って、最後まで解ききって、見直しまで含めて、力を発揮しきる練習をつんでおく
 3.上記をもとに、何度もイメージトレーニングを積んでおく
  
といったようなことが、実力をアウトプットする=本番での得点 にはきわめて重要になってきます。
  
また、このブログで2年ほど前話題にしていたF1レース(相手が見えなくて、ピットに入っている間にも、絶対手を抜かずに、全力で車を走らせることが、総合的なタイムに大いに影響してくる!)のように、総合得点が勝負を決することを肝に銘じて、ライバル達の気が抜けているこの時期に、全力でプッシュしておくことが、最終的な結果(総合得点)に大きく寄与します。F1だけでなく箱根駅伝なんかもそうですね。。
  
  
頑張ってください。 
  
  
From 受験の部屋

E-文 826<第99回>

E-文826
〜第99回(最終回)「その他の書き換え構文」〜

こんにちは、Mr. Oです。ついにE-文最終回を迎えました。最後は書き換え構文の仕上げとして、同様の意味をもつ表現や語句をまとめていきます。例えば「〜してくれませんか」という『依頼』。表現によって丁寧さが異なりましたね。

■同意変換
1. Would you mind closing the window for me?
「窓を閉めていただけますか」
2. Let’s go out for a dinner tonight.
「今晩は外食しよう」
3. Then, she provided us with a clue to solve the puzzle.
「そのとき、彼女が謎を解くカギをくれたんだ」
4. The scholarship enabled me to go to the university.
「奨学金のおかげで私は大学に行けた」
5. Her back injury prevented her from taking part in the game.
「背中の怪我のため、彼女は試合に出場できなかった」
6. Suddenly, an innovative idea struck me.
「突然、斬新的な考えが浮かんだんだ」
7. Don’t you think this tie goes with my shirt?
「このネクタイ、僕のシャツに合っていると思わないかい」
8. You may well get surprised to hear that he is getting married.
「彼が結婚すると聞いて驚くのも当然だ」
9. We may well be able to achieve our goal.
「おそらく目標は達成できるだろう」
 

それでは解説です。同意変換ですね(1〜9番)。
1. Would(Aux) you(S) mind(V) [closing the window for me](O)?「窓を閉めていただけますか」
1番はE-文第5回21番で登場した英文です。mindは「いやだと思う」という意味を表す動詞でしたね。「あなたが窓を閉めるのをいやだと思いますか」と遠回しに述べることによって丁寧さを表現しています。例えば
    Close(V) the window(O).「窓を閉めなさい」
では命令調になってしまいますし、
    Please(M) close(V) the window(O).「窓を閉めてください」
でも丁寧さが十分とはとても言えません。
Can/could(Aux) you(S) close(V) the window(O?「窓を閉めてもらえますか」
    少しずつ丁寧になってきました。(canよりcouldを使った方がより丁寧です。助動詞の過去形を用いることによって『遠回し』に述べているからです。)
ちなみに、E-文第5回21番でも述べていますが、mind「いやだと思う」かどうかを聞いているわけですから、yesと答えると「はい、いやだと思います」という意味になってしまいます。
承諾するときはNo, not at all.「勿論いいですよ」やSure「もちろん」、拒否するときはI’m afraid I can’t.「すみませんが、できません」などと答えましょう。

2. Let’s(Let(V) us(O)) go(C) /out(M) /for a dinner(M) /tonight(M).「今晩は外食しよう」
    2番は『勧誘』表現ですね。まず、
Shall(Aux) we(S) go(V) /out(M) /for a dinner(M) /tonight(M)?「今晩は外食しないかい」
この表現はよく知っているでしょう。他にも、
    How(M) /about going out for a dinner tonight(M)?
    What(O) do(Aux) you(S) say(V) /to going out for a dinner tonight(M)?
などといった表現があります。ちなみに、How about V’ing?は、How(M) do(Aux) you(S) think(V) /about V’ing?のdo you thinkが省略されたものです。

3. Then(M), she(S) provided(V) us(O1) with a clue to solve the puzzle(O2).「そのとき、彼女が謎を解くカギをくれたんだ」
3番は、provide O1 with O2「O1[人・場所]にO2[物事・人]を供給する」という表現ですね。これは、
        Then(M), she(S) provided(V) a clue to solve the puzzle(O) /for us(M).
    と書くこともできます。provide O2 for O1という形への書き換えです。
ちなみに、同様の意味を表すものにsupply O1 with O2=supply O2 for O1「O1[人]にO1[物]を供給する」がありますが、ここで細かい違いを一応説明しておきますね。provideはget ready in advanceつまり『予測・準備して供給する』のに対して、supplyはsatisfyつまり『単に足りない物を補充する』というニュアンスの違いがあるんです。

4. The scholarship(S) enabled(V) me(O) [to go to the university](C).「奨学金のおかげで私は大学に行けた」
4番は無生物主語構文ですね。(訳しかたはE-文第74〜75回を見てください。)これは、
The scholarship(S) made(V) it(仮O) possible(C) [for me to go to the university](真O).
    や、
        Thanks to the scholarship(M), I(S) could go(V) /to the university(M).
と書くことができますね。

5. Her back injury(S) prevented(V) her(O) [from taking part in the game](C).「背中の怪我のため、彼女は試合に出場できなかった」
    5番は、E-文第97回3番を無生物主語構文で書き換えたものです。
She(S) was not able to take part in(V) the game(O) /because of her back injury(M).
    などと書けるんですね。また、
It(仮S) was(V) impossible(C) [for her to take part in the game](真O) /owing to her back injury(M).
    という書き方もできます。

6. Suddenly(M), an innovative idea(S) struck(V) me(O).「突然、斬新的な考えが浮かんだんだ」
[物] strike [人]=[物] occur to [人]という形で、「人は物を思いつく」という意味を表します。(strikeは他動詞、occurは自動詞なので前置詞をとっています。)また、逆に[人]を主語にとって、
Suddenly(M), I(S) came up with(V) an innovative idea(O).「突然、斬新的な考えを思いついたんだ」
と書くこともできます。他に、[人] hit on [物]=[人] hit upon [物]も同様です。

7. Don’t(Aux) you(S) think(V) [this tie goes with my shirt](O)?「このネクタイ、僕のシャツに合っていると思わないかい」
    [物] go with [物]で「(色・柄の点で)似合う」という表現です。これは、
        Don’t(Aux) you(S) think(V) [this tie matches my shirt](O)?]
[物] match [物]「(色・柄の点で)似合う」を使って書き換えることもできます。よくfit「合う」と混同してしまいがちですが、[物] fit [物]は「(形・大きさの点で)合う」と述べています。
また、「人に似合う」と述べるときは、[物] become [人]や[物] suit [人]と書いて「(色・柄の点で)似合う」と表現しましょう。
    
8. You(S) may well get(V) surprised(C) /to hear that he is getting married(M).「彼が結婚すると聞いて驚くのも当然だ」
最後はmay well V’という表現です。may well V’は「V’するのも当然だ」と、「おそらくV’する」の2つの意味を表します。8番は前者。この意味の場合の書き換えは、たとえば
You(S) may naturally get(V) surprised(C) /to hear that he is getting married(M).
と書けます。(このnaturallyの代わりにreasonably、rightlyなどを使うこともできますよ。)
他にも、you have a god reason to V’で同様に「V’するのも当然だ」という意味を表すことができます。

9. We(S) may well be able to achieve(V) our goal(O).「おそらく目標は達成できるだろう」
    「おそらくV’する」という意味を表すmay well V’が最後、9番です。これは、
        We(S) are very likely to be able to achieve(V) our goal(O).
        It(仮S) is(V) probable(C) [that we can achieve our goal](真S).
などといった書き換えが可能です。どれも目新しい表現ではないですが、いざ書き換えろと言われてすぐ頭に浮かぶかと言うと、なかなか難しいかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。E-文はこれで終了となります。全99回に渡ってお送りしてきました。高校で学ぶ英文法をほぼ全て網羅していますから、すべての英文を覚えるつもりで復唱していくようにしてください。必ず皆さんの英語力の絶対的な基盤となります。また、このE-文はE-Lecture単元別ライブラリーに沿って進めてきましたので、さらに詳しい解説がほしい人はそちらもチェックしてくださいね。それでは、また会う日まで。
  
(E-文 826<第99回>おわり。)文責;Mr. O 
  
 
From 西宮校の部屋
  

2009年01月23日

E-文 826<第98回>

E-文826
〜第98回「否定表現も色々ある」〜

こんにちは、Mr. Oです。E-文もあと2回。今日は否定に関する書き換えです。否定語句を含む表現、否定語句を含まない表現、などありますね。

■否定
1. We realize the convenience of cell phone only after we lose it.
「携帯電話はなくして初めてその便利さに気づくものだ」
2. Is it true that we have hardly any food?
「ほとんど食料がないって本当ですか」
3. He hardly ever pulls in his horns.
「彼はめったに弱音を吐かない」
4. Tom is not brave in the least.
「トムは少しも勇敢ではない」
5. He is far from telling a lie.
「彼は嘘をつくような人ではない」
6. She sends her boyfriend a text message before she goes to bed without fail.
「彼女は寝る前に必ずボーイフレンドに携帯でメールを送る」
7. Whenever I see this notebook, I remember our school days.
「このノートを見ると、学生時代を思い出す」
 
◇ 
それでは解説です。今回のテーマは否定です(1〜7番)。
1. We(S) realize(V) [the convenience of cell phone](O) /only after we lose it(M).「携帯電話はなくして初めてその便利さに気づくものだ」
1番はSV only after S’V’「S’V’して初めてSV」という構文。これはS not V until S’V’と書けますから、
[1] We(S) do not realize(V) [the convenience of cell phone](O) /until we lose it(M).
さらに、(onlyを含む)否定語句(のカタマリ)を文頭に置くと倒置が置きますから(E-文第33回5〜8番参照)
[2] Only after we lose it(M) do(Aux) we(S) realize(V) [the convenience of cell phone](O).
[3] Not until we lose it(M) do(Aux) we(S) realize(V) [the convenience of cell phone](O).
と書くことができます。ちなみに、SV only after S’V’の構文はafterの代わりにwhenを用いることもできますよ。

2. Is(V) it(仮S) true(C) [that we have hardly any food](仮S)?「ほとんど食料がないって本当ですか」
2番はhardly any+[名詞]で「ほとんど〜がない」という意味を表す表現です。(hardlyの代わりにscarcelyを用いることもできます。)「ほとんど〜ない」という意味の単語、知っていますね。2番はfood「食料」という不可算名詞が用いられていますから、
    Is(V) it(仮S) true(C) [that we have little food](仮S)?
と書けます。また、almost no+[名詞]と書いても「ほとんど〜がない」という意味になりますね。
ちなみに、加算名詞を用いた場合は、few+[加算名詞]「ほとんど〜がない」という違いはありますが、hardly/scarcely any+[名詞]、almost no+[名詞]という2つの表現には加算だろうと不可算だろうと変化はありません。

3. He(S) hardly ever pulls(V) /in his horns(M).「彼はめったに弱音を吐かない」
3番はhardly/scarcely ever V’=seldom/rarely V’=almost never V’「めったにV’しない」という構文を用いています。(pull in one’s hornsは「弱音を吐く」という意味を表します。)
ちなみにE-文第32回1〜2番でも述べましたが、hardly、scarcelyは「ほとんど〜ない」という『程度』を表し、seldom、rarelyは「めったに〜ない」という『頻度』を表しています。

4. Tom(S) is not(V) brave(C) /in the least(M).「トムは少しも勇敢ではない」
次はE-文第37回1番でも紹介したnot 〜 in the least「全然〜ない」を用いた英文です。(否定を強調しています。)これは、
    Tom(S) is not(V) brave(C) /at all(M).
    Tom(S) is not(V) brave(C) /by any means(M).
と書くことができます。さらに、notとby any meansを結びつけて
    Tom(S) is by no means(V) brave(C).
と表現することも可能ですね。
    
5. He(S) is(V) far(C) /from telling a lie(M).「彼は嘘をつくような人ではない」
5番はfar from V’ing「決してV’しない」という否定表現。そして、above V’ingを使えば
        He(S) is(V) above(C) /telling a lie(M).
という、E-文第56回5番の英文になります。また、第36回3番で紹介した、the last+[名詞]+to V’を用いれば、
He(S) is(V) [the last person to tell a lie](C).「彼はもっとも嘘をつきそうにない人だ」
    と書くこともできます。(伝えている内容は同じですね。)
    
6. She(S) sends(V) her boyfriend(O1) a text message(O2) / before she goes to bed(M) /without fail(M).「彼女は寝る前に必ずボーイフレンドに携帯でメールを送る」
S’V’ without fail「必ず(きっと)S’V’する」という構文が用いられているのが6番です。これは、
She(S) never fails to send(V) her boyfriend(O1) a text message(O2) /before she goes to bed(M).
never fail to V’「必ず(きっと)V’する」という構文ですね。(「V’することを失敗することは絶対にない」という意味から派生しています。)won’t fail to V’「必ず(きっと)V’する」と混同してしまうかもしれませんが、never fail to V’は『いつも必ず』、won’t fail to V’は『次は必ず』というニュアンスの違いがあります。
他にも、surely「必ず、きっと」という副詞を使って書くこともできますね。
She(S) surely sends(V) her boyfriend(O1) a text message(O2) /before she goes to bed(M).

7. Whenever I see this notebook(M), I(S) remember(V) our school days(O).「このノートを見ると、学生時代を思い出す」
最後、7番は前回E-文第98回8〜9番でも出てきた複合関係詞が使われていますね。これは複合関係副詞wheneverです。whenever S’V’「S’V’するときはいつでも」という意味を表しますから、
Every time I see this notebook(M), I(S) remember(V) our school days(O).
と書けますし、意味を考えれば
When I see this notebook(M), I(S) always remember(V) our school days(O).
と書くこともできます。さらに、
I(S) cannot see(V) this notebook(O) /without remembering our school days(M).
このように書くことも可能ですね。(「学生時代を思い出すことなしにこのノートを見ることはできない」という意味から7番の訳に派生しています。)そして、E-文第98回9番のように無生物構文を使って書けば、次のようになります。
    This notebook(S) reminds(V) me(O1) of our school days(O2).

いかがでしたでしょうか。否定表現も多様な書き換えができます。ひとつひとつ整理していってくださいね。次回はいよいよE-文最終回です。それでは、また。
  
(E-文 826<第98回>おわり。)文責;Mr. O 
  
  
From 西宮校の部屋
 


2009年01月22日

受験情報Tips<第20回>

国公立受験者はセンター試験が終了し、リサーチの結果を心待ちにしていることかと思います。センター試験受験者は、センター試験の結果がどうであれ、必ず研伸館に報告に来て下さい。苦しい結果になってしまった時こそ、私達をフル活用すべきです。一緒になって考えます。また、私大の受験が数日前に控えていて、最後の追い込みに入っているかと思います。私達も最後まで皆さんを応援しますので、これからの一ヶ月、頑張っていきましょう!1週間ぶりとなります、Mr.Yです。

リサーチでよい結果がでたとしても関門を一つクリアしたに過ぎません。センター試験で受験が終わる訳ではありません。毎年のことですが、最後の一ヶ月で今まで2次試験系模試で芳しくない結果であっても、逆転できたという話はあることです。結果がどうであっても、志望校決定の時点からが本番になりますので、気を抜かずに最後まで駆け抜けましょう。

以下に志望校に合格した先輩達の、センター試験後の学習ポイント(声)を記載します。

■最後に受けた、最終チェックやファイナルの問題や授業のテキストの総復習をした。
 →テキストには過去の傾向を踏まえての、選定された問題や解法がたくさんまとめられて
  いますので、そこの再確認をしていたようです。

■志望校の過去問を15年(年数は人によりさまざま)以上解いて実力を付けた。
 →数学などは、解法をしっかりと書いて見直しの際に以前に間違えた部分がわかるように、
  先生に質問する際に、解法を確認してもらうことを前提に解答してるようです。
 →苦手としている問題形式を徹底して解くことで、苦手意識を克服したという声もあります。

■苦手としている教科(単元)は時間配分に注意しながら、毎日演習問題を解いた。
 →上の記載にも重なりますが、苦手な教科(単元)は問題を解く際に焦りがちになるので、
  問題量をこなすことで、時間的に余裕(見直しなど)を持てるように心がけたようです。
  また、自分で勉強した時間量が自信につながったという声もありました。

まだまだあるのですが、声として多かったものを抜粋しました。
センター試験結果の相談や、私大受験前に不安が出てきた場合は、気軽に研伸館各校にご連絡いただければと思います。
 
以上

(受験情報Tips<第20回>おわり。文責:Mr.Y)
  
  
From 受験の部屋
  
  

E-文 826<第97回>

E-文826
〜第97回「テーマごとの書き換え」〜

こんにちは、Mr. Oです。今日は『目的』を表す表現、『譲歩』を表す表現、などといったテーマに関する書き換え構文を勉強しましょう。

■論理関係
1. Let’s leave early in order to avoid a traffic jam.
「交通渋滞を避けるため、早く出発しよう」
2. Take a note in case you should forget.
「忘れるといけないから、メモを取っておきなさい」
3. She missed the game due to her back injury.
「背中のけがのため、彼女は試合に欠場した」
4. Now (that) you are a high school student, you should take care of yourself.
「もう高校生なんだから、自分のことは自分でしなさい」
5. On condition (that) he doesn’t come, I will go to the party.
「彼が来ないのなら、パーティに行くよ」
6. Suppose (that) “Wherever Door” was invented, where would you like to go?
「どこでもドアが発明されたとしたら、どこに行きたいですか」
7. Despite its price, he bought the latest cell phone.
「値段が高かったが、彼は最新の携帯電話を購入した」
8. Whatever the result is, I will inform you instantly.
「結果がどうであれ、すぐにお伝えしますね」
9. No matter what may happen, I won’t cry.
「何が起きても泣かない」
 

それでは解説です。今日は論理関係(1〜9番)。
1. Let’s(Let(V) us(O)) leave early(C) /in order to avoid a traffic jam(M).「交通渋滞を避けるため、早く出発しよう」
    まずは『目的』を表す表現から。(E-文第65回7番でも取り上げています。)
[1] Let’s(Let(V) us(O)) leave early(C) /for the purpose of avoiding a traffic jam(M).
[2] Let’s(Let(V) us(O)) leave early(C) /so that we can avoid a traffic jam(M).
1番のようにto不定詞を用いた表現は他にso as to V’「V’するために」がありますね。また、[1]のように動名詞を用いた表現は他にwith the intention of V’ingやwith a view to V’ing(このtoは前置詞なので、動名詞が続きます)がありますし、[2]のように節が続く表現は他にin order that S’+[助動詞]+V’があります。どれも極めて重要ですから1つ残らず覚えておきましょう。

2. Take(V) a note(O) /in case you should forget(M).「忘れるといけないから、メモを取っておきなさい」
2番はin case S’ should V’「S’V’するといけないから、S’V’するのに備えて」という『否定目的』。(E-文第65回8番で紹介しています。)他に、lest S’ should V’やfor fear (that) S’ [助動詞] V’、for fear of V’ingなども「(S’)V’しないように」という意味を表すにも関わらず、否定語句を含みませんから注意が必要です。否定語句を含む場合なら、
    Take(V) a note(O) /so that you won’t forget(M).
のように節を含むもの。(so that S’ won’t/may not V’、in order that S’ won’t/may not V’で「S’V’しないために」という意味。)in order not to V’、so as not to V’のようにto不定詞を含むものなどがあります。
    
3. She(S) missed(V) the game(O) /due to her back injury(M).「背中のけがのため、彼女は試合に欠場した」
3番は『理由』、due to A「Aのために」という表現です。このような『理由』の表現は他にowing to A、on account of A、because of Aなどがあります。注意点としては、on account of A、because of Aの2つは補語(C)の位置には置かれないということです。
    
4. Now (that) you are a high school student(M), you(S) should take care of(V) yourself(O).「もう高校生なんだから、自分のことは自分でしなさい」
4番も『理由』の表現。E-文第64回3番で紹介した、now (that) S’V’「(今や)S’V’だから」という構文を用いています。これは、例えば
    Since you are a high school student, you should take care of yourself.
のように、理由を表す接続詞を用いて書くこともできますね。ちなみに、E-文第64回1〜2番でも述べましたが、because、since、as、forの違いは以下の通りです。
becauseは『原因や理由を新しい情報として明確に述べるとき』、sinceは『通常、相手(聞き手)も知っているだろうと原因や理由を述べるとき』、asは『漠然とした因果関係を表すとき』です。そして、forは文語的な表現なので、日常的にはほとんど使われません。

5. On condition (that) he doesn’t come(M), I(S) will go(V) /to the party(M).「彼が来ないのなら、パーティに行くよ」
on condition (that) S’V’「S’V’という条件で、もしS’V’ならば」という構文が使われているのが5番。『条件』を表す表現ですね。(conditionは「条件」という意味の単語です。)その条件の中身をthat節が述べています。5番ならば、「彼が来ない」ことが条件なんですね。
    If he doesn’t come(M), I(S) will go(V) /to the party(M).
と書けます。
このようなifの代用表現は、E-文第64回4〜5番で紹介しました。「S’V’としたら」という意味を表す、providing (that) S’V’、provided (that) S’V’、given (that) などがありましたね。

6. Suppose (that) “Wherever Door” was invented(M), where(M) would(Aux) you(S) like to go(V)?「どこでもドアが発明されたとしたら、どこに行きたいですか」
6番はsuppose (that) S’V’で「もしS’V’ならば」という意味を表す『条件』の構文ですが、E-文第64回5番で勉強しましたね。ちなみにsupposing (that) S’V’と書くこともできます。そして、supposeは「想像する、仮定する」という意味を表すことから想像できるかもしれませんが、これは仮定法とともに用いられることが多いという特徴をもっています。実際、6番も仮定法です。
If “Wherever Door” was invented(M), where(M) would(Aux) you(S) like to go(V)?
と書けるんですね。

7. Despite its price(M), he(S) bought(V) [the latest cell phone](O).「値段が高かったが、彼は最新の携帯電話を購入した」
今度は『譲歩』を表す表現。despite Aで「Aにも関わらず」という意味になります。(E-文第64回6番で紹介しました。)他に、in spite A、for all A、with all Aなども「Aにも関わらず」という譲歩の意味を表します。
また、7番ですが、
Though it was expensive(M), he(S) bought(V) [the latest cell phone](O).
    Expensive as it was(M), he(S) bought(V) [the latest cell phone](O).
などと書くこともできますね。

8. Whatever result it may be(M), I(S) will inform(V) you(O) /instantly(M).「どんな結果であれ、すぐにお伝えしますね」
8番はwhatever+[名詞]+S’V’「どんな[名詞]をS’V’しようとも」という複合関係形容詞を用いています。このような訳になるのは、whateverが副詞節を導くときですね。(名詞節を導くときはwhatever+[名詞]+ S’V’「S’V’するどんな[名詞]でも」。E-文第21回、第94回7〜9番で取り上げました。)この副詞節を導く複合関係形容詞whateverの書き換えは、以下のようになるんでしたね。
No matter what result it may be(M), I(S) will inform(V) you(O) /instantly(M).
    
9. No matter what may happen(M), I(S) won’t cry(V).「何が起きても泣かない」
9番は複合関係代名詞whatです。(副詞節を導くのでwhatever S’V’「何をS’V’しようとも」という意味になりますよ。)8番同様、9番は
        [3] Whatever may happen(M), I(S) won’t cry(V).
    と書き換えることができますし、E-文第90回7番で紹介した構文を用いれば、
        [4] Come what may(M), I(S) won’t cry(V).
    と書くことができます。さらに、無生物主語構文を用いれば
        [5] Nothing(S) can make(V) me(O) cry(C).
    と書けますね。ちなみに[5]はE-文第75回7番の英文です。

いかがでしたでしょうか。これまでにE-文で勉強した様々な文法表現が多々登場しましたね。これを機会に、学習が足りないなと感じた表現を含む単元のE-文を読み返してみてはどうでしょう。練習あるのみです。
 
(E-文 826<第97回>おわり。)文責;Mr. O
  
  
From 西宮校の部屋
  


2009年01月21日

Biological Stories<第49回>

第49回 砂糖と塩を区別できるか 【解答編3】


さて、前回、前前回と化学から離れていたので、今回は化学の話題を・・・。
解答編のほうをさらにどんどん進めていきましょう!!

(方法13)水に溶かして、浸透圧を較べる。

塩化ナトリウムの式量は23+35.5=58.5、それに対してショ糖の分子量は342です。
さらに塩化ナトリウムは水溶液中で電離して、1モルが2モル分浸透圧を上昇させる働きを持ちます。よって塩化ナトリウムはショ糖に較べて約11.7倍ほど浸透圧を上昇させる働きが強いと考えられます。
ですから、たとえば同じグラムずつ秤取って希薄水溶液を作り、半透膜で区切ったU字管に両水溶液を入れると…。
液面が上昇した方が食塩だと考えることが出来ます。


(方法14)ナメクジにかけてみる。(傷口に塗り込んでみる)

方法13と原理的には同じですが、半透膜やU字管を使わずに浸透圧の強弱を比較してみましょう。
ナメクジにかけてみるのです!(良いのでしょうか?)
食塩の方がナメクジから水を奪う力が強いので、きっと、早く溶けるはずです(多分)。
あまり試してみたくはないのですが、傷口に塗り込んだとき食塩の方がより痛く感じそうですね…(多分。でも試してみたくはないですね)。
 

(方法15)硝酸銀と反応させる

今度は、呈色反応です。
銀イオンはハロゲン化物イオンと共存すると、ハロゲン化銀となって沈殿する性質があります。ですから硝酸銀水溶液を滴下して白い濁りが生じる方が食塩、生じない方がショ糖です。


(方法16)インベルターゼやスクラーゼと反応させ、フェーリング反応

今度はショ糖の方で呈色反応を起こしてみましょう。
やっぱり糖といえばフェーリング反応ですよね。これで一発…。

ダメです!!

ショ糖はフェーリング反応では呈色しません。
フェーリング反応で呈色するのはグルコース、フルクトース、ガラクトースなどの単糖類…。
二糖類のショ糖ではダメです。何とかしなければ、何とかしなければ…。
おお、酵素でショ糖を単糖類二つに分解してしまえばいいのです。
これならフェーリング反応だってヘッチャラです。
ショ糖分解酵素を加えて充分な時間放置します。そのあと、フェーリング液を加えて加熱、赤い沈殿が見えたほうがショ糖ということになりますね。


(方法17)インベルターゼやスクラーゼと反応させ、銀鏡反応

ショ糖から単糖類を作ることが出来るのなら、単糖類を見分ける反応は全部利用可能になりますね。ということで、単糖類を見分ける定番反応その2、銀鏡反応です。

アンモニア性硝酸銀水溶液に方法15で作った液を加えて暖めると銀イオンが還元されて金属銀単体になり、容器の内壁に付着して鏡のように見えるようになります。


(方法18)沸点上昇
(方法19)凝固点降下

これは方法13と同様に考えます。
沸点上昇、凝固点降下、(浸透圧も)溶液の質量モル濃度に比例します。
ですから沸点上昇、凝固点降下とも浸透圧と同様に、塩化ナトリウムの方がショ糖より11.7倍ほど温度変化が大きいと考えられます。


今週も有効な方法を7つお届けしました。これで合計17ですね。
ちょっと微妙な方法も入っていますが、気にせず次回もどんどん行きましょう!
次回でアイデア切れは確実だと思います(苦笑)。
市道先生に原稿をお願いする準備を始めましょうか

(Biological Stories<第49回>終わり。文責:上田@生物)
 
 
From 住吉校の部屋
 

E-文 826<第95回>

E-文826
〜第95回「準動詞で書き換える」〜

こんにちは、Mr. Oです。今日からE-文最終単元、重要書き換え構文に入ります。今回は準動詞を用いた書き換え構文を扱います。

■準動詞
1. It seems your son is very interested in space shuttle.
「君の息子はスペースシャトルに非常に興味を抱いているみたいだね」
2. It is crucial that we should reduce emissions of carbon dioxide.
「二酸化炭素の排出を減らすことは極めて重要だ」
3. She still believes that my elder brother is younger than me.
「彼女は、私の兄は私より若いとまだ思っている」
4. Read aloud these sentences so that you can memorize them.
「覚えられるように、これらの文章を音読しましょうね」
5. I’m sure that you will pass the entrance examination.
「絶対入試に合格できるよ」
6. Do I still have possibility that I can get a good grade in this class?
「この授業で私がいい成績をとれる可能性は、まだあるでしょうか」
7. All I can do is (to) pray for you.
「私には、君のために祈ることくらいしかできない」
8. You have only to follow the direction.
「君は指示に従ってさえすればよい」
 

それでは解説です。今日のテーマは準動詞ですね(1〜8番)。準動詞とは、不定詞、分詞、動名詞のことでしたね。
1. It(S) seems(V) /your son is very interested in space shuttle(M).「君の息子はスペースシャトルに非常に興味を抱いているみたいだね」
1番はIt seems (that) S’V’「S’V’するように思える」という構文の書き換え。
    Your son(S) seems (to be)(V) very interested(C) /in space shuttle(M).
と書けますよ。ちなみにこのto beは省略可能です。
他に、seemの代わりにappearを用いることもありますが、appearの方が客観的なニュアンスを含むことはE-文第9回3番でも述べました。

2. It(仮S) is(V) crucial(C) [that we should reduce emissions of carbon dioxide](真S).「二酸化炭素の排出を減らすことは極めて重要だ」
    2番は形式主語構文。
It(仮S) is(V) crucial(C) [(for us) to reduce emissions of carbon dioxide](真S).
このようにto不定詞を用いて書き換えることができます。また、不定詞の意味上の主語は前置詞forを使って表すんでしたね。ただし、2番のように「一般の人々」を表す場合、省略することが多いです。

3. She(S) still believes(V) [that my elder brother is younger than me](O).「彼女は、私の兄は私より若いとまだ思っている」
3番は、接続詞thatの導く名詞節内を見てください。[that(M) my elder brother(S) is(V) younger(C) /than me(M)]となっています。つまり、my elder brother「私の兄」がyounger than me「私より若い」という主述関係がここにあるんですね。このような主述関係を表す方法、皆さんはよくご存知のはずです。そう、SVOCの第5文型ですね。
She(S) still believes(V) my elder brother(O) [(to be) younger than me](C).
と書くことができます。(to beは省略可能です。)このような書き換えができる動詞は、他にthink「考える」、consider「考える」、imagine「想像する」などがあります。
    
4. Read(V) /aloud(M) these sentences(O) /so that you can memorize them(M).「覚えられるように、これらの文章を音読しましょうね」
4番はso that S’V’「S’V’するために」という『目的』です。『目的』を例えば不定詞で表すこと、できますね。
        Read(V) /aloud(M) these sentences(O) /so as to memorize them(M).
        Read(V) /aloud(M) these sentences(O) /in order to memorize them(M).
    といった書き換えを思い出してください。

5. I’m(I(S) am) sure(V) [that you will pass the entrance examination](O).「絶対入試に合格できるよ」
5番の形もかなり馴染みあるモノになってきたのではないでしょうか。I’m sure of AのAに接続詞thatが導く名詞節を置き、前置詞ofが脱落した形でしたね。E-文第62回10番や第75回6番でも扱っています。5番は、that節を含んだ形なんですから、もちろんI’m sure of Aの形で書き換えることができます。
    I’m(I(S) am) sure of(V) [your passing the entrance examination](O).
となりますね。(be sure ofを句動詞と捉えています。)前置詞ofに続く形なので、動詞passは動名詞にし、動名詞や不定詞(などの準動詞)の意味上の主語は、その直前に置くのが原則なので、your passingとしているんですね。(意味上の主語は所有格(又は目的格)で書きます。E-文第10回1〜5番参照。)

6. Do(Aux) I(S) still have(V) [possibility that I can get a good grade in this class](O)?「この授業で私がいい成績をとれる可能性は、まだあるでしょうか」
6番は『同格』を示すthatが用いられています。つまり名詞のカタマリの意味は「この授業でいい成績がとれる」という「可能性」、なんですね。possibility「可能性」のような抽象名詞にthat節が続く形、つまり[抽象名詞]+that S’V’という構文がこの6番です。これは、
Do(Aux) I(S) still have(V) [possibility of getting a good grade in this class](O)?
というように、前置詞ofを用いたり、
Do(Aux) I(S) still have(V) [possibility to get a good grade in this class](O)?
というように、to不定詞を用いたりして書くこともできます。また、「私はまだもっていますか」と言っているので、わざわざ意味上の主語は書いていません。

7. [All I can do](S) is(V) [(to) pray for you.](C)「私には、君のために祈ることくらいしかできない」
名詞のカタマリをみると、[all (that(O)) I(S) can do(V)]というように、関係代名詞thatが省略されていることが分かります。All (that) S’ can do is (to) V’=S can only V’=S have no choice but to V’「S’はV’しかできない、V’するしかない」という意味を表す構文です。つまり、
    I(S) can only pray(V) /for you(M).
    I(S) have(V) [no choice but to pray for you](O).
といった書き換えができる、ということですね。ちなみに、7番はE-文第87回6番の英文ですよ。

8. You(S) have only to follow(V) the direction(O).「君は指示に従ってさえすればよい」
8番はS have only to V’=All (that) S’ have to do is (to) V’「S’はV’しさえすればよい」という構文ですから、
    [All you have to do](S) is(V) [(to) follow the direction](O).
と書けるんですね。

いかがでしたでしょうか。このような多様な書き換え表現をこれから紹介していきます。1つずつ、着実に覚えていきましょうね。それでは、また。
  
(E-文 826<第95回>おわり。)文責;Mr. O  
  
  
From 西宮校の部屋
  


お疲れさまでした!

 こんにちわ、松本孝です!(^^)

<高3生へ>
 週末のセンター試験お疲れさまでした!朝早いのが二日も続いたので、かなり疲れたのではないでしょうか?もう3日経って、疲れがとれた頃かと思いますので、私立・国公立に向けての勉強をがんばっていきましょう!!!(≧▽≦)b
 後、センターの結果を報告していない人は研伸館に報告に来てくださいね。直接来るのが難しいのであれば、ファックスでも構わないので、必ず結果を教えてください!待ってますよ(^0^)
 そして、センターの結果で色々悩んでいる人は必ず相談するようにして下さい。一人で悩んでいても仕方ないですからね、遠慮無く来て下さい。

<高1、2生へ>
 コース認定試験お疲れさまでしたv(^^)v以前も書きましたが、出来なかったと思われる単元は早急に復習するようにして下さいよ!!

 以上、松本孝でした〜♪

From 三田校の部屋

2009年01月20日

E-文 826<第94回>

E-文826
〜第94回「その他の関係詞」〜

こんにちは、Mr. Oです。前回は関係代名詞でしたから、今回は関係副詞・関係形容詞。そして複合関係詞も大まかに復習しておきましょう。

■関係副詞・関係形容詞
1. Is that (the reason) why he is mad?
「だから彼は怒っているの?」
2. The incident occurred (on the day) when my grandchild was born.
「孫が産まれた日、その事故は起こった」
3. I wonder if the day comes when a time machine will be invented.
「タイムマシンが発明される日がくるんだろうか」
4. He gathered what little courage he had.
「彼はなけなしの勇気を振り絞った」
5. I surprised her with a ring, when she had a full smile.
「私は彼女に指輪をプレゼントして驚かせた。そしてそのとき、彼女は満面の笑みを浮かべていた」
6. I may be very late tonight, in which case I will call you.
「今晩はかなり遅くなるかもしれないけれど、その場合は電話します」
複合関係詞
7. I will not be surprised whoever is invited.
「誰が招待されていても僕は驚かないよ」
8. Our boss believes whatever excuse he makes.
「上司は彼がする言い訳は何でも信じる」
9. However hard she tries, I don’t think she can finish the work in a day.
「どんなに一生懸命やっても、彼女がその仕事を1日で終えられるとは思わない」
 

それでは解説です。まず前半部は関係副詞・関係形容詞です(1〜6番)。ちなみに関係副詞はE-文第17回、関係形容詞は19回6〜8番で勉強しました。
1. Is(V) that(S) [(the reason) why he is mad](C)?「だから彼は怒っているの?」
1番は関係副詞whyを用いています。関係副詞であろうと、関係形容詞であろうと、考えるべき基本は同じ。関係詞節内の関係を考えることです。(ちなみに関係副詞の後ろには完全文が続きます。というのも、副詞は、SやO、Cといった要素にはならないからです。)さて、he is mad for the reasonという関係が見えたでしょうか。
つまり、1番は
  Is(V) that(S) [(the reason) for which he is mad](C)?
と書き換えることができるんですね。また、関係副詞whyは先行詞を含むことができますから、この先行詞the reasonは省略することも可能です。(ただし、関係副詞howは必ず先行詞を含むんでしたね。E-文第17回5番参照!)

2. The incident(S) occurred(V) /(on the day) when my grandchild was born(M).「孫が産まれた日、その事故は起こった」
2番は関係副詞whenです。先行詞はthe dayですね。(くれぐれもon the dayではないことに注意してください。)the incident occurred on the day「その事故は、その日に起こった」と、関係詞節内のmy grandchild was born on the day「孫はその日に生まれた」という関係が見えますね。ですから、
The incident(S) occurred(V) /on the day on which my grandchild was born(M).
と書くこともできます。
さて、関係副詞whenは先行詞を含むことができますから、先行詞を省略することができます。ただし、そのときon when my grandchild was bornと書かないように注意してください。on the dayというように前置詞を含めて省略します。つまり、関係副詞が導く節は1番のように名詞節になることもあれば、
    The incident(S) occurred(V) /when my grandchild was born(M).
このように副詞節になることもあるんです。

3. I(S) wonder(V) [if the day comes when a time machine will be invented](O)?「タイムマシンが発明される日がくるんだろうか」
名詞のカタマリを見てみましょう。the dayが主語、comesが動詞。では関係副詞whenの導く節はどうなるのでしょうか。whenの先行詞を考えれば分かります。先行詞はもちろん、the dayです。つまり、このwhenの導く節はthe dayを修飾する形容詞節になっているんですね。このように、先行詞と関係詞節が分離することもあります。

4. He(S) gathered(V) [what little courage he had](O).「彼はなけなしの勇気を振り絞った」
4番は関係形容詞whatです。関係形容詞whatは、what+[名詞]+S’V’でall the+[名詞]+that S’V’つまり「S’V’する全ての[名詞]」という意味を表すんでしたね。E-文第19回6〜7番で取り上げましたよ。そして、この「全ての」という意味を明確に表すためにlittleやfewをつけることがある。それが4番です。「彼がもっているすべての少ない勇気」、つまり「なけなしの勇気」ですね。

5. I(S) surprised(V) her(O) /with a ring(M), when(M’) she(S’) had(V’) a full smile(O’).「私は彼女に指輪をプレゼントして驚かせた。そしてそのとき、彼女は満面の笑みを浮かべていた」
5番は関係副詞whenの継続用法。E-文第18回5〜6番で紹介しました。関係詞節内にある、she had a full smile thenという関係が見えたでしょうか。つまり、この関係副詞whenは「指輪をプレゼントして驚かせた」ときを先行詞としているんです。
また、継続用法が用いられているとき、and「そして」、as「〜なので」、but「〜だが」などのような接続詞を補えば意味がつかみやすいんでしたね。5番ならば、
I(S) surprised(V) her(O) /with a ring(M), and then she(S’) had(V’) a full smile(O’).
と補えばいいんですね。

6. I(S) may be(V) very late(C) /tonight(M), in which case(M’) I(S’) will call(V’) you(O’).「今晩はかなり遅くなるかもしれないけれど、その場合は電話します」
6番も継続用法。接続詞but「〜だが」を補っています。E-文第19回8番の英文です。そして、このwhichは関係形容詞。I will call you in that caseという関係がみえますね。

後半部は複合関係詞です(7〜9番)。複合関係詞は、E-文第21回で詳しく取り上げていますから、そちらも見ておいてください。
7. I(S) will not be surprised(V) /whoever is invited(M).「誰が招待されていても僕は驚かないよ」
7番は複合関係代名詞whoeverが使われています。whoever((S) is invited(V)というように、この複合関係代名詞は主格ですね。7番のように副詞節を導くとき、whoever V’は「誰がV’しようとも」という意味になります。ちなみに名詞節を導くときは「V’する人は誰でも」という意味を表すんでしたね。

8. Our boss(S) believes(V) [whatever excuse he makes](O).「上司は彼がする言い訳は何でも信じる」
8番は複合関係形容詞whatever。そして、これが名詞節を導いています。名詞節を導くときはwhatever+[名詞]+(S’)V’は「(S’)V’するどんな[名詞]でも」、副詞節を導くときは「どんな[名詞]が(を)(S’)V’しようとも」という意味になります。

9. However hard she tries, I don’t think she can finish the work in a day.「どんなに一生懸命やっても、彼女がその仕事を1日で終えられるとは思わない」
複合関係副詞howeverを用いているのが9番。直後に形容詞(又は副詞)があるかないかで意味が異なるんでしたね。形容詞・副詞があるときは、however [形容詞/副詞] S'V’「どんなに[形容詞/副詞]にS'V'しようとも」、9番のようにhowever単独のときはhowever S’V’「どんなふうにS'V'しようとも」という意味を表します。このような複合関係詞の様々な意味は、E-文第21回に表でまとめてありますから、見ておいてもう1度頭で整理したいという人は見ておいてくださいね。

いかがでしたでしょうか。この単元はこれで終了。次回からいよいよ最終単元、重要書き換え構文です。それでは、また。  
  
(E-文 826<第94回>おわり。)文責;Mr. O  
  
  
From 西宮校の部屋
  

2009年01月19日

戦っていますか?

 
受験生のみなさん、戦っていますか? 時間をやり過ごしたり、必要以上に友達同士で傷のなめ合いをしたりで、無駄な時間を費やしたりして、要するに、現実と向き合うことを避けて、逃避していませんか? 
自分の自己採点を目の当たりにして、現実から逃げずに、これからを考え、そして、努力をし続け、ある意味戦い続ける時期です。精神力の強さが必要になってくる時期です。決して戦意喪失をせず、最後まで真剣勝負で戦い抜きましょう。必ずチャンスは見えてきます。
  
*センター試験の自己採点結果は研伸館にも報告してください。

From 受験の部屋

E-文 826<第93回>

E-文826
〜第93回「注意すべき関係代名詞の用法」〜

こんにちは、Mr. Oです。今日は関係代名詞にスポットを当てます。(E-文第16、18回でも勉強しました。)ここまできた皆さんなら、関係代名詞はかなりモノにしているはず。しかし何か見落としている用法がありませんか。注意すべき用法を取り上げていきましょう。

■関係代名詞
1. The book is not written in the language with which I am familiar.
「その本は私が親しんでいる言語では書かれていない」
2. She bought many books, some of which I had already read.
「彼女は本をたくさん買った。そのうちの何冊かは、私はすでに読んだことがあるものだ」
3. Thank you for the care with which you have prepared for this presentation.
「今回の発表のために入念に準備してくれてありがとう」
4. Dr. Sallie is the person I think is the best to ask to write your recommendation.
「サリー教授が、君が推薦書を書いてもらえるよう頼むべき最適の人だと思う」
5. In those days, he had no house in which to live.
「その当時、彼は住む家がなかった」
6. Can you introduce someone you know who is interested in music?
「誰か知り合いで音楽に興味がある人を紹介してくれない?」
7. He is not the man he used to be.
「彼はかつての彼ではない」
8. Is this the most expensive wine (that) there is in this shop?
「これが、このお店にある1番高いワインなのかい」
 

それでは解説です。今日は関係代名詞(1〜8番)。
関係代名詞の基本はE-文第16、18回で復習しておいてください。関係代名詞の格(who、whose、whomなど)や制限用法、継続用法の違いなど扱っていますからね。
1. The book(S) is not written(V) /in the language with which I am familiar(M).「その本は私が親しんでいる言語では書かれていない」
1番は関係代名詞whichが用いられています。さて、関係詞を考えるときは、[先行詞+関係詞節]という名詞のカタマリを見つけることが大切なんでしたね。1番ならば、[the language /with which(M) I(S) am(V) familiar(C)]という名詞のカタマリが前置詞inの目的語になっています。(ちなみにfamiliarはbe familiar with Aで「Aに精通している」という意味を表します。)
1番は次のように書くこともできますね。
[1] The book(S) is not written(V) /in the language which I am familiar with(M).
この形の方が明確に分かるかもしれませんが、関係代名詞の後ろには欠落分が続くことも特徴でした。(be familiar withにおける、前置詞withの目的語が欠落しています。)I am familiar with the languageという関係がありますね。ちなみに[1]は、関係代名詞whichを省略することができます。
[2] The book(S) is not written(V) /in the language I am familiar with(M).
ただし、1番のように前置詞+関係代名詞の形のときは、関係代名詞を省略することはできません。さらに、[1]は関係代名詞thatを使って書くことも可能です。
[3] The book(S) is not written(V) /in the language that I am familiar with(M).
[3]のようになりますね。ただし、1番の英文で関係代名詞whichをthatになおすことはできません。(the language that which 〜とはならない、といことです。)関係代名詞の直前に前置詞を置くときは、関係代名詞thatは使えない。覚えておいてください。
    
2. She(S) bought(V) many books(O), some of which(O’) I(S’) had already read(V’).「彼女は本をたくさん買った。そのうちの何冊かは、私はすでに読んだことがあるものだ」
2番は関係代名詞の継続用法(又は非制限用法)です。継続用法についてはE-文第18回を参照してくださいね。1番の先行詞は前置詞+関係代名詞(with which)の直前にあった名詞(the language)でした。しかし、2番の先行詞はsome of whichの前にあるmany booksです。1番同様、前置詞+関係代名詞の直前にあるsomeが先行詞、ではないですからね。I had already read some of the booksという関係があります。このように、関係代名詞の導く関係詞節内にどのような関係があるかを考えるようにすれば、先行詞を間違うことはありません。

3. Thank(V) you(O) /for the care with which you have prepared for this presentation(M).「今回の発表のために入念に準備してくれてありがとう」
名詞のカタマリは[the care /with which(M) you(S) have prepared(V) /for this presentation(M)]です。先行詞はthe care、つまり、you have prepared for this presentation with (the) careという関係がある、ということです。ここでwith+[抽象名詞]は副詞の働きをすることを思い出してもらえましたか。(E-文第44回7番で勉強しましたよ。)with careならば、carefully「注意深く」という副詞の意味を表します。これも、関係詞節内にある関係(3番ならばyou have prepared for this presentation with (the) care)が見えれば、「入念に準備した」ことと、その「入念さ」に感謝していることが分かりますね。

4. Dr. Sallie(S) is(V) [the person I think is the best to ask to write your recommendation](C).「サリー教授が、君が推薦書を書いてもらえるよう頼むべき最適の人だと思う」
4番は名詞節内の構造をみてみましょう。[the person (who(S)) /I think/(M) is(V) the best(C) /to ask to write your recommendation(M)]というように、関係代名詞whoが省略されていること、I thinkが挿入されていることに気づいたでしょうか。(このように関係詞節内に挿入が含まれる形を連鎖関係詞と呼びました。E-文第16回5番、第87回9番でも取り上げましたよ。)
4番で注目すべきは、関係代名詞who(つまり主格)が省略されている、ということです。通常省略される関係代名詞は、その関係代名詞が目的語(又は補語)であるときでしたね。しかし、4番のように連鎖関係詞においては、主格の関係代名詞も省略することができます。

5. In those days(M), he(S) had(V) [no house in which to live](O).「その当時、彼は住む家がなかった」
5番は、E-文第92回4番のような形です。(このときは疑問詞+to V’でしたが、今回は関係詞+to V’の形ですよ。)つまり、5番の名詞のカタマリは、[no house in which I should live]と考えれば意味がつかみやすいんですね。そして、I should live in the house(いまはno house、つまり住む家がなかったんですが)という関係があります。このように、前置詞+関係詞+to V’という形になるものもあります。

6. Can(Aux) you(S) introduce(V) [someone (that) you know who is interested in music](O)?「誰か知り合いで音楽に興味がある人を紹介してくれない?」
6番は二重限定と呼ばれる用法です。関係代名詞thatと、もう1つの関係代名詞whoの先行詞がどちらもsomeoneになっています。you know someoneとsomeone is interested in musicという関係があります。つまり、「誰か」は「私の知り合い」であり、そんな知り合いの中で「音楽に興味がある人」というように、二重に先行詞someoneを限定しているんです。
このような二重限定において、1つ目の関係代名詞は省略されることが多いです。

7. He(S) is not(V) [the man (that) he used to be](C).「彼はかつての彼ではない」
これはE-文第16回11番の英文です。省略されている関係代名詞、見抜けましたか。名詞のカタマリをみると、[the man (that(C)) he(S) used to be(V)]となっています。he used to be the manという関係ですね。このように、(人の職業や性格を表す)先行詞が補語になるとき、関係代名詞thatが用いられ、通常省略されます。
    
8. Is(V) this(S) [the most expensive wine (that) there is in this shop](C)?「これが、このお店にある1番高いワインなのかい」
最後、8番もまた名詞のカタマリをまずは見ましょう。[the most expensive wine (that)(S) there(M) is(V) /in this shop(M)]です。関係詞節内にthere VS構文がありますね。このように、関係代名詞が、関係詞節内でthere VS構文の主語になっているとき、その関係代名詞は(主格であるにも関わらず)省略することができます。

いかがでしたでしょうか。関係代名詞の後ろに続く欠落文に気づくこと、関係詞節内にある関係を考えること、などといった基本をまずは忠実に守ること。多様な用法を会得するための最短ルートは、やはりその基本に従うことです。それでは、また。
 
(E-文 826<第93回>おわり。)文責;Mr. O
  
  
From 西宮校の部屋
 

新年度募集開始しました

研伸館の新年度は3月スタートです。
  
昨日より、授業時に新年度3月からの時間割を配布開始しています。
  
また、研伸館への入学選抜試験の受付もスタートしました。
  
研伸館に入学を希望する友達には一声かけておいてください。
(年度途中からより、最初からいてくれた方がしっかり実力をつけることができるので、入学希望者には是非とも年度当初から校内生として授業をうけてほしいと思っています。)
   
なお、2月にオープンキャンパスが実施されますので、志望大学の入試科目に関しては必ず授業を体験しておいてください。
  
  
From 研伸館からのお知らせ

2009年01月18日

受験生のみなさん

受験生のみなさん
  
センター試験が終了しました。 
 
関西の私大入試も目前にせまっています。
  
現在は、もっとも集中して勉強する時期です。
  
とくにセンター試験を受験した国公立第一志望の受験生のみなさんは、
  
これから10日間ほど、もっとも不安と向き合う時期になります。
  
センター試験の結果はどうだったか、出願校をどこにするか、二次試験対策をどうするか・・・・
  
もっとも陥りやすい精神状態は「センター試験のリサーチがでて出願校を決めなければ勉強できない」+「自分の失敗した科目について自分は大丈夫なのか」
  
ということです。
  
しかし、ここで10日間ほど右往左往することは、二次試験で「挽回」「逃げ切り」などいずれにしても「得点力」をつけることにとって大きな痛手です。
  
人間は、先のことに対しての感受性が甘くなります。(この場合の先のこと=私大・二次試験での問題に対する対応力)
  
だけど、みなさんが一番考えないといけないのは、二次試験や併願の私大での得点力です。
  
リサーチの判定ではありません。リサーチの判定は、判定がでたときに、十分検討すればよいことです。
  
この数日の間に、単語を覚える、模試の復習をする、過去問に取り組む、など、やるべきことを早くすすめてください。
  
そして、家にこもって部屋にこもって勉強が手につかなければ、研伸館の自習室で刺激を受けて一歩でも前に進んでください。
    
不安があれば、各校の進学アドバイザーや講師に相談してください。ただし、長すぎる相談は、時間の無駄になる可能性があるので、すぐに頭を切り換えて最後の追い込みに入ってください。

出願校の相談は、リサーチがでてからがベストのタイミングです。
  
*現役生の勝負はこれからです。これからが本番。これからがもっとも大切。

一般の入試はリサーチ(や模試)の判定(=中間可能性予測)ではなく、本番での総合得点で決まります。総合得点で夢を実現できるよう、できることに精一杯取り組んでください。
    
  
From 受験の部屋

E-文 826<第92回>

E-文826
〜第92回「[疑問詞]+(S’)V’」〜

こんにちは、Mr. Oです。今日は疑問詞を用いた構文の中の、間接疑問文を取り上げます。E-文第58回4〜5番などで1度勉強していますけどね。基本は、[疑問詞]+(S’)V’という形です。

■間接疑問文
1. Can you tell which picture is real?
「どっちの写真が本物か区別できますか」
2. I don’t know how long I can hold my breath.
「どのくらいの間、息を止められるか分からない」
3. They discussed in what way we should battle against global warming.
「彼らは、どのように地球温暖化と戦うべきかについて議論した」
4. In the U.S., I learned how to enjoy tea ceremony.
「僕は茶道の楽しみ方をアメリカで学んだんだ」
5. You should think of what to do in an emergency.
「緊急時にどうすべきか考えておくべきだよ」
6. How many times do you guess we blink in a day?
「私たちは1日に何回瞬きすると思いますか」


それでは解説です。間接疑問文(1〜5番)ですね。
1. Can(Aux) you(S) tell(V) [which picture is real](O)?「どっちの写真が本物か区別できますか」
名詞節内の構造を見てみましょう。[which picture(S) is(V) real(C)]となっています。このwhichはpictureを修飾する、疑問形容詞なんですね。「どっちの写真」というように、制限された中から「どっち(又はどれ)」と選ばせています。それに対して、疑問形容詞whatを用いてwhat picture「どの写真」と述べた場合、無制限の中から答えさせる、という違いが出ます。(E-文第58回3番でも説明しましたよ。)
さて、間接疑問文は[疑問詞]+(S’)V’という形をとって名詞節を作ります。1番ならば、その名詞節が目的語になっていますね。ここで(S’)というようにカッコで括られているのは、1番のようなケースがあるからです。つまり、疑問詞(のカタマリ)が主語の役割を果たすケースです。このときは、もちろん疑問詞(のカタマリ)の後ろに主語は置きませんね。

2. I(S) don’t know(V) [how long I can hold my breath](O).「どのくらいの間、息を止められるか分からない」
1番と同様、名詞節内の構造を見ますね。[how long(M) I(S) can hold(V) my breath(O)]です。how longという疑問詞のカタマリが副詞として機能していますから、その後ろにはI can hold my breathというS’V’〜の形(より正確に言うと完全文)が置かれています。
さて、疑問詞howの表す意味ですが、how単独で用いられるのと、how+[形容詞]/[副詞]という形で用いられるのとで、異なりましたね。前者が『手段(どのように)』や『様態(どのような)』、後者が『程度(どのくらい)』を表します。(E-文第58回2番でも紹介しています。)2番では、longという形容詞がありますから、『程度』で訳せばいいんですね。「どのくらいの長さ」と聞いている英文です。

3. They(S) discussed(V) [in what way we should battle against global warming](O).「彼らは、どのように地球温暖化と戦うべきかについて議論した」
名詞節内は、[in what way(M) we(S) should battle(V) /against global warming(M)]です。in what way「どのように」のように、疑問詞が前置詞を伴って名詞節を導くこともあります。

4. You(S) should think of(V) [what to do in an emergency](O).「緊急時にどうすべきか考えておくべきだよ」
    4番は[疑問詞]+to V’という形ですが、これは
        You(S) should think of(V) [what you should do in an emergency](O).
と書けば意味が分かりやすいでしょう。他にもたとえば、when to start「いつ出発すべきか」、where to go「どこに行くべきか」なども同様に考えてください。

5. In the U.S.(M), I(S) learned(V) [how to enjoy tea ceremony](O).「僕は茶道の楽しみ方をアメリカで学んだんだ」
5番も[疑問詞]+to V’ですが、4番のように「茶道をどのように楽しむべきか」よりは「楽しみ方」と訳した方が自然ですね。[the way to enjoy tea ceremony]と同意だと考えてください。

6. [How many times](O) do(Aux) you(S) guess(V) [we blink in a day](O)?「私たちは1日に何回瞬きすると思いますか」
6番は英文こそ異なりますが、まさにE-文第58回5番の形ですね。Yes/Noを聞いているのではなく、「何回」という答えを聞いています。ちなみに、6番のhow many timesも2番同様『程度』を表していますよ。「どのくらい多くの回数」と聞いています。
また、
Can(Aux) you(S) guess(V) [how many times we blink in a day](O)?「私たちは1日に何回瞬きするか、分かりますか」
という疑問文になった場合は、もちろんYes/Noで答えればいいんですよ。

いかがでしたでしょうか。間接疑問文は、皆さんの質問力の幅を広げてくれるとても便利なもの。おろそかにはできませんよ。それでは、また。
 
(E-文 826<第92回>おわり。)文責;Mr. O
 
 
From 西宮校の部屋

2009年01月17日

百里の道は九十九里をもって半ばとす


--百里の道は九十九里をもって半ばとす--高田好胤--
  
    
センター試験はじまりました。
  
本日だけではなく明日2日間にもいろんなドラマがあると思います。もしかしたら思い通りにいかないこともあるかと思います。しかし、入試は総合力です。1回の裏に得点を許しても、5回の表に逆転することもできるだろうし、その逆もあり得ます。
   
一つだけいえることは、感情的な問題であきらめてしまわないことです。最後の最後まで、きちんと問題と向き合って、全力を尽くしてください。
  
そして、最後の教科の最後の問題を解き終えて、見直しを何度もしてチャイムが鳴るまで気を抜かずに、しかも、緊張に負けることなく、集中力を持続させることが大事です。
   
九十九里をもって百里の道の半ばとしてください。
(百里の道も九十九里来たところで安心するのではなく、そこから最後の一里をあと半分もあるくらいのつもりでいかないといけない・・・つまり「詰め」が大事ということ)  
  
  
From 受験の部屋
  
追伸:一日目が終わって、研伸館の先生に、問題の難易度や解答を聞いても、教えてくれません! 二日目に向けて、しっかりと準備を行ってください! (日曜日の朝刊<センター試験関連の記事>を見ないこと!

E-文 826<第91回>

E-文826
〜第91回「多様な用法をもつthat」〜

こんにちは、Mr. Oです。今日から新しい単元、that・疑問詞を用いる構文に入ります。新単元とはいえ、これまでに学んだことを、これまでとは別のまとめ方をしているだけですので、目新しさはほとんどないはずです。

■thatの用法
1. She was the first person that came to my mind.
「彼女が1番最初に頭に浮かんだ人だ」 
2. The last time that I saw him, he looked good.
「私が前に会ったとき、彼は元気そうだった」
3. The trouble is that we have no money.
「困ったことにお金がないんだ」
4. I knew that you would come.
「君は来ると思っていたよ」
5. It was such beautiful scenery that I couldn’t say a word.
「とても美しい景色だったので、声が出なかった」
6. He is proud that his son made a huge decision.
「彼は息子が大きな決断をくだしたことを誇りに思っている」
7. She has a belief that human nature is fundamentally good.
「彼女は、人は根本的には善人だという考えを持っている」
8. It is vital we have a clear understanding of this point.
「この点を明確に把握しておくことが極めて重用だ」
9. Is it me you want to see?
「君が会いたいのは僕かい?」
10. Chances are, he will be transferred to Thai office.
「彼はおそらくタイ支社に転勤するだろう」
11. The book we have written together is going to be published next week.
「私たちが共著した本は来週出版される予定だ」
12. There is nothing can stop me now.
「いま僕を止められるものは何もない」


それでは解説です。今日はthatの用法にテーマを絞ります(1〜12番)。
1. She(S) was(V) [the first person that came to my mind](C).「彼女が1番最初に頭に浮かんだ人だ」
thatは代名詞、形容詞、副詞の他に、関係詞や接続詞といった用法をもちますが、今日は関係詞及び接続詞の用法に焦点をあてますね。まず1番は関係詞thatです。(関係代名詞thatに関してはE-文第16回8〜12番で勉強しています。)1番のように『先行詞に形容詞の最上級、first、onlyなどの限定語がついている』場合、関係詞thatが好まれるんでしたね。他にも『先行詞が人+物・動物である』場合や『先行詞がwho、whichなどの疑問詞である』場合など、E-文第16回にまとめてあるので、理解に不安のある人は是非見てみてください。
名詞節内の構造、念のために見ておきますね。[the first person that(S) came(V) /to my mind(M)]となっています。このように、関係代名詞が用いられたときは、その関係代名詞が導く節は欠落文になっていることも、あわせて思い出してくださいね。
    
2. The last time that I saw him/(M), he(S) looked(V) good(C).「私が前に会ったとき、彼は元気そうだった」
2番は違和感を覚えた人もいるでしょう。というのも、副詞節をみるとthe last time that(M) I(S) saw(V) him(O)となっており、thatが導く節が完全文となっています。つまり、このthatは関係代名詞ではないんですね。実はこのthat、関係副詞であり、I(S) saw(V) him(O) /(at) the last time(M)という関係があります。(atはよく省略されます。)このthatの代わりに、関係副詞whenを用いることも勿論可能です。むしろ、thatが関係副詞として使われるときは通常省略されるので、あまりお目にかかりません。

3. The trouble(S) is(V) [that we have no money](C).「困ったことにお金がないんだ」
The trouble is that S’V’「困ったことにS’V’」という構文、覚えていますか。E-文第62回5番で紹介しました。このように、thatが導く名詞節は補語になれるんですね。(もちろん主語、目的語にもなれますよ。)
The point is that S’V’「要するにS’V’」やThe fact is that S’V’「実はS’V’」などといった構文がありました。

4. I(S) knew(V) [that you would come](O).「君は来ると思っていたよ」
4番のように、thatが導く名詞節はもちろん目的語にもなれます。これは、伝聞思考・推量に語句とともに通常用いられます。たとえばhear「聞く」、know「知る」、think「思う」などです。

5. It(S) was(V) such beautiful scenery(C) /that I couldn’t say a word(M).「とても美しい景色だったので、声が出なかった」
5番はsuch (a/an) [形容詞]+[名詞] that S’V’「とても〜なのでS’V’する」又は「S’V’するほど〜だ」という構文です。ここでscenery「景色」は不可算名詞なので、aやanといった冠詞は置きません。ちなみに5番は、so [形容詞]/[副詞] that S’V’という構文を使えば、
    The scenery(S) was(V) so beautiful(C) /that I couldn’t say a word(M).
などと書くことができますね。

6. He(S) is(V) proud(C) [that his son made a huge decision](M).「彼は息子が大きな決断をくだしたことを誇りに思っている」
6番はbe proud of A「Aを誇りに思う」のAにthatが導く名詞節が置かれて、前置詞ofが脱落している形です。sure「確信する」やaware「気づいている」なども同様に、thatが導く名詞節を置く場合は前置詞が脱落します。E-文第62回10番で勉強したことですね。

7. She(S) has(V) [a belief that human nature is fundamentally good](O).「彼女は、人は根本的には善人だという考えを持っている」
7番は同格のthat。E-文第81回6番でも紹介しました。belief「考え」の具体的な内容がhuman nature(S) is(V) fundamentally good(C)「人は根本的には善人だ」ということですね。具体→抽象の論理です。
他にもfact「事実」やrumor「うわさ」、conclusion「結論」なども同格のthatをとることができます。
    
8. It(仮S) is(V) vital(C) [we have a clear understanding of this point](真S).「この点を明確に把握しておくことが極めて重用だ」
    8〜12番は省略されるthatを紹介しましょう。
It(仮S) is(V) vital(C) [that we have a clear understanding of this point](真S).
thatを省略しないで書くと、このような英文になります。形式主語構文(E-文第68〜69回のテーマでした)ですね。このように、形式主語構文のthatは省略することができます。

9. Is(V) it(S) me(C) /you want to see(M)?「君が会いたいのは僕かい?」
    9番は、thatを省略しないで書くと
        Is(V) it(S) me(C) /that you want to see(M)?
となります。つまり、これは強調構文です。(形式主語構文と強調構文の見分け方については、E-文第71回2番参照!)このような強調構文のthatもまた、省略することができます。

10. Chances(S) are(V), [he will be transferred to Thai office](C).「彼はおそらくタイ支社に転勤するだろう」
10番は、3番のようにthatが導く名詞節が補語になるケースです。(The) chances are that S’V’「おそらくS’V’」という構文です。このthatも省略することができますが、このとき10番のようにコンマを置くことが多い、という特徴があります。
    
11. [The book we have written together](S) is going to be published(V) /next week(M).「私たちが共著した本は来週出版される予定だ」
    11番は関係代名詞のthatです。
[The book that we have written together](S) is going to be published(V) /next week(M).
名詞節内の構造をみると、[The book that(O) we(S) have written(V) /together(M)]となっていますね。関係代名詞の導く節は、やはり欠落しています。(他動詞writeの目的語が欠落していますね。)
このように、関係代名詞thatの目的格(又は補語格)は省略することができますが、主格は通常省略することができません。

12. There(M) is(V) [nothing can stop me now](S).「いま僕を止められるものは何もない」
例外的に、関係代名詞thatが主格であるにも関わらず省略することができるケース。それが12番です。
    There(M) is(V) [nothing that can stop me now](S).
というのが省略していない形であり、名詞節内の構造をみると[nothing that(S) can stop(V) me(O) /now(M)]となっています。関係代名詞thatが主格として機能していますね。
このように、関係代名詞thatの導く関係詞節が、there構文の主語を先行詞とするとき、関係代名詞thatが主格のときでも省略できます。

いかがでしたでしょうか。thatは多様な用法をもっているため、混同している人が多いかもしれません。しっかり復習・復唱し、使いこなせるようにしましょう。それでは、また。
  
(E-文 826<第91回>おわり。)文責;Mr. O
  
  
From 西宮校の部屋  
  


2009年01月16日

E-文 826<第90回>

E-文826
〜第90回「欠落と似て非なるもの」〜

こんにちは、Mr. Oです。今日のテーマは前方移動倒置という、まさに『移動』することによって見かけ上欠落しているように感じてしまうものを扱います。『何が移動しているのか』をきちんと理解し、最終的には欠落しておらず完結した文だと感じられるようになりましょう。

■前方移動倒置
1. The more I know her, the more I like her.
「彼女を知れば知るほど、好きになる」
2. Wasabi I like, but mustard I dislike.
「わさびは好きだけれど、からしは好きじゃない」
3. Not a single word did they say to me.
「彼らは、私にひと言も話さなかった」
4. Unbelievable as it may be, it is true.
「信じられないかもしれないが、それは本当だ」
5. Boy as he was, he accomplished a great feat.
「彼は幼かったが、偉業を成し遂げた」
6. Humid as it is, see to it that the food won’t go bad.
「湿気ているので、食べ物が腐らないように注意してね」
7. Say what you will, I think he is the best cook.
「君が何を言おうとも、僕は彼が最高の料理人だと思う」
 

それでは解説です。今日は前方移動倒置です(1〜7番)。
1. The more I know her(M), the more(M) I(S) like(V) her(O).「彼女を知れば知るほど、好きになる」
1番は、the+比較級, the+比較級「〜すればするほど…」という構文です。(異なる英文ですが、この構文はE-文第24回4番でも紹介しました。)1つめのtheは関係副詞「どれだけ」(=by how much)、2つめのtheは副詞「それだけいっそう」(=by so much)です。
さて、この1番、副詞節内はI know her the moreという関係、主節内はI like her the moreという関係がそれぞれあります。このthe+比較級がそれぞれの節の頭に移動した形なので、意味がつかみにくい場合は移動する前の形を考えましょうね。


2. Wasabi(O) I(S) like(V), but mustard(O) I(S) dislike(V).「わさびは好きだけれど、からしは好きじゃない」
2番はE-文第77回5番の英文です。1番と同様に考えれば意味がつかめますね。I like wasabiと、I dislike mustardの関係があり、それぞれ目的語であるwasabiとmustardが頭に移動した形です。これをSVO→OSVという倒置として紹介しました。見かけ上likeやdislikeという他動詞の目的語がないように思えますが、移動しているだけですね。欠落していません。このように、欠落しているのではなく、これで完結した文であると感じられるようになることが、大切です。

3. Not a single word(O) did(Aux) they(S) say(V) /to me(M).「彼らは、私にひと言も話さなかった」
    3番も
        They(S) said(V) not a single word(O) /to me(M).
という英文の目的語が文頭に移動している形(倒置)ですが、2番とは異なっていますね。did they sayというように、疑問文の形になっています。このように否定語を伴うものが文頭に移動したとき、倒置が起こり、疑問文の形になるんでしたね。E-文第33回5〜8番で勉強しました。
これも他動詞sayの目的語が足りないように感じるかもしれませんが、文頭に移動しているだけです。

4. Unbelievable as it may be(M), it(S) is(V) true(C).「信じられないかもしれないが、それは本当だ」
4番はX as S’V’という形で『譲歩(〜だけれども)』を表す構文です。As(M) it(S) may be(V) unbelievable(C), 〜という形の補語が文頭に移動している、と考えることもできますし、Being unbelievable as it may be, 〜という分詞構文のbeingが省略された形と考えることもできます。しかし大切なのは、unbelievable「信じられない」が、it is true「それは本当だ」という意味の繋がりがあること。そして、unbelievable as it may beという形は欠落していない、と感じられることです。

5. Boy as he was(M), he(S) accomplished(V) a great feat(O).「彼は幼かったが、偉業を成し遂げた」
5番も同様の構文ですね。やはり『譲歩』の意味を表しています。ここで、boyという名詞にはaなどの冠詞がつきますが、この構文をとったときは冠詞がつきません。(boyという名詞が形容詞的に働くからです。)
ちなみに、boy「少年」のニュアンスを汲み取り、「彼は幼かったが」と意訳しています。

6. Humid as it is(M), see to(V) it(仮O) [that the food won’t go bad](真O).「湿気ているので、食べ物が腐らないように注意してね」
6番も4〜5番と同じ構文を使っていますが、『譲歩』の意味を表していません。実は、X as S’V’という形は『理由(〜なので)』を表すこともできるんです。これは、文脈によって使い分けるしかありません。副詞節と主節の関係が順接ならば『理由』、逆接ならば『譲歩』です。6番ならば、「湿気ている」のと、「食べ物が腐らないように注意する」のは順接関係にありますから、『理由』で表すのが適切ですね。
    
7. Say what you will(M), I(S) think(V) [he is the best cook](O).「君が何を言おうとも、僕は彼が最高の料理人だと思う」
最後、7番は次のように書けば意味がつかみやすいでしょう。
        Whatever you may say(M), I(S) think(V) [he is the best cook](O).
say what you willで「君が何を言おうとも」という意味を表す構文です。他に、come what may「何が起きようとも」という構文もあり、whatever may comeと書き換えられます。
やはり、say what you willという形で完結した節になっており、欠落していると感じるようではまだ復唱が足りません。

いかがでしたでしょうか。これらの英文を見て違和感を覚えないようになるまで、復唱し続けるようにしましょう。次回からは新単元、that・疑問詞を用いる構文に入ります。それでは、また。
  
(E-文 826<第90回>おわり。)文責;Mr. O
 
 
From 西宮校の部屋
 

2009年01月15日

本年2回目です。

 こんにちわ、松本孝です。(^^)

 ここ数日雪がちらついたりして、寒い日が続きますね〜(>_<)風邪予防は万全ですか?

<高1,2生へ>
 コース認定試験お疲れさまでした!各自手応えはどうでしたか?「良く出来た!!」という人もいれば「もっと早くしておくべきだった。。。」と後悔している人もいるでしょう。新学年の授業が始まるまでに、今回の試験で出来なかった単元の復習をたっぷりしておくようにしましょう!!「まだ1ヶ月半あるから大丈夫」と思っていたら、あっという間です!今すぐ始めるようにしましょう!!

<高3生へ>
 いよいよ、明後日土曜日からセンター試験が始まりますね(^^)色んな人から言われていると思いますが、今までやってきたことを信じて試験本番を迎えましょう!あまり緊張しすぎてはいけませんよ(◎-◎)ノ
 そして、皆さんに一言。

「やれば出来る!!!」
 健闘を祈ります!!0(≧▽≦)0

 以上、松本孝でした〜♪

From 三田校の部屋

E-文 826<第89回>

E-文826 
〜第89回「目的語を主語に、を思い出そう」〜

こんにちは、Mr. Oです。今日は受動態。前回同様、見かけ上、あるべき語句がなく、欠落しているように見える人は、まだまだ修行不足。受動態感覚をしかと身につけてください。

■受動態
1. Your ticket has been paid for.
「君のチケットの支払いは済んでいるよ」
2. In this study, our main attention is paid to the orbit of a comet.
「この研究では、彗星の軌道に主に焦点をあてている」
3. Little use is made of this data at present.
「現在このデータはほとんど利用されていない」
4. I was told that the ceremony would start at 3pm.
「式典は午後3時に始まるそうだ」
5. Please be informed that next meeting will take place on November 19th.
「次の会議は11月19日に行われることをお知らせ致します」
6. Bob must have been made to say so.
「ボブはそう言わされたにちがいない」
7. She was thought to have got involved in the accident.
「彼女はその事故に巻き込まれたと思われていた」


それでは解説です。受動態ですね(1〜7番)。
1. Your ticket(S) has been paid for(V).「君のチケットの支払いは済んでいるよ」
まずは句動詞の受動態です。pay for Aで「Aの代金を支払う」という意味になります。後ろに目的語ではなく前置詞をとっているので、このpayは自動詞です。さらに、文末がforという前置詞で終わっており、見かけ上目的語が欠落しているように見えるかもしれません。しかし、能動態を考えてみてください。能動態は(動作主がI(私)だとすると)
I(S) have paid for(V) your ticket(O).「僕が君のチケットの代金を支払ったんだ」
となります。pay forをひとカタマリの動詞(句動詞ですね。E-文第6回23〜25番参照。)としてとらえれば、Aはその動詞のカタマリの目的語ととらえることができます。あとは、能動態の『目的語を主語に』すれば1番の受動態の完成ですね。(この原則、E-文第6回で勉強しましたよ。)
このように、受動態は、能動態の文の『目的語を主語に』置く、という原則に基づいて態そのものが変化しているので、1番の形で完結しているんです。

2. In this study(M), our main attention(S) is paid(V) /to the orbit of a comet(M).「この研究では、彗星の軌道に主に焦点をあてている」
2番もまた句動詞の受動態ですが、1番と少し異なります。pay attention to A「Aに注意を払う」という句動詞を用いています。しかし、この句動詞は句動詞と考えなかった場合、pay(V) attention(O) /to A(M)というように、名詞を含んでいますね。つまり、句動詞と捉えるときと、句動詞でないと捉えるときとで、目的語が異なるんです。
目的語が異なるということは、2通りの受動態が作れるということです。念のため、能動態の文を書いておきましょう。
[1] In this study(M), we(S) pay our main attention to(V) the orbit of a comet(O).
[2] In this study(M), we(S) pay(V) our main attention(O) /to the orbit of a comet(M).
ここで、[1]は句動詞と捉えるとき、[2]は句動詞でないと捉えるときの文構造を表記しています。2番は[2]を受動態に書き換えたものなんですね。payとtoの間に何かが足りないように見えるかもしれません。やはり能動態の形を考えましょう。pay(V) our main attention(O) /to A(M)のour main attentionがpayの目的語だと考えた場合(句動詞でないと考えるということです)、その目的語が主語の位置に置かれた形になっている、ということですね。
ちなみに、[1]を受動態に書き換えると、
In this study(M), the orbit of a comet(S) is paid our main attention to(V).
となります。

3. Little use(S) is made(V) /of this data(M) /at present(M).「現在このデータはほとんど利用されていない」
3番はmake use of A「Aを利用する」という熟語に形容詞little「ほとんど〜ない」をつけ、make little use of A「Aをほとんど利用しない」とした表現が用いられています。これを句動詞でないと捉え、makeの目的語little useを主語の位置に置いて受動態を作ったものです。little use is made of Aという形になっていますね。

4. I(S) was told(V) [that the ceremony would start at 3pm](O).「式典は午後3時に始まるそうだ」
4番はtell O1 O2「O1[人]にO2を伝える」という第4文型を受動態に書き換え、O1 is told O2という形にしたものです。このtellは直接目的語(O2)にthat節をとることができる動詞ですから、受動態のときもやはりthat節を目的語にとることができます。このように、人 is V’p.p. that S’V’という形を取れる動詞は他に、convince「確信する」、inform「知らせる」、remind「思い出させる」などがあります。

5. Please(M) be informed(V) [that next meeting will take place on November 19th](O).「次の会議は11月19日に行われることをお知らせ致します」
4番と同様、人 is V’p.p. that S’V’という形をとっています。(「人」は命令形なので省略されています。)inform O1 of O2「O1[人]にO2を知らせる」という表現ですが、これを受動態にしたら、もちろんO1 is informed of O2となります。しかし、もしthat節を目的語(O2)の位置に置くときは、前置詞ofが省略されます。inform O1 that S’V’「O1[人]にS’V’だと知らせる」となるんですね。これを受動態にしますから、O1 is informed that S’V’となって5番の形になっています。O1[人]が「知らせられる」わけですから、「O1[人]がS’V’だと知る」という意味になるんです。
ちなみに、Please be informed that S’V’は「S’V’であることをお知らせ致します」という意味を表す、丁寧な表現なので是非覚えておきましょう。

6. Bob(S) must have been made(V) [to say so](C).「ボブはそう言わされたにちがいない」
6番は第5文型の受動態です。(第2文型になります。)さて、名詞節内の不定詞to sayと主格関係にあるのはどの語でしょう。能動態の文を考えると分かります。(動作主はsomebody「誰か」とします。)
Somebody(S) must have made(V) Bob(O) say so(C).「誰かがボブにそう言わせたに違いない」
このようになりますね。使役動詞makeが用いられた英文です。使役動詞は、受動態のとき、補語の位置にto不定詞をとるんでしたね。(E-文第6回11〜12番参照。)さぁこれでsayと主格関係にある語が分かりました。もちろん、Bobです。(第5文型の特徴はOとCの間にある主述関係でしたね。)
このように、第5文型の受動態を考えるときは、SVOCのO(目的語)が主語の位置に置かれているので、「OがCする」という主述関係が見えにくく感じるかもしれません。そんなときは、能動態をまず考えてみるようにしましょう。

7. She(S) was thought(V) [to have got involved in the accident](C).「彼女はその事故に巻き込まれたと思われていた」
最後、7番はthink O to V’「OがV’すると思う」のto不定詞の時制をずらした、think O to have V’p.p.「OがV’したと思う」という構文を用いています。これを受動態にすると、O is thought to have V’p.p.となりますね。また、名詞節内では、get involved in O「Oに巻き込まれる」という句動詞も使われているので、あわせて覚えておいてください。

いかがでしたでしょうか。受動態は、態そのものが変化しているので、今回紹介した英文は、どれもその形が完結したもの。違和感を覚えた人、まだ意味がつかみにくい、という人は受動態⇔能動態という書き換え練習を積んでいきましょうね。それでは、また。

(E-文 826<第89回>おわり。)文責;Mr. O


From 西宮校の部屋


受験情報Tips<第19回>

今週の土曜日、ついにセンター試験実施日となります。受験の準備とともに体調も万全で当日を迎えて下さい。今はあたふたすることなく試験に臨み、試験後はどこを受験するかぎりぎりまで考えて下さい。皆さんがセンター試験前の希望大学に初志貫徹で出願できることをお祈り致します。1週間ぶりとなりますMr.Yです。

今、あれやこれやと考えても試験のセンター試験の結果次第であることは、皆さんもおわかりだと思います。では、センター試験後はどうすべきなのかを、私の視点でお話させていただきます。

センター試験が終わって、自分の思い通りの点数を取得できた人、また、まったく設定点数に届かなかった人、様々な人がでると思いますが、落ち込んだり喜んだりするのはまだ早いと思います。仮に周りの友人と比べて悪かったとしても、それは友人のレベルがすごすぎるだけの可能性もありますし、逆にいい成績だと喜んでいても全国レベルからすれば散々な結果なのかもしれませんしね。あれこれ考えても始まりません。全国模試を扱う予備校のリサーチ結果を待つべきなんです。その結果を見て冷静に判断しましょう。

センター試験後の木曜日や金曜日に学校から判定結果返却されましたら、3つぐらいを見比べましょう。良すぎる判定や悪すぎる判定の中間ぐらいで判断するのが妥当だと思います。あと、そういったリサーチには何名が第1志望にしているのか、第2以降に記載したのかを確認することができるので、それを出願の判断材料にすることは大切だと思います。しかし、リサーチはあくまでも結果を見る前に希望した出願先なので、皆さんが見ている結果を他の人も見ています。皆さんが、「この大学のこの学部全然人気ないやん」と思えば、全国の受験生・学校の先生もそう考えていることは忘れないで下さい。

志望校を決めたら迷わずその学校の対策に邁進します。ただ、リサーチ結果を見るまで志望校がはっきりしない場合、例えば、「A大学を受けるなら理科が2科目だが、B大学を受けるなら理科がいらない」といった状況のときには、受験へのモチベーションを保つために、どっちの大学を受けるにしても必要な英語をがんばりましょう。中途半端な気持ちで、勉強への情熱も上がりきらないかもしれませんが、受験大学を早々に決定している受験生は、リサーチなどに関係なく、センター後の月曜から木曜日までの4日間で必死に勉強しているはずですから、少しでも遅れないようにしていかなければなりません。

皆さんにとって人生初めてのセンター試験ですので、不安なことがあれば自分がいつも習っている先生や事務局に相談に行きましょう。きっと前向きな気持ちで勉強に望めるようになるはずです。
  
(受験情報Tips<第19回>おわり。文責:Mr.Y)   
  
  
From 受験の部屋
  

2009年01月14日

Biological Stories 48

第48回 センター試験前日に眠れない人のために 

ついにセンター試験がやってきました。
人生において十指に入る大イベントですから、既に大変な緊張をしている方もおられるでしょう。

ですので、本日は予定を変更して、試験前日に眠れなくなった場合、どのように対処すればよいかをお話したいと思います。
 
 大脳がなくても生きていける? 

話は変わりますが、不幸にして片手や片足を失ってしまったとします。
さて、手や足を失えば、我々は死んでしまうのでしょうか??

負傷時に適切な対処がなされれば(素早く止血し、その後も適切な医学的処置を施されたとすれば)、きっと生き残れると思います。
勿論、色々と不便になりますが、少なくとも生き続けることは出来るでしょう。

では大脳がなくなってしまったらどうでしょう?

大脳は「意識の中枢」です。
外の世界からの情報を受け取ること(感覚)、筋肉を働かせて体を動かすこと(運動)、そして情報をもとに振る舞いを決めること(判断)。いろいろ考えてみること(思考)、あとは人間にしかできないような高度な知的行動、それだけに留まらず話すこと、歌うこと、絵を描くことも、全て大脳の働きなのです。

ですから、大脳がなくなれば、人眼らしさの全てが失われます。
大脳は人間らしさの源なのです。

さて、大脳が失われた場合、体を動かすことが出来なくなります。ですから、自然界では確実に飢え死にします。

しかし、現在の高度に発達した医療技術をもってすれば、(栄養は点滴で補給するのです)大脳が死んでしまった人を長期間にわたって生かし続けることが出来ます。

大脳が死んでしまった状態を「植物状態」、そういう患者を「植物人間」と呼びます。
 
ヒトは、たとえ大脳が死んでしまったとしても、その下位中枢に当たる「間脳・中脳・延髄」が生きてさえいれば生き続けることが出来るのです。

ここで整理のために、セキツイ動物の中枢神経をまとめた概念図、図1を見ながら脳の働きを復習してみましょう。
0114_image1.gif
【図1 脊椎動物の中枢神経】


まず、この図で「大脳皮質」とある部分が、人間らしさを司っている部分です。

その内側の「辺縁系」とある部分は、高校の教科書的には「大脳辺縁系」と称されたり、「(大脳)古皮質」、「(大脳)旧皮質」と称されたりする部分です。

この部分は「本能」や「単純な感情」を司っている部分でよくテレビなどで「は虫類脳」などと紹介されたりする部分です。
外の世界の、人物や出来事に対して、好きとか嫌いとか、恐ろしいとか愛してるとかそういう感情の中枢が、この部分です。

この部分は感情の中枢であると同時に、後述する「間脳視床下部」と密接に連絡しています。
間脳視床下部は自律神経とホルモンを介して内臓諸器官を調節する働きを持っているのですが、辺縁系と間脳視床下部が多くのニューロン(神経細胞)で結ばれているため、感情が内臓に影響を及ぼすという現象が起こるのです。


そして、間脳から脊髄にかけて「中脳・延髄」と並んでいます。

この3つの脳は「ヒトが生きるために生きるためにどうしても必要な部分」なので、ひとまとめに扱われ、「脳幹」と呼ばれます。

0114_image2.gif
【図2 脊椎動物の脳幹】


大脳が死んでしまっても、脳幹が生きていれば「生きている」とあつかわれる(植物の状態)のですが、脳幹が死んでしまえば、たとえ心臓が動いている状態でもそのヒトは「脳死」と言う扱いになります。
脳死の状態は多くの国で「ヒトの死」として扱われています。

 大脳だけでは生きていけない 

ところで生物の授業で、脳死の定義を上記のようにならうと、疑問がわいてきませんか??

・・・脳幹が死んでいて大脳が生きているヒトは、脳死扱いになるのか生きているヒトとして扱われるのか、と。

下の図3をご覧下さい。

0114_image3.gif
【図3 脳幹と大脳】


図を見て頂けばおわかり頂けると思いますが、大脳は単独では生きることが出来ません。

脳幹部からの「賦活化(活性化)」を受けて働いているのです。
脳幹には内臓諸器官の働きを調節する働きと共に、それより上位の脳を賦活化(活性化)する働きがあるのです。
ですから、脳幹が働きを失うと、遅かれ早かれすべての脳が大働きを失って(全脳死して)しまいます。

 センター試験前夜、眠れない! 

明日、センター試験だ!という認識は大脳をこの上なく興奮させます。
この興奮は脳幹にも伝えられますので、大脳だけでなく脳幹も極度に興奮します。
この脳幹の興奮により更なる大脳賦活化(活性化)がおこり、大脳がますます興奮して覚醒状態を引き起こすため、眠れなくなると考えられます。

このように、眠れぬ夜を過ごす受験生は全国にたくさん居るはずです。
一生懸命頑張ってきた受験生ほど、プレッシャーで眠れぬ夜を過ごすことになるでしょう。

さて、皆さんは、眠れぬセンター試験前夜をどのようにして過ごせばよいのでしょうか?

・・・単刀直入言います。

何もしないのが最善でしょう

前夜に眠れないことを極度に気にして、眠ろうと焦り、単語を見直したり問題を解き直したり、いろいろ脳を使う活動をおこなうのは、あまりお薦めできません。
試験前夜の極度に緊張し活性化した状態の脳で問題を解けば、最高に上手く解けるはずです。
しかし、試験の前に脳を疲労させれば試験にのぞむ頃には疲労している危険性があります。

眠れぬ試験前日に焦って色々あがき、脳を疲労させて結果的に普段の能力以下の実力しかだせなくなる受験生が、毎年何人も居るはずです。

皆さんにあえていいます。

試験の前日眠れない場合、

あせらず心を落ち着け、眠れないのはみんな同じだと心に念じながら、あえて何もせず、脳のスタミナを温存させる作戦で行きましょう!


極度に興奮した大脳は、最高の能力を発揮できる状態にあります。
くたびれさえしなければ勉強の成果がストレートに現れるはずです!!

 大丈夫です!!
初日の試験でくたびれはてるので、2日目の夜はすぐに眠れますよ!

皆さんの健闘をお祈り致します。

(第48回 終わり。 文責:上田@生物)
 
  
From 住吉校の部屋
 

E-文 826<第88回>

E-文826
〜第88回「何が移動しているのか」〜

こんにちは、Mr. Oです。前回は関係詞を扱いましたが、今回は疑問詞。見かけ上欠落しているように思えますが、実は頭に移動しているだけ、ということに気付けばなんということはありません。『何が移動しているのか』を考えながら進めていきましょう。

■疑問文における欠落
1. What have you seen?
「君は何を目撃したんだ」
2. What did he stay there for?
「彼は何故そこに残ったんだろう」
3. I have no idea (as to) who he is traveling with.
「彼が誰と旅行しているのか、私には分からない」
4. Do you know how old she is?
「彼女が何歳か知っていますか」
5. What do you think you are doing?
「何のつもりだ」
6. Who do you think you are talking to?
「誰に向かって話しているんだ」
7. What is it like to walk on the moon?
「月面を歩くのはどんな感じですか」
8. That is what marriage is all about.
「それが結婚というものだ」
 

それでは解説です。今日扱うのは疑問文における欠落ですね(1〜8番)。
1. What(O) have(Aux) you(S) seen(V)?「君は何を目撃したんだ」
他動詞seeの後ろに目的語がありません。見かけ上欠落しているように思えます。しかし、これはyou have seen what(文としては不適切です)のwhatが文頭に置かれ、主語youと助動詞haveの語順を入れ替えたもの。そもそも、これが疑問詞を用いた疑問文の原則でしたね。このように、見かけ上は欠落していると感じても、それは文頭(又は節の頭)に移動しただけ、というパターンを今日はどんどん見ていきます。

2. What(M) did(Aux) he(S) stay(V) /there(M) /for(M)?「彼は何故そこに残ったんだろう」
2番はhe stayed there for whatという関係がみえましたか。前置詞forの目的語whatが文頭に移動しているんですね。もしも意味が捉えにくかったら、このように移動する前の形を考えればいいですよ。for what「何のために」と言っているのですから、これはつまり理由について述べているんですね。
    Why(M) did(Aux) he(S) stay(V) /there(M)?
と書くこともできます。

3. I(S) have(V) no idea(O) /(as to) who he is traveling with(M).「彼が誰と旅行しているのか、私には分からない」
3番は間接疑問文です。(E-文第58回4〜5番参照。)[who(M) he(S) is traveling(V) /with(M)]という名詞節の中をみてください。前置詞withの目的語が欠落していますね。これはもちろん、疑問詞whoが名詞節の頭に移動しているからです。ということは、he is traveling with whomという関係があるんですね。(ここで、前置詞+疑問詞という形にするときは、疑問詞は主格whoではなく目的格whomを用いるのが適切です。)

4. Do(Aux) you(S) know(V) [how old she is](O)?「彼女が何歳か知っていますか」
4番も3番と同様ですね。名詞節内が、[how old(C) she(S) is(V)]となっており、補語が節の頭に移動しています。she is how oldという関係、見えますね。このように、頭に移動するのは疑問詞1語だけでなく、疑問詞を含むカタマリであることもあります。

5. [What](O) do(Aux) you(S) think(V) [you are doing](O)?「何のつもりだ」
do you thinkの目的語がwhat(O) you(S) are doing(V)という間接疑問文である、という形です。you are doing whatの目的語whatが節の頭に移動し、what you are doingという名詞節が完成。さらにdo you thinkを疑問詞whatの直後に置いて5番の完成です。(もしDo you think what 〜という形にしたら、Yes「思う」かNo「思わない」で答える疑問文になってしまうので、不適切です。

6. [Who](O) do(Aux) you(S) think(V) [you are talking to](O)?「誰に向かって話しているんだ」
ここまで理解している人ならば、6番で何が移動したのか、分かるはずです。前置詞toの目的語が見かけ上欠落しています。you are talking to whomという関係、見えますね。(疑問詞がwhoではなくwhomになっているのは、3番と同様の理由からです。)

7. What(M) is(V) it(仮S) /like(M) [to walk on the moon](真S)?「月面を歩くのはどんな感じですか」
7番はE-文第68回4番で紹介した英文です。前置詞like「〜のような」の目的語がないように見えますが、もちろん文頭に移動しています。It(仮S) is(V) /like what(M) [to walk on the moon](真S)という関係がありますね。

いかがでしたでしょうか。今回のような見かけ上欠落しているものを、しばらく取り上げていきます。『何が移動しているのか』、を考えれば意味はすぐにつかめてきますよ。それでは、また。

(E-文 826<第88回>おわり。)文責;Mr. O


From 西宮校の部屋
 


2009年01月13日

豊中・川西でも自習室空席情報システム始動

 
校内生のみなさん

いよいよ阪急豊中校、川西校でも自習室空席状況をサイトから確認できるシステムが稼動し始めました。
http://122.20.250.150/cgi-bin/WebObjects/kenSeatResHP
 
携帯サイトからもアクセスできます。
http://www.kenshinkan.net/i
  
  
From 研伸館からのお知らせ

2009年01月12日

E-文 826<第87回>

E-文826
〜第87回「先行詞、先行詞を含む関係詞を補う」〜

こんにちは、Mr. Oです。今日の欠落構文は関係詞に関するものです。どんどん『補って』いきますが、関係詞におけるこの考え方は、実はこれまでに何度も使っているので、目新しさはないかもしれません。

■関係詞における欠落
1. What you need to do is just (to) call the number below.
「必要なことは下記の番号に電話することだけなんだ」
2. Did Santa Claus give you what you asked for?
「サンタさんは欲しいものをくれた?」
3. She gave the man what money she had.
「彼女は持っていたお金をすべてその人にあげた」
4. That is what marriage is all about.
「それが結婚というものだ」
5. Can’t you remember the person you witnessed at the scene?
「君が現場で目撃した人物を思い出せない?」
6. All I can do is (to) pray for you.
「私には、君のために祈ることくらいしかできない」
7. This is the chair David Beckham sat on.
「これはデビッド・ベッカムが座った椅子なんだよ」
8. My mother, who is crazy about Korean TV drama, can speak fluent Korean.
「母は韓国ドラマに夢中で、韓国語を流暢に話せる」
9. I found an electronic dictionary which I thought was yours.
「君のだと思う電子辞書を拾ったんだ」
10. Whoever you are, I love you.
「あなたが誰であろうと愛している」
11. She can make friends with whomever she got to know.
「彼女は知り合った人は誰でも仲良くなれる」
 

それでは解説です。今日のテーマは関係詞における欠落です(1〜11番)。
1. [What you need to do](S) is(V) [just (to) call the number below](C).「必要なことは下記の番号に電話することだけなんだ」
1番は名詞節内をみてください。関係代名詞whatが用いられています。さて、他動詞doがありますが、その目的語がありません。欠落しているので、『補い』ます。補うべきは、関係代名詞whatですね。you need to do whatという関係がみえますか。

2. Did(Aux) Santa Claus(S) give(V) you(O1) [what you asked for](O2)?「サンタさんは欲しいものをくれた?」
2番はask for O「O[物など]を求める」が使われているんですが、前置詞forの目的語がありません。欠落です。そして、『補う』べきは1番同様、関係代名詞whatです。you asked for whatという関係ですね。
このように欠落構文として取り上げられているのは、関係代名詞whatが先行詞を含んでいるからです。

3. She(S) gave(V) the man(O1) [what money she had](O2).「彼女は持っていたお金をすべてその人にあげた」
これはE-文第19回6番で紹介した英文です。what+[名詞]+S’V’という形は、all the+[名詞]+S’V’と考えても構わないんでしたね。「S’V’するすべての[名詞]」という意味を表します。(ちなみに、このwhatはmoneyを修飾していますから、形容詞ですよ。)
そして、名詞節内で他動詞hadの目的語が欠落していますから、『補って』考えましょう。she had what moneyという関係があります。
    
4. That(S) is(V) [what marriage is all about](C).「それが結婚というものだ」
次の4番は関係代名詞whatを用いた、A is what S is all about「AはSを集約したものだ」という構文です。前置詞aboutの基本イメージは『周辺』でしたね。(E-文第54回1番参照。)もちろん、名詞節内において、前置詞aboutの目的語が欠落していますから、『補い』ましょう。marriage is all about whatという関係が見えれば、4番の日本語訳にも結びつくでしょう。

5. Can’t(Aux) you(S) remember(V) [the person you witnessed at the scene](O)?「君が現場で目撃した人物を思い出せない?」
5番も欠落が起きているのは名詞節内です。他動詞witness「目撃する」の目的語がありません。これは、関係代名詞who(又はwhom、that)が省略されていると考えれば分かりやすいでしょう。つまり、
Can’t(Aux) you(S) remember(V) [the person (who) you witnessed at the scene](O)?
このように書いてもいいんですね。これで『補う』べき語が見えたはずです。もちろん関係代名詞の先行詞the personです。you witnessed the person at the sceneという関係です。

6. [All I can do](S) is(V) [(to) pray for you](C).「私には、君のために祈ることくらいしかできない」
    6番も5番同様、関係代名詞が省略されています。
        [All (that) I can do](S) is(V) [(to) pray for you](C).
ということです。1番と同じように、他動詞doの目的語がありません。欠落しているので先行詞all「すべてのこと」(品詞は代名詞ですよ)を『補い』ましょう。I can do allという関係、みえていますね。

7. This(S) is(V) [the chair David Beckham sat on](C).「これはデビッド・ベッカムが座った椅子なんだよ」
この辺りは関係代名詞をきちんと勉強してきた人にとっては問題ないはずです。(関係代名詞は、E-文第16回で詳しく取り上げているので、不安のある人は見ておいてくださいね。)
    This(S) is(V) [the chair (which) David Beckham sat on](C).
sit「座る」は自動詞ですから、前置詞を伴います。(ちなみに、ひじ掛けのない、単純に腰掛ける椅子ならsit on O「Oに座る」ですが、ひじ掛けのある椅子ならば、sit in O「Oに座る」と表現します。)前置詞の目的語がありませんから欠落している。欠落は『補う』。補うべきは関係代名詞の先行詞the chair。そこにある関係はDavid Beckham sat on the chairです。

8. My mother(S), /who is crazy about Korean TV drama/(M), can speak(V) fluent Korean(O).「母は韓国ドラマに夢中で、韓国語を流暢に話せる」
8番は関係代名詞の継続用法(又は非制限用法)です。E-文第18回のテーマでした。継続用法は、先行する語句や節を受けますが、8番ではmy motherという語を受けています。ただし、ここでMy mother who is crazy about 〜というように、限定用法を用いるのは不適切です。というのも、もし限定用法を使った場合、韓国ドラマに夢中な母親の他に、別の母親がいることを示すことになってしまうからです。継続用法は先行詞を『限定』しているのではなく、補足的に説明をしているんですね。
さて、8番であえて欠落している、という表現をするならば副詞節内の主語です。(ただし、この場合主語は関係代名詞whoだと考えるならば欠落していないことになります。)大切なのは、my mother is crazy about Korean TV dramaという関係が見えることですよ。

9. I(S) found(V) [an electronic dictionary which /I thought/(M) was yours](O).「君のだと思う電子辞書を拾ったんだ」
9番は、関係詞節(which I thought was yours)内に挿入が含まれている形です。(連鎖関係詞と呼ばれることもあります。)挿入ですから、まずその挿入部分は無視して考えましょう。(E-文第82回で勉強しましたね。)
すると、
    I(S) found(V) [an electronic dictionary which was yours](O).
となります。これは問題ないでしょう。(この時点でan electronic dictionary was yoursという関係は見えていますね。)
では挿入部分を戻します。ここで、an electronic dictionary was yoursだと、I thought「私は思った」、つまり、I(S) thought(V) [an electronic dictionary was yours](O)という関係が見えたでしょうか。それが見えれば9番の日本語訳にも納得できるはずです。

10. Whomever you are(M), I(S) love(V) you(O).「あなたが誰であろうと愛している」
10〜11番は複合関係詞です。(E-文第21回で扱いました。)10番は、副詞節内をみると、補語が欠落しています。『補う』べきはwhoeverです。whomever(又はwhoever、whosever、whichever)は複合関係代名詞、つまり品詞は名詞ですから補語になれるんですね。

11. She(S) can make(V) friends(O) /with whomever she got to know(M).「彼女は知り合った人は誰でも仲良くなれる」
最後、11番は前置詞withの目的語が、複合関係代名詞whomeverの導く名詞節になっている、という形です。11番のように、名詞節を導くwhomeverはanyone whomと考えればいいんでしたね。つまり、anyone whom she got to knowとなります。これならば他動詞knowの後ろに『補う』べき語がわかりますね。anyone「誰でも」です。

いかがでしたでしょうか。関係詞における欠落で『補う』べきは先行詞。もし関係詞が先行詞を含むものだったら、関係詞ごと補うようにすれば、関係性がみえてきますよ。それでは、また。

(E-文 826<第87回>おわり。)文責;Mr. O


From 西宮校の部屋


2009年01月11日

E-文 826<第86回>

E-文826
〜第86回「欠けているから補おう」〜

こんにちは、Mr. Oです。今日から新しい単元、欠落構文に入ります。欠落、つまり欠けているのですからポイントはもちろん『補う』ことです。
 
■準動詞における欠落
1. I heard that San Francisco was a very nice place to visit.
「サンフランシスコは訪れるにはとてもいい所だと聞いた」
2. I have nothing to talk about with you.
「君と話すことは何もない」
3. I wonder who is the second person to eat globefish.
「2番目にフグを食べた人は誰なんだろう」
4. We had the luck to reserve the tour.
「運よくそのツアーに予約できた」
5. Japanese particles are not easy to master.
「日本語の助詞を使いこなすのは易しいことではない」
6. This luggage is too heavy for you to carry by yourself.
「この荷物は1人で運ぶには重すぎるよ」
7. Nobody asked if you were old enough to drink.
「誰も君がお酒を飲める年かどうか聞かなかったね」
8. My cell phone needs recharging twice a day.
「私の携帯電話は1日に2度充電する必要がある」
9. Brain activity is worth analyzing.
「脳活動は解析する価値がある」
10. I received a letter written in code.
「暗号で書かれた手紙が届いた」
11. Scolded by my mother, I felt sad.
「母に怒られたので、私は悲しかった」
 

それでは解説です。今日は準動詞における欠落を勉強しましょう(1〜11番)。ちなみに準動詞とは、不定詞、分詞、動名詞のことを言います。
1. I(S) heard(V) [that San Francisco was a very nice place to visit](O).「サンフランシスコは訪れるにはとてもいい所だと聞いた」
名詞節内の構造を見てみましょう。that San Francisco(S) was(V) [a very nice place to visit](C)となりますね。さらに、この名詞句内のplace「場所」とto visit「訪れる」の間にある関係を考えます。visit place「場所を訪れる」という目的格関係にあることが分かるでしょうか。このような関係にあるにもかかわらず、本文はplace to visitとなっており、visitの後ろに目的語がありませんね。(そもそも、visitは他動詞ですから、目的語が置かれるはずです。)目的語がない、つまり欠落しています。
さて、このような欠落を発見した場合、『補って訳す』ことが大切です。1番ならばvisit a very nice placeというように補い、目的格関係を明確に意識した上で訳しましょう。

2. I(S) have(V) [nothing to talk about with you](O).「君と話すことは何もない」
2番でaboutとwithという2つの前置詞が並んでいることに違和感を覚えた人はいませんか。欠落を『補う』力を身につけている人といない人で、差が出るのはこういう点です。talk about Aで「Aについて話す」という表現になるのは知っていますね。では何について話すのかと言うと、nothingです。つまり、talk about nothingという関係が見えることがポイントなんです。そうすれば、「話すことはない」という訳になることが理解できるでしょう。そして、talk(V) /about nothing(M) /with you(M)という前置詞句の作りかたをしているので、aboutとwithが並んでいても問題ないのだ、ということも分かるはずです。

3. I(S) wonder(V) [who is the second person to eat globefish](O).「2番目にフグを食べた人は誰なんだろう」
3番はpersonとto eatの間にある関係を考えましょう。これは1番のような目的格関係ではありません。(eatの目的語はglobefishですからね。)person ate globefishという主格関係です。「人がフグを食べた」んですね。
このように、to不定詞と、それが修飾する後との間に主格関係がある場合、欠落が起きません。

4. We(S) had(V) [the luck to reserve the tour](O).「運よくそのツアーに予約できた」
E-文第72回9番で紹介した英文です。名詞luck「運」とto reserve「予約する」の間には、どのような関係があるでしょうか。他動詞reserveの目的語はthe tour「そのツアー」ですから目的格関係ではない。しかし、「運が予約する」わけではないので主格関係でもない。2番のように前置詞の目的語になっているわけでもない。これは、同格関係にあります。「私たちは運があった」どんな運かと言うと、「そのツアーに予約できたという運」です。このように、同格関係にある場合も欠落が起きません。

5. Japanese particles(S) are not(V) easy(C) /to master(M).「日本語の助詞を使いこなすのは易しいことではない」
5番は不定詞副詞的用法の、『限定』の用法です。master「習得する」は他動詞ですから、後ろに目的語が必要ですが、ありません。欠落していますね。『補って』考えましょう。5番は、このように書き換えれば考えやすいですよ。
    It(仮S) is not(V) easy(C) [to master Japanese particles](真S).
masterの目的語はJapanese particles「日本語の助詞」なんですね。この目的語が主語の位置に置かれたために欠落したのが5番、というわけです。ということは、5番の日本語訳を考えるときは主語をmasterの目的語の位置に『補えば』いいんですね。やはり、master Japanese particlesという目的格関係にあるゆえに欠落が起きています。

6. This luggage(S) is(V) too heavy(C) /for you to carry by yourself(M).「この荷物は1人で運ぶには重すぎるよ」
carry「運ぶ」は他動詞です。ということは、後ろに目的語があるはずですが、ありませんね。欠落しています。『補う』べき語句はどこにあるかというと、5番同様、主語です。carry this luggage「この荷物を運ぶ」という目的格関係にあるので欠落が起きているんですね。
ちなみに、6番を
This luggage(S) is(V) so heavy(C) /that you can’t carry it by yourself(M).
と書き換えると、carryの目的語が現れます。(代名詞itがthis luggageを示していますよ。)これは、thatという接続詞(欠落しない文(完全文)を導きます)があるので、目的語が補われているんです。

7. Nobody(S) asked(V) [if you were old enough to drink](O).「誰も君がお酒を飲める年かどうか聞かなかったね」
7番のdrinkは他動詞のときdrink O「Oを飲む」という意味に、自動詞のときdrink「酒を飲む」という意味になります。どちらの意味になるかを考えるため、to drinkという不定詞と、それの修飾する語との関係を考えてみましょう。名詞節内をみてください。if you(S) were(V) old enough(C) /to drinkという構造です。drinkと目的格関係の語があるでしょうか。ありませんね。そうではなく、you drinkという主格関係があります。主格関係ということは、欠落が起きません。欠落が起きないということは、このdrinkは自動詞であり、「酒を飲む」という意味を表すはずです。これで7番の訳につながりましたね。

8. My cell phone(S) needs(V) recharging(O) /twice a day(M).「私の携帯電話は1日に2度充電する必要がある」
受動動名詞と呼ばれるものを紹介しましょう。具体的に言うと、8番はmy cell phoneとrechargeの間に受動関係があります。「携帯電話が充電する」のではなく、「携帯電話が充電される」わけですからね。8番は、
    My cell phone(S) needs(V) [to be recharged](O) /twice a day(M).
と書くこともできます。
このような受動動名詞は、他にwant V’ing「V’される必要がある」やbear V’ing「V’されるに値する」などがありますが、bear to be V’p.p.とは言わないので注意が必要です。(want to be V’p.p.は使えます。)
    このような受動動名詞は、E-文第11回1番でも少し扱いました。
    
9. Brain activity(S) is(V) /worth analyzing(M).「脳活動は解析する価値がある」
9番はA is worth V’ing=A is worthy of being V’p.p.=It is worth while to V’ A=It is worth while V’ing A「Aは(を)V’する価値がある」という構文を用いています。analyze「分析する」は他動詞ですから目的語が必要。しかし、その目的語は欠落していて、主語の位置に置かれている、という形です。

10. I(S) received(V) [a letter written in code](O).「暗号で書かれた手紙が届いた」
10番はto不定詞の場合と同様、writtenという過去分詞と、それの修飾する語との間にある関係を考えましょう。letter were written「手紙が書かれた」という受動関係が見えましたか。それさえ見えれば、10番のような形はこわくありません。
ちなみに、
    I(S) received(V) [a letter which was written in code](O).
というように、関係代名詞とbe動詞を『補って』考えてもいいですよ。

11. Scolded by my mother(M), I(S) felt(V) sad(C).「母に怒られたので、私は悲しかった」
最後、11番はE-文第14回5番の英文です。分詞構文のうち、過去分詞が頭に置かれている形です。(文頭にHaving beenが省略されています。)これもまた、主語が欠落していますから『補って』考えましょう。では、もとの文に戻しますね。
    As I had been scolded by my mother(M), I(S) felt(V) sad(C).
どうですか。I had been scolded「私が怒られた」という受動関係が見えましたね。このように、意味上の主語と受動関係にある英文もあるんです。

いかがでしたでしょうか。『欠けている』から『補って』考える。このことを常に意識して、英文を見るように心掛けましょう。それでは、また。
 
(E-文 826<第86回>おわり。)文責;Mr. O
  
 
From 西宮校の部屋

2009年01月10日

E-文 826<第85回>

E-文826
〜第85回「共通しているものを補う」〜
 
こんにちは、Mr. Oです。今日は共通構文を勉強します。考え方は『省略』の単元で学んだものと同じです。つまり、『補って訳す』ことがポイントです。

■共通構文
1. Can I go home and leave things?
「家に戻って荷物を置いてきていいですか」
2. She earned a bachelor’s degree here and a master’s degree at ABC University.
「彼女は学士をここで取得し、修士をABC大学で取得した」
3. He lost the important papers and his temper.
「彼は大事な書類をなくして、平常心を失っていた」
4. They sang and danced in celebration of the New Year.
「新年を祝し、彼らは歌い踊った」
5. Peter was, and is, strict with his children.
「ピーターは今も昔も子供に厳しい」
6. This copier is surely expensive but convenient.
「このコピー機は確かに高いが便利だ」
7. It is not allowed to ride a bicycle to and from school.
「自転車通学は許可されていない」


それでは解説です。テーマは共通構文ですね(1〜7番)。
1. Can(Aux) I(S) go(V) /home(M) and leave(V) things(O)?「家に戻って荷物を置いてきていいですか」
and以下を見ると、leave(V) things(O)となっており、主語がありません。つまり、省略されているんですね。さらに、これは助動詞canで始まる疑問文ですから、Can Iが省略されていることが分かります。つまり、Can(Aux) I(S) go(V) /home(M)と、Can(Aux) I(S) leave(V) thingsの2文がandで繋がれているんですね。
この2文のCanとIが共通しているため、1つ目の文にのみ書いているのが1番です。(数学の因数分解のような感覚ですね。)これが共通構文、今日のテーマです。

2. She(S) earned(V) a bachelor’s degree(O) /here(M) and a master’s degree(O) /at ABC University(M).「彼女は学士をここで取得し、修士をABC大学で取得した」
2番で共通しているのは何でしょうか。主語Sheと述語動詞earnedです。and以下はShe(S) earned(V) a master’s degree(O) /at ABC University(M)となっていたんですね。
日本語に訳すとき、共通しているがゆえに省略されている部分を『補って』訳すようにしましょう。(これは『省略』の単元での考え方と同じですね。)ただし、日本語の主語は頻繁に省略されるので、主語は繰り返し補って訳す必要はありません。例えば2番で、「彼女は学士をここで取得し、彼女は修士を…」とは言いませんからね。
    
3. He(S) lost(V) [the important papers and his temper](O).「彼は大事な書類をなくして、平常心を失っていた」
3番は、He(S) lost(V) the important papers(O)とHe(S) lost(V) his temper(O)の2文に分けられます。(つまり、He lostが共通部分なんですね。)ここで注意してもらいたいのは、訳しかたです。「彼は大事な書類と気分をなくした」わけではありません。lose one’s temperは「平常心を失う、腹を立てる」という意味を表す表現です。それに対してlose the important papersはもちろん「大事な書類をなくす」です。このように、意味は異なっていても、同じ語が使われているゆえに共通関係になることもあります。

4. They(S) sang and danced(V) /in celebration of the New Year(M).「新年を祝し、彼らは歌い踊った」
4番は訳しやすいかもしれませんね。They(S) sang(V) / in celebration of the New Year(M)とThey(S) danced(V) / in celebration of the New Year(M)の2文に分けられます。このように、動詞以外がすべて共通関係にあるケースもあります。

5. Peter(S) was, and is(V), strict(C) /with his children(M).「ピーターは今も昔も子供に厳しい」
and isが挿入されているので、その挿入部分を無視して考えると、
Peter(S) was(V) strict(C) /with his children(M).「ピーターは子供に厳しかった」
となります。(このような考え方はE-文第81回で勉強しましたね。)次に、挿入部分で省略されている語句を補うと、
and Peter(S) is(V) strict(C) /with his children(M).「そしてピーターは子供に厳しい」
となります。つまり4番同様、述語動詞以外が共通関係にあるんですね。「厳しかった、そして厳しい」と述べているので、「今も昔も」と意訳しています。

6. This copier(S) is(V) surely expensive but convenient(C).「このコピー機は確かに高いが便利だ」
今度は補語(surely expensive but convenient)以外が共通関係にあります。This copier(S) is(V) surely expensive(C)と、This copier(S) is(V) convenient(C)の2文に分けられるんですね。何が共通関係にあるのかが見えれば、正しく訳すのは難しいことではないはずです。
    
7. It(仮S) is not allowed(V) [to ride a bicycle to and from school](真S).「自転車通学は許可されていない」
7番は形式主語構文が用いられていますね。さて、これまで通り、共通しているものを探し出し、補って訳してみましょう。真主語の中身、とりわけto and from schoolという前置詞句に注目してください。前置詞toの直後には名詞が置かれるはずですが、それがありません。共通しているから省略されているんですね。もちろん、それはschoolです。to school and from schoolという形が見えたでしょうか。
日本語訳ですが、「学校へ行くのに自転車に乗ることが許可されていない」ことと、「学校から帰るのに自転車に乗ることが許可されていない」ことが述べられているので、「自転車通学」と意訳をしてあります。

いかがでしたでしょうか。共通構文においても、省略と同様、『補って訳す』ことが大切です。このような『補う』考え方は、とても大切な力となりますから、きちんと習得しておきましょうね。それでは、また。

(E-文 826<第85回>おわり。)文責;Mr. O


From 西宮校の部屋
  

2009年01月09日

受験情報Tips<第18回>

新年明けましておめでとうございます。今年1回目のお話となりますMr.Yです。今回は、センター試験直前といこともありますので、過去のセンター試験結果をお見せしたいと思います。

皆さん、センター試験の赤本などの過去問題集に取り組んでいるかと思います。皆さんが受験しようと思う大学のボーダーに近づけているかが気がかりでしょうが、当然のことながら、センター試験の問題も2次試験同様、問題に難易が存在しますので、点数が思うように取れた、取れなかったからと一喜一憂できません。赤本などの過去問題集にもセンター試験の平均点などが記載されていますのでしっかりとチェックしてみて下さい。以下に、過去のセンター試験平均点を掲載していますので、一度ご確認下さい。

image0108.gif

教科・科目によって浮き沈みが激しいものもあります。その場合には、当然国公立大学の合格最低点が大きく下がっていることもありますので、あのあたりも併せての判断が必要になります。問題は解いてみたが、なかなか判断が難しいと思う場合は、すぐに教科の講師、もしくは各校の進学アドバイザーに相談して下さい。

以上

文責:Mr.Y
  
  
From 受験の部屋
  

E-文 826<第84回>

E-文826
〜第84回「様々な省略のしかた」〜

こんにちは、Mr. Oです。前回に引き続き、今回も省略です。省略のキーワードは『何が省略されているのか』でしたね。これを見つけて日本語訳を考える。その原則は今回も同じです。

■省略(パート2)
1. When in Rome, do as the Romans do.
「郷に入っては郷に従え」
2. It is essential that you read aloud while studying English.
「英語を勉強しているとき、音読することが極めて重要だ」
3. I would like to study abroad, if possible.
「できれば留学したい」
4. There is little, if any, possibility left.
「あってもほとんど可能性が残っていない」
5. I have little, if anything, to complain about it.
「それに関する不満は、あってもほとんどない」
6. “I wonder he will come today.” “I’m afraid not.”
「明日彼は来るだろうか」「残念ながら来ないだろう」
7. She talks a lot more than she used to.
「彼女は昔よりおしゃべりだ」
8. Tom is as fond of camping as you are of skiing.
「君がスキーが好きなのと同じくらい、トムはキャンプが好きなんだ」
9. Give me a call whenever you want to.
「好きなときにいつでも電話してくださいね」
 

それでは解説です。今日は省略(パート2)ですね(1〜9番)。
1. When in Rome(M), do(V) /as the Romans do(M).「郷に入っては郷に従え」
1番で省略されているものは何でしょうか。副詞節内をみてください。When(M) /in Rome(M)となっていますね。副詞節であるにもかかわらず、主語も動詞もありません。この主語と動詞が省略されているんです。
より正確に言うと、主節の主語と一致しているとき、(時・譲歩を表す)副詞節内にある、[接続詞]+S’ beという形のS’(つまり主語)とbe動詞は省略することができます。1番ならば、主節の動詞はyou(命令形なので省略されています。)ですから、副詞節内もyouが省略されていることがわかります。つまり、もとの英文は、
    When you are in Rome(M), do(V) /as the Romans do(M).
ということです。
ちなみに1番は「ローマにいるときは、ローマ人がするようにせよ」という意味ですので、つまり「郷に入っては郷に従え」ということわざです。

2. It(仮S) is(V) essential(C) [that you read aloud while studying English](真S).「英語を勉強しているとき、音読することが極めて重要だ」
2番も同様です。接続詞の後ろにある主語とbe動詞が省略されています。ただし、この2番では名詞節内で考えねばなりません。つまり、while(M) studying(V) English(O)という副詞節内で省略されている主語を知るには、この名詞節内の主節をみるべきなんです。you(S) read(V) /aloud(M)の主語であるyouが省略されている、ということですね。もとの英文、書いておきます。
It(仮S) is(V) essential(C) [that you read aloud while you are studying English](真S).
これは、ちなみに、E-文第30回7番の英文ですよ。

3. I(S) would like to study(V) /abroad(M), /if possible(M).「できれば留学したい」
今度は条件の副詞節をみてみましょう。if possibleはもちろん何かが省略されています。「可能ならば」という意味になるのは分かるかもしれませんが、何が省略されているのかを理解しましょう。それはもちろん、「留学すること」が「可能ならば」ということですね。つまり、
I(S) would like to study(V) /abroad(M), /if it is possible to study abroad(M).
これがもとの英文、ということです。ただ、2度同じことを書く必要はありませんから、省略しているんですね。

4. There(M) is(V) [little, /if any/(M), possibility](S) left(V).「あってもほとんど可能性が残っていない」
4番と5番は比較しながらみてください。それぞれif anyとif anythingが、2つのコンマに囲まれていますね。挿入です。(E-文第82回のテーマでした。)挿入を発見したら、まず挿入を無視して考えてみるんでしたね。すると、
There(M) is(V) [little possibility](S) left(V).「可能性はほとんど残っていない」
となります。このようなthere V’S’構文は、Little possibility(S) is left(V).という関係を考えれば、日本語訳がすぐに見えてくる、とE-文第78回で勉強しました。
さて、littleの品詞は何か分かりますか。possibility「可能性」を修飾しているんですから、形容詞です。
さて、ここまでを踏まえた上で挿入部分if anyを考えましょう。anyは形容詞です。これはlittleと対比的に考えれば、anyもまた名詞possibilityを修飾していることが分かります。つまり、if anyはif there is any possibility leftがもとの形なんです。また、このifはeven if S’V’「たとえS’V’だとしても」という『譲歩』の意味でとらえると意味が自然に結びつきます。

5. I(S) have(V) [little, /if anything/(M), to complain about it](O).「それに関する不満は、あってもほとんどない」
    5番の挿入部分if anythingを無視すれば、
I(S) have(V) [little to complain about it](O).「それに関する不満はほとんどない」
となります。つまり、このlittleは名詞「ほんのわずかしかないもの」なんですね。これで挿入部分が4番のようにif anyではなく、if anythingになっている理由が分かってきたでしょう。(anythingはもちろん名詞ですよ。)5番の挿入部分if anythingのもとの形はif I have anything to complain about it「たとえそれに関する不満があったとしても」です。
このように、やはり『何が省略されているのか』を考えれば、文全体の日本語訳も分かりますね。

6. “I(S) wonder(V) [he will come today](O).” “I’m afraid not.”「明日彼は来るだろうか」「残念ながら来ないだろう」
6番はI’m afraid not.に注目です。何がnotなのでしょうか。もちろん、「明日彼が来るであろう」ことです。つまり、
    I’m(I(S) am) afraid(V) [that he will not come today](O).
という形の、that he will及びcome todayが省略されたのが6番のI’m afraid not.なんです。(ここではbe afraidでひとカタマリの句動詞とみています。)
ちなみに、これはE-文第31回8番の英文で、そこでも解説していますが、悔やむようなマイナスのイメージがあるときはbe afraidを、期待しているようなプラスのイメージを表すにはhopeを使います。

7. She(S) talks(V) /a lot more than she used to(M).「彼女は昔よりおしゃべりだ」
7番は、than以降に注目です。than(M) she(S) used to(V)となっていますね。省略されています。省略されているのは、talkです。つまり、「昔しゃべっていた彼女」と「今」とを比較すると、今は「たくさん話す」と言っていんですね。だから、「昔よりおしゃべりだ」という日本語訳になっています。このように、thanが導く節内でも省略が起きます。

8. Tom(S) is as fond of(V) camping(O) /as you are of skiing(M).「君がスキーが好きなのと同じくらい、トムはキャンプが好きなんだ」
asの導く節内でも省略が起きますよ。as(M) you(S) are(V) of skiingという形になっています。主節のTom(S) is as fond of(V) camping(O)と比べれば、省略されているものは明白ですね。fondです。つまり、もとの形は
    Tom(S) is as fond of(V) camping(O) /as you are fond of skiing(M).
    ということです。

9. Give(V) me(O1) a call(O2) /whenever you want to(M).「好きなときにいつでも電話してくださいね」
最後、9番は複合関係副詞wheneverが導く副詞節内での省略です。(複合関係副詞に関しては、E-文第21回6〜9番で扱いました。)whenever(M) you(S) want(V) toという形になっていますね。to V’となるはずが、V’がありません。これが省略されている、ということですね。さて、この副詞節ですが、whenever S’V’で「S’V’するときはいつでも」という意味を表しますから、want toの後ろにはgive me a callが続くことが分かります。「電話したいときはいつでも」ということですね。あえて省略していない形を書けば、
    Give(V) me(O1) a call(O2) /whenever you want to give me a call(M).
となるわけですが、これではくどいです。省略した方がすっきりした、キレイな英文になりますね。

いかがでしたでしょうか。今回のような省略においても、『何が省略されているのか』を考えるという原則は健在です。しかし、多様な省略のしかたに対応するためにも、これらの暗唱することを強くオススメします。それでは、また。
 
(E-文 826<第84回>おわり。)文責;Mr. O
  
  
From 西宮校の部屋
 

2009年01月08日

E-文 826<第83回>

E-文826
〜第83回「何が省略されているのか」〜

こんにちは、Mr. Oです。今回と次回の2回に分けて、省略を勉強していきます。省略を見つけとき、考えるべきことは『何が省略されているのか』をみつけること。その省略されている語句を補いながら日本語訳を考えるように心がけましょう。

■省略(パート1)
1. I have two brothers. How many do you have?
「私には兄弟が2人いる。君は?」
2. Somebody broke into the house, but how?
「誰かが家に侵入したけど、どうやって侵入したんだろう」
3. I bought a belt and my girlfriend, Jane, a handbag.
「私はベルトを買って、ガールフレンドのジェーンはハンドバッグを買った」
4. My sister lives in Hiroshima and my brother in Nagoya.
「姉は広島に住んでいて、兄は名古屋に住んでいる」
5. He might have appeared not to be angry but he actually was.
「彼は怒っていないように見えたかもしれないが、実際は怒っていた」
6. Want something to drink?
「何か飲み物いる?」
7. No wonder he keeps his motivation high.
「どうりで彼はモチベーションを高く持ち続けているわけだ」


それでは解説です。省略(パート1)ですね(1〜7番)。
1. I(S) have(V) two brothers(O). How many(O) do(Aux) you(S) have(V)?「私には兄弟が2人いる。君は?」
How many(O) do(Aux) you(S) have(V)?という英文、何かが足りないことに気づきましたか。manyは形容詞ですから、名詞が必要です。しかし、その名詞が省略されているのが1番です。省略されているものは、brothersですよ。このように、意味上省いても混乱しない語句は省略することがある、というのが今回のテーマです。すでに前文でbrothersの話をしているので、how manyが兄弟の数を聞いていることは明らかですね。

2. Somebody(S) broke into(V) the house(O), but how(M)?「誰かが家に侵入したけど、どうやって侵入したんだろう」
2番は何が、どこに反復されているか、分かりますか。疑問詞howの後ろですよ。つまり、how(M) did(Aux) he(S) broke into(V) the house(O)?のdid以下が省略されているんですね。(ちなみに、heはsomebodyを示す代名詞です。)
「どうやって?」と述べても意味が分かりますが、「どうやって侵入したんだろう」と述べた方が、より明確ですね。このように、省略を見つけたら、『何が省略されているのか』を考え、訳すよう心がけましょう。

3. I(S) bought(V) a belt(O) and [my girlfriend, Jane,](S) a handbag(O).「私はベルトを買って、ガールフレンドのジェーンはハンドバッグを買った」
3番は、述語動詞が省略されているケースです。and以下が[my girlfriend, Jane,](S) a handbag(O)となっており、動詞がありませんね。もちろん、省略されているのはboughtです。やはり、省略されている語を補って日本語訳を考えるようにしましょう。
ちなみにコンマではさまれたJaneはE-文第82回で勉強した挿入です。

4. My sister(S) lives(V) /in Hiroshima(M) and my brother(S) /in Nagoya(M).「姉は広島に住んでいて、兄は名古屋に住んでいる」
4番も3番と同様です。省略されている述語動詞はlivesですね。ここで、inという前置詞を省略しないことに注意してください。これは、in Hiroshima、in Nagoyaが前置詞句というカタマリだからなんです。また、前置詞は英文を読む際に休止するポイントなります。(前置詞があるから英文を読むときにリズムができるんです。)その休止ポイントを省略するわけにはいきません。このように、前置詞は省略しません。

5. He(S) might have appeared not to be(V) angry(C) but he(S) actually(M) was(V).「彼は怒っていないように見えたかもしれないが、実際は怒っていた」
5番はbut以降をみてください。he(S) actually(M) was(V)「彼は実際は〜だった」といっています。省略されていますね。これは補語が省略されているケースです。省略されている補語は何かというと、angryですね。この英文を読むときは、wasを強めて読みましょう。それによって「怒っていないように見えた」ことと「実際は怒っていた」ことの対比が明確に現れます。

6. Want(V) [something to drink](O)?「何か飲み物いる?」
6〜7番は慣用的に主語が省略されています。6番で省略されているのは何でしょうか。「何か飲み物いる?」か「あなた」に聞いているんですね。さらに、これは疑問文ですから、do youが省略されているんです。もとの英文、書いておきますね。
        Do(Aux) you(S) want(V) [something to drink](O)?

7. No wonder(C) [he keeps his motivation high](真S).「どうりで彼はモチベーションを高く持ち続けているわけだ」
    最後、7番はE-文第69回6番で紹介した英文です。もとの英文を考えましょう。
        It(仮S) is(V) no wonder(C) (that) [he keeps his motivation high](真S).
つまり、It isが省略された形式主語構文なんです。(It isを省略したとき、接続詞thatも省略しますよ。)
これも『何が省略されているのか』が見えれば、日本語訳になおすのは難しいことではないですね。

いかがでしたでしょうか。省略を発見したら、『何が省略されているのか』を見つける。これをキーワードに次回の省略(パート2)も勉強していきましょう。

(E-文 826<第83回>おわり。)文責;Mr. O


From 西宮校の部屋
 

2009年01月07日

E-文 826<第81回>

E-文826
〜第82回「意味を付け足す挿入」〜

こんにちは、Mr. Oです。今日は挿入を勉強します。文中や文末に語句や節を置いて、意味を付け足すものです。主にコンマやダッシュ、カッコなどを用いて表されます。

■挿入
1. It is unclear, however, whether the method is effective or not.
「しかしながら、その方法が効果的であるかどうかは不明だ」
2. Sam is more likely than Richard to get grumpy.
「サムはリチャードより不機嫌になりやすい」
3. She is, as far as I know, considerate of others.
「彼女は、私の知る限りでは他人に思いやりがある」
4. Mike (his major is statistics) can help you with that.
「統計学を専攻しているマイクが、その手助けができるよ」
5. Too much drinking, you know, causes bad health.
「飲みすぎは、ご存知のように健康に悪い」
6. When does the letter say the party will start?
「手紙によるといつパーティが始まるんですか」
7. She is the person who I think will be a help to you.
「彼女は君にとっての助けとなる人だと思う」
8. I have no heart, to tell the truth, to tell him the truth.
「実を言うと、彼に真実を伝える勇気がない」
9. My pen pal, visiting Japan, came to see me last week.
「私のペンフレンドは先週、日本を訪れて私に会いに来てくれた」
 

それでは解説です。今日は挿入を勉強しましょう(1〜9)。
1. It(仮S) is(V) unclear(C), /however/(M), [whether the method is effective or not](真S).「しかしながら、その方法が効果的であるかどうかは不明だ」
●文中に、独立的に語句を入れることを挿入といいます。例えば1番ならば、however「しかしながら」という副詞が挿入されていますね。もちろん、このhoweverは文頭に置くこともできます。
挿入される語句は慣用的なので、そういった語句を覚えておくのが便利でしょう。例えばindeed「実際」、nevertheless「それにも関わらず」、therefore「したがって」といった語。さらに、as a rule「一般に」、in fact「実は」、for sure「確実に」などといった句も挿入されます。

2. Sam(S) is more likely(V) /than Richard/(M) to get(V) grumpy(C).「サムはリチャードより不機嫌になりやすい」
●        Sam(S) is more likely to get(V) grumpy(C) /than Richard(M).
という形が一般的ですね。(be likely to V’を句動詞として捉えています。)しかし、2番のように、than以下が比較級の直後の挿入されることもあります。

3. She(S) is(V), /as far as I know/(M), considerate(C) /of others(M).「彼女は、私の知る限りでは他人に思いやりがある」
●語句だけでなく、節が挿入されるケースもあります。3番ならばas far as I know「私の知る限り」という節が挿入されていますね。これもやはり、文頭や文末に置くこともできます。
ちなみに、as far as I knowを削除しても文として成立します。
    She(S) is(V) considerate(C) /of others(M).
このように、挿入部分を無視しても、原則それ以外の語句で文の構造が成立しているのが挿入である、ということもできます。逆に言うと、挿入に気づいたら無視して考えてみるのも一手です。シンプルな形の英文を考えてから、意味を付け足している挿入部分を考える、という手順を踏めばいいんですね。

4. Mike (his major is statistics)(S) can help(V) you(O) /with that(M).「統計学を専攻しているマイクが、その手助けができるよ」
●4番は、カッコを用いた挿入です。このような、注釈的な節の挿入を行う場合はダッシュやカッコを用いることが多いのが特徴です。

5. Too much drinking(S), /you know/(M), causes(V) bad health(O).「飲みすぎは、ご存知のように健康に悪い」
●5番はyou know「君は知っている」の目的語が「飲みすぎは健康に悪いこと」という構造が、もとの形です。このように、主節が文中に置かれる形の挿入もあります。このyou knowの代わりに、たとえばI think「私は思う」などをもってきても、もちろんいいですよ。

6. When(M) /does the letter say/(M) the party(S) will start(V)?「手紙によるといつパーティが始まるんですか」
●6番のように、疑問詞のあとに主節を置くケースは、E-文第58回5番で勉強しました。
When(M) will(Aux) the party(S) start(V).「いつパーティが始まるんですか」
という形の英文の、疑問詞の後ろにdoes the letter sayが置かれたものです。(このとき、疑問文の形はdoes the letter sayがすでに作っているので、will the party startは、the party will startという語順に変化します。)

7. She(S) is(V) [the person who I think will be a help to you](O).「彼女は君にとっての助けとなる人だと思う」
●7番は関係代名詞の後ろにI think「私は思う」が挿入されたものです。名詞節内の構造をみると、[the person (who(S) /I think/(M) will be(V) a help(C) /to you(M))]となっています。やはり、I thinkという挿入部分を無視しても文の構造が成立していますね。

8. I(S) have(V) [no heart, to tell the truth, to tell him the truth](O).「実を言うと、彼に真実を伝える勇気がない」
●8番では、to tell the truth「実を言うと」という慣用的な表現が挿入されています。(これは独立不定詞と呼ばれるものです。E-文第9回6〜7番で紹介しました。)もちろん、これも文頭・文末に置いても構いません。
他にも、to be sure「確かに」やneedless to say「言うまでもなく」、to make matters worse「さらに困ったことには」など様々な独立不定詞がありますよ。

9. My pen pal(S), /visiting Japan/(M), came(V) /to see me(M) /last week(M).「私のペンフレンドは先週、日本を訪れて私に会いに来てくれた」
●最後の9番は、E-文第15回2番の英文です。これは分詞構文ですね。ですから、これまでと同様、文頭や文末に置くことができます。これもやはり、visiting Japanを無視しても文の構造が成り立ちますね。挿入です。

いかがでしたでしょうか。あくまで意味を付け足しているのが挿入ですから、挿入に気づいたら目を奪われすぎず、基本の英文の意味や構造から考えるよう心がけたいですね。そのためにも、練習(そして暗唱)あるのみです。それでは、また。

(E-文 826<第81回>おわり。)文責;Mr. O


From 西宮校の部屋

2009年01月06日

E-文 826<第81回>

E-文826
〜第81回「補足のしかた」〜
 
こんにちは、Mr. Oです。今回も引き続き同格構文です。同格といえば名詞と名詞を並べたものや、「〜という」という日本語訳をされるケースがよく登場します。しかし、前置詞ofやtoを用いたものもありますし、「〜のような」という意味で同格を表すこともあります。
 
■同格構文(パート2)
1. I met an eccentric man in the village of Laka.
「ラカという村で、風変わりな人に出会ったんだ」
2. You are an angel of a child.
「君は天使のような子だ」
3. Abandon the idea of finding your dream lover.
「理想の恋人を見つけようという考えは捨てなさい」
4. He has the ability to make friends with anybody.
「彼は誰とでも仲良くなれる」
5. Everybody knows the ambition of Danny to travel around the world.
「ダニーが世界一周旅行をしたいという野心をもっていることは、誰もが知っている」
6. The fact that they are identical twins surprised us a lot.
「彼らが一卵性双生児であるという事実に、私たちはとても驚いた」
7. Metal is more dense than water, with the result that it sinks in water.
「金属は水より密度が高い。そしてその結果、金属は水に浮く」
8. The question whether he really does something illicit still remains unclear.
「彼が本当に不正を働いているかどうか、という疑問はまだ不明瞭のままだ」
9. I have no doubt that everything will work out well.
「きっとすべてうまくいくよ」
 

それでは解説です。今回は同格構文(パート2)を勉強しますね。
1. I(S) met(V) an eccentric man(O) /in the village of Laka(M).「ラカという村で、風変わりな人に出会ったんだ」
●1番は同格構文の典型的な訳し方ですね。the village「村」という抽象的な語をまず導入し、それの補足的な説明としてLaka「ラカ」という村の名前を表しています。このように、前回学んだ名詞と名詞(又は名詞に相当する語句)が連続して並べられるだけでなく、前置詞を用いて同格の関係を表すこともできるんです。

2. You(S) are(V) [an angel of a child](C).「君は天使のような子だ」
●2番もまた、前置詞ofを用いて2語を繋いでいますが、「〜のような」という訳し方をしています。このように、同格といえば必ず日本語訳が「〜という」になるとは限りません。いろいろな補足説明のしかたがあるんですね。

3. Abandon(V) [the idea of finding your dream lover](O).「理想の恋人を見つけようという考えは捨てなさい」
●1〜2番が[名詞]+of+[名詞]という形をとっていましたが、3番は[名詞]+of V’ingという形です。動名詞が[名詞]を補足しています。the idea「考え」とは何なのか、それはfinding your dream lover「理想の恋人を見つけること」だと言っているんですね。

4. He(S) has(V) [the ability to make friends with anybody](O).「彼は誰とでも仲良くなれる」
●4番はE-文第72回3番の英文です。[名詞]をto不定詞で補足していますよ。そして、この形の特徴は、[名詞]が動詞や形容詞の名詞化したものである、ということです。このとき、『動詞(又は形容詞)として』訳すんでしたね。E-文第72〜73回のテーマでした。
また、この場合、もとの動詞(又は形容詞)の用法を引き継ぎ、それが前置詞を決定します。4番ならば、ability「能力」はbe able to V’「V’できる」のableという形容詞が名詞化したものなので、前置詞はtoをとる、ということなんですね。

5. Everybody(S) knows(V) [the ambition of Danny to travel around the world](O).「ダニーが世界一周旅行をしたいという野心をもっていることは、誰もが知っている」
●5番は、the ambition of Dannyが同格関係にあるのではありません。「ダニーという野心」ではおかしいですからね。「世界一周旅行をすること」が「野心」なんです。つまり、このof Danny「ダニー」は誰のthe ambition「野心」であるかを表しているんです。訳も「ダニーの野心」ではなく、「ダニーが世界一周旅行を〜」とした方が、日本語としてよりキレイでしょう。

6. [The fact that they are identical twins](S) surprised(V) us(O) /a lot(M).「彼らが一卵性双生児であるという事実に、私たちはとても驚いた」
●今度は[名詞]+that S’V’、つまりthat節以下が名詞を補足するものです。6番ならば、「彼らが一卵性双生児であること」がthe fact「事実」だと言っているんですね。
ちなみに、直訳すると「事実が私たちを驚かせた」となりますが、(無生物主語構文ですね。E-文第74〜75回で勉強しました。)よりキレイな日本語とするため、「私たちは驚いた」と訳しています。文の主語である「〜という事実」は、「事実に驚いた」や、「事実を聞いて驚いた」などと訳すのが自然でしょう。
このように同格のthatをとることができる主な名詞は、fact「事実」の他に、opinion「意見」、rumor「うわさ」、chance「見込み」などがあります。

7. Metal(S) is(V) more dense(C) /than water(M), /with the result that it sinks in water(M).「金属は水より密度が高い。そしてその結果、金属は水に浮く」
●7番はthe result「結果」をthat以下が説明しています。文全体としては、「金属は水より密度が高い」ことと、「金属は水に浮くという結果」とが『つながり』があると述べています。(前置詞withの基本イメージは『つながり』でしたね。E-文第53回7番で扱っています。)つまり、with the result that S’V’で「その結果S’V’」と訳せばよいんです。

8. [The question whether he really does something illicit](S) still remains(V) unclear(C).「彼が本当に不正を働いているかどうか、という疑問はまだ不明瞭のままだ」
●8番はwhetherという接続詞以下がthe question「疑問」という名詞を補足しています。ここで、whetherの代わりにthatを用いることは一般的にはしません。というのも、文全体は「疑問は不明瞭のままだ」と述べているので、「彼が不正を働いていること」は不確定なんです。不確定であるときは、thatは避けるのが原則です。

9. I(S) have(V) [no doubt that everything will work out well](O).「きっとすべてうまくいくよ」
●最後の9番は、no doubt「疑問がない」といっているので、8番とは逆にwhetherではなくthatを使うのが適切です。ちなみに、
    There(M) is(V) [no doubt that everything will work out well](S).
と書いて同じ意味を表すこともできます。

いかがでしたでしょうか。補足的に説明といっても、いろいろな補足のしかたがあります。しっかり暗唱して、身に付けていくようにしましょう。次回は挿入を勉強します。それでは、また。
 
(E-文 826<第81回>おわり。)文責;Mr. O


From 西宮校の部屋

2009年01月05日

新年あけました!

 こんにちわ、松本孝です!

 新年あけまして、おめでとうございます!!
 今年も(不定期にですが・・・汗)ブログを更新していきたいと思いますので、よろしくお願い致します(^0^)
 さて。。。

<高3生へ>
 いよいよ、センター試験まで2週間切りました。さすがにかなり緊張してきているのではないでしょうか?また、不安な気持ちで一杯になっていませんか?そんなときは遠慮無く言ってくださいね。

<高1、2生へ>
 コース認定試験まで後1週間になりました。皆さん対策は順調ですよね?納得いく結果が得られることを期待しておきますからね!!!

 以上、松本孝でした〜(^^)/

From 三田校の部屋

2009年01月04日

E-文 826<第80回>

E-文826
〜第80回「補足するもの」〜
 
こんにちは、Mr. Oです。今回と次回で、同格構文を扱います。同格といえばコンマで直前にある語句を補足するケースがよく登場します。しかし、コンマ以外でも同格を表現できますし、同格関係にあるのは必ずしも直前にある語句であるとは限りません。
 
■同格構文(パート1)
1. At that time, I felt betrayed by Charles, my best friend.
「そのとき、私は親友であるチャールズに裏切られたように感じた」
2. She married into a rich family ? the talk of this village.
「彼女はお金持ちの家に嫁いだ。村中がその話でもちきりだ」
3. We, Japanese, remove our shoes at the entrance when entering a house.
「私たち日本人は、家に入るとき玄関で靴を脱ぐ」
4. I must do the work myself.
「私がその仕事をせねばならない」
5. In other words, he is still immature.
「つまり、彼はまだ子供なんだ」
6. I want to invite Dave, or rather his pretty daughter.
「デイブを、より正確には彼のかわいい娘さんを招待したい」
7. We analyzed the data from three viewpoints: color, shape, and size.
「我々は、色、形、大きさという3つの観点からデータを分析した」


それでは解説です。今日のテーマは同格構文(パート1)です。
1. At that time(M), I(S) felt(V) betrayed(C) /by Charles, my best friend(M).「そのとき、私は親友であるチャールズに裏切られたように感じた」
●名詞や名詞に相当する語句を連続して並べることによって、説明を補足する場合、それらは同格関係にある、といいます。たとえば1番。Charles「チャールズ」の後ろに、コンマ( , )をはさんでmy best friend「私の親友」という補足的な説明を加えています。「チャールズは私の親友だ」という関係がある、ということですね。また、同格関係にある場合、「〜という」のような訳し方をすると日本語としてキレイにまとまりやすいです。

2. She(S) married(V) /into a rich family(M) ? the talk of this village.「彼女はお金持ちの家に嫁いだ。村中がその話でもちきりだ」
●2番はダッシュ( ? )を用いて補足説明をしています。何を説明しているのかというと、前文全体です。「お金持ちの家」が村中で話題になっているのではなく、「お金持ちの家の彼女が嫁いだこと」が話題になっているんですね。このように、文を名詞で受けることもできます。

3. We, Japanese(S), remove(V) our shoes(O) /at the entrance(M) /when entering a house(M).「私たち日本人は、家に入るとき玄関で靴を脱ぐ」
●3番はWe「私たち」という代名詞を名詞Japanese「日本人」が説明しています。代名詞を名詞で言い換えているんですね。また、副詞節内はwhen (we are) entering a houseというように、主語とbe動詞が省略されています。(これはE-文第回番で勉強しましたよ。)

4. I(S) must do(V) the work(O) /myself(M).「私がその仕事をせねばならない」
●4番はE-文第44回10番の英文です。再起代名詞と呼ばれる-selfという形の代名詞を使って、同格の関係にある名詞を強調しています。「他の誰でもない、私が」という気持ちがこの文からは読み取れます。このように、同格関係にある語句は、必ずしも直前に置かれているとは限りません。
もちろん、4番は
    I myself(S) must do(V) the work(O).
    と書いてもいいですよ。
◇    
5. In other words(M), he(S) is(V) still immature(C).「つまり、彼はまだ子供なんだ」
●『言い換え』を表す表現が使われているのが5番ですが、このような『言い換え』を表すものは色々あります。たとえば、that is (to say)「つまり」、namely「つまり」、そして5番のin other words「つまり」などです。

6. I(S) want(V) [to invite Dave, or rather his pretty daughter](O).「デイブを、より正確には彼のかわいい娘さんを招待したい」
●6番も『言い換え』ていますが、「より正確には」という日本語訳にも現れているように、前言をより正しく言い直しています。(or) rather「より正確には」という表現で、orは省略することもできます。

7. We(S) analyzed(V) the data(O) /from three viewpoints: color, shape, and size(M).「我々は、色、形、大きさという3つの観点からデータを分析した」
●7番ではコロンを用いています。これは、three viewpoints「3つの観点」が具体的には何なのか、それを例示して補足説明しているんです。(抽象→具体の論理ですね。)これらもまた、同格の関係にあります。
また、コロンを使って、語句ではなく節で補足説明をすることもできます。
This(S) is(V) what you need to do(C): go to the webpage and get registered.「なすべきは、ウェブページに行って、登録することだ」
この英文ならば、「なすべきこと」であるthis「これ」が何なのか、具体的な説明がコロン以下の節によってなされています。

いかがでしたでしょうか。名詞が2つ並んでいるので文の構造が分からなくなってしまう人がいるかもしれません。しかし、この同格関係に気づき、「補足的に説明しているだけなんだ」と感じられるようになりましょう。そうすれば『混乱』のもとであった同格構文が『助け』となってくれますよ。それでは、また。

(E-文 826<第80回>おわり。)文責;Mr. O


From 西宮校の部屋

2009年01月03日

E-文 826<第79回>

E-文826
〜第79回「様々な強調の仕方」〜

こんにちは、Mr. Oです。新年もはりきっていきます。今日は強調を勉強します。強調構文や疑問詞を強める表現、否定を強める表現、これまでにも色々登場した強調表現をここでまとめておきましょう。
 
■強調
1. It was on our second date that I proposed to my girlfriend.
「彼女にプロポーズしたのは2度目のデートでのことだった」
2. All you need is love.
「愛こそはすべて」
3. I don’t like milk, but I do like yogurt.
「牛乳は好きじゃないけど、ヨーグルトは大好きなんだ」
4. Do be easy!
「落ち着いて!」
5. I found the book extremely difficult.
「その本は非常に難しかった」
6. He always aims to achieve the best possible performance.
「彼はいつも可能な限り最高の業績をあげることを目指している」
7. What in the earth is going on?
「いったい何が起きているんだ」
8. The show was by no means outstanding.
「そのショーは決してずば抜けたものではなかった」
9. I heard your name called over and over (again).
「君の名前が何度も繰り返し呼ばれていたよ」

◇ 
それでは解説です。今日のテーマは強調(1〜9番)です。
1. It(S) was(V) /on our second date(M) /that I proposed to my girlfriend(M).「彼女にプロポーズしたのは2度目のデートでのことだった」
●何かを強調するのに用いる構文といえば、この強調構文がまずあげられるでしょう。強調構文については、E-文第71回で詳しく取り上げています。1番の英文は、そのE-文第71回の2番で紹介したものです。この文で強調しているのは、on our second date「2度目のデートで」という副詞句ですね。

2. All you need(S) is(V) love(C).「愛こそはすべて」
●強調構文と似た形なのがこの2番です。強調構文はit、be動詞、thatを消したとき、文として成立するんでしたね。2番も同様です。allとbe動詞を消すと、you(S) need(V) love(O)となり、文が成立します。all+[欠落文]+is+[名詞]という形で、[名詞]を強調している構文なんです。この[名詞]の代わりに名詞節を置くこともできますし、allの代わりにwhatを置くこともできます。
All you need is love.はビートルズの非常に有名な曲ですね。

3. I(S) don’t like(V) milk(O), but I(S) do like(V) yogurt(O).「牛乳は好きじゃないけど、ヨーグルトは大好きなんだ」
●I(S) do like(V) yogurt(O)というように、肯定文にもかかわらず助動詞doが用いられていますね。このdoが強調を表しています。単純に「本当に」という意味を表す強調であることもありますが、3番は対比と考えましょう。何を対比しているのかというと、否定文と肯定文です。このように、助動詞doは肯定文で使って強調を表し、『否定ではなく肯定なんだ』というニュアンスを表すことができます。
◇ 
4. Do be(V) easy(C)!「落ち着いて!」
●4番も助動詞doを用いています。(助動詞ですから、その後ろのbe動詞は原形のbeになっているんですよ。)このdoも強調ですが、感情を強調しています。単純に「落ち着きなさい」と言っているのではないことが分かります。

5. I(S) found(V) the book(O) extremely difficult(C).「その本は非常に難しかった」
●5番はextremely「非常に」という副詞を用いた強調です。これはdifficult「難しい」という副詞を強調しているんですね。このように形容詞や副詞を強調する語は、他にvery「とても」、really「本当に」、absolutely「絶対に」などがあります。

6. He(S) always aims(V) [to achieve the best possible performance](O).「彼はいつも可能な限り最高の業績をあげることを目指している」
●6番は最上級をさらに強調した表現です。[最上級]+possible「可能な限り最高の」という構文です。他に、[最上級]+imaginable「考えられ得る限り最高の」という表現もあります。
その他、比較級や最上級を強調する表現としては、E-文第26回1番の
This dorm(S) is(V) far larger(C) /than I expected(M).「この寮は思っていたよりずっと大きい」
で使われているfar+[比較級]「はるかに〜」や、by far the+[最上級]「ずば抜けて1番〜」といったものがあります。どれも是非とも覚えておきたい構文です。

7. [What in the earth](S) is going on(V)?「いったい何が起きているんだ」
●[疑問詞]+in the worldで「いったい〜」という意味を表し、疑問詞を強調しています。同様に、[疑問詞]+on earthも疑問詞を強調し、「いったい〜」という意味になります。
その他、疑問詞を強調する方法、思いつきますか。強調構文で疑問詞を強調する、という手もあります。E-文第71回第7〜8番で紹介しました。

8. The show(S) was(V) by no means outstanding(C).「そのショーは決してずば抜けたものではなかった」
●8番はE-文第36回11番の英文です。これは、ただ「ずば抜けたものではなかった」と言っているのではなく、「決して」と否定をさらに強調した構文です。
    The show(S) was not(V) outstanding(C) /by any means(M).
と書き換えられることも、紹介しましたね。by no means=not 〜 by any means「決して〜ない」です。他に、not 〜 at allやnot 〜 in the leastなども「全く〜ない」という意味を表し、否定を強調しています。(『否定を強める表現』と題して、E-文第37回1〜3番でもいくつか紹介していますよ。)

9. I(S) heard(V) your name(O) [called over and over (again)](C).「君の名前が何度も繰り返し呼ばれていたよ」
●最後は繰り返すことによって強調している表現。over and over (again)で「何度も繰り返して」という意味になります。他にも、[比較級]+and+[taller]「どんどん、ますます」という構文も同様に強調していますね。(この構文はE-文第26回10番で使っています。)
他にも、
    She(S) laughed and laughed(V).「彼女は笑いころげた」
    のように、動詞を繰り返して強調することもできます。

いかがでしたでしょうか。強調を覚えることによって、表現方法がより豊かになり、伝えたいことがもっと伝えられるようになります。自然に強調した表現が使えるようになるまで、例文を暗唱しましょうね。次回から、新しい単元に入ります。それでは、また。
  
(E-文 826<第79回>おわり。)文責;Mr. O  
  
  
From 西宮校の部屋

2009年01月02日

E-文 826<第78回>

E-文826
〜第78回「考えるべきは主述関係」〜

あけましておめでとうございます。Mr. Oです。今日はthere VS構文を勉強します。「〜があります、〜がいます」という訳だけで満足していませんか。それでは多様な表現に対応できません。there VS構文で『考えるべきは主述関係』です。

■there構文
1. Once upon a time, there were an old man and his wife.
「昔々あるところにお爺さんとお婆さんがいました」
2. There is the hope that his work may win the grand prize.
「彼の作品が大賞を受賞するかもしれないという期待がある」
3. There must be a mistake somewhere.
「どこかに間違いがあるはずだ」
4. There is to be a questionnaire after the class.
「授業の後でアンケートがある予定だ」
5. There seems to be little agreement on that issue.
「その件に関してはほとんど同意がないようだ」
6. There appeared a man out of the dark.
「暗闇から男が現われた」
7. There is many a true word spoken in jest.
「嘘からでたまこと」
8. He doesn’t want there to be any difference of opinion at all.
「彼は意見の相違が一切あってほしくないと思っている」
 

それでは解説です。今日はthere構文(1〜8番)ですね。
1. Once upon a time(M), there(M) were(V) [an old man and his wife](S).「昔々あるところにお爺さんとお婆さんがいました」
●まず、there VS構文の最も基本的な形である1番から見ていきましょう。(ちなみにE-文第47回2番の英文です。)
there VS構文の形は大丈夫ですか。thereは訳しませんからね。thereの直後に動詞(V)、その後ろに主語(S)という倒置が起きています。(前回E-文第77回3〜4番で学んだ、『方向・場所を表す副詞(句)』が文頭に置かれた倒置です。)
さて、there VS構文で大切なのは、『新情報』を表すということ。1番などは典型的な例ですね。「昔々あるところに…」という、おとぎ話の始まり方です。そして、おとぎ話の最初に紹介される登場人物は、もちろん読者が初めて知る『新情報』です。
それゆえ、there VSの主語の位置には不定冠詞a/anを伴う語がきやすいんです。(不定冠詞a/anは『不特定さ』を表すんでしたね。E-文第47回で勉強しました。)逆に言うと、『新情報』ではない語は主語の位置には置かれませんから、定冠詞the(『特定』を表しますよ)を伴う語はあまり主語にはきません。

2. There(M) is(V) [the hope that his work may win the grand prize](S).「彼の作品が大賞を受賞するかもしれないという期待がある」
●there VS構文の主語の位置にはtheがあまり置かれない、と書きましたが、theが全く置かれないわけではありません。2番はthe hope「期待」の内容をthat以下が説明する、『同格』のthatが使われています。(抽象→具体の論理ですね。)このとき、hope「希望」がどんな内容であるか『限定』するため、『特定』を表す定冠詞theを用いています。(このような『限定』の用法がtheにはありましたね。)
そして、この『限定』の用法を表すtheは、there VS構文の主語に置くことができるんです。ただし、あくまで主語は『新情報』です。話し手と聞き手が、ともに既に知っていること(旧情報)をthere VS構文では導入しないんです。

3. There(M) must be(V) a mistake(S) /somewhere(M).「どこかに間違いがあるはずだ」
●there VS構文の動詞の位置に、助動詞が入っています。だんだん日本語訳が分かりにくくなってきたかもしれませんね。1番の解説部で、これは倒置だと書きました。元の文を考えてみると、A mistake(S) must be(V) /somewhere(M).(には不適切です)となります。これなら意味が分かりますね。ただし、『不特定さ』を表すa/anが文頭にくるのは、一般的にはあまり適切な文とされず、避けられます。(文頭に新情報が置かれる形は、あまり好まれないんです。)
there VS構文の意味を考えるとき、SとVの主述関係を考えることが非常に有効です。

4. There(M) is to be(V) a questionnaire(S) /after the class(M).「授業の後でアンケートがある予定だ」
●4番も同様に、意味を明確にするため、主述関係を考えてみましょう。a questionnaire is to beという関係ですね。これは、be動詞+to V’という構文です。(義務「〜すべきだ」、予定「〜する予定だ」、運命「〜する運命だ」、可能「〜できる」、意志「〜するつもりだ」)の5つの意味を表します。『ギョウカイ』と覚えておきましょう。)
このように、there VS構文の動詞の位置には、助動詞だけでなくbe動詞+to V’という構文も置かれるんです。

5. There(M) seems to be(V) little agreement(S) /on that issue(M).「その件に関してはほとんど同意がないようだ」
●動詞の位置にseems to V’が置かれることもあります。さて主述関係を考えます。little agreement seems to be、これが主述関係です。ここから、「同意がほとんどないようだ」という意味になることが分かります。ちなみに5番は、
        It(S) seems(V) /that there is little agreement on that issue(M).
と書き換えることができます。

6. There(M) appeared(V) a man(S) /out of the dark(M).「暗闇から男が現われた」
●だんだん主述関係を考える重要性が増してきます。6番は、a man appeared「男が現われた」という主述関係がみえれば、文全体の訳を考えることは難しくないでしょう。
また、a manはもちろん『新情報』として扱われています。それゆえ、『存在』や『発現』を表す文ではthere VS構文を用いることはできますが、「部屋を出ていく」のように『消失』を表す場合は使えません。これも『新情報』の考え方が身についていたら、分かりますね。例えば「出ていく」ということは、「既にそこにいた」のが前提ですからね。

7. There(M) is(V) many a true word(S) spoken(V) /in jest(M).「嘘からでたまこと」
●7番はE-文第61回4番の英文です。やはり主述関係を考えましょう。many a true word is spoken「真実の多く(1つ1つ)は語られる」という関係ですね。受動態です。この受動態が見抜ければ、訳は問題ないでしょう。「真実の多く(1つ1つ)は冗談として語られる」つまり、「嘘からでたまこと」です。
この主述関係の考え方が身についていなかったら、「話されている多くのコトバ」などと訳してしまいがちですが、皆さんはそんな落とし穴に落ちないでくださいよ。

8. He(S) doesn’t want(V) there(O) [to be any difference of opinion at all](C).「彼は意見の相違が一切あってほしくないと思っている」
●8番はSVOCの第5文型をとっています。第5文型の特徴は、OとCの間の主述関係ですね。そのOにthereがあります。これまでと同様に、主述関係を考えると、there is any difference of opinion at allというthere VS構文の基本的な形が見えてきますね。
(ちなみにこれは、文全体を否定しているnotを受けて、さらに文末のat allがその否定を強調して「全く〜ない」となります。つまり、「全く意見の相違がない」という訳なんですね。)

いかがでしたでしょうか。there VS構文は様々な形をとりますが、主述関係が見えれば日本語訳もみえてきます。常にこの主述関係を考えるように心がけましょう。それでは、また。

(E-文 826<第78回>おわり。)文責;Mr. O


From 西宮校の部屋

2009年01月01日

あけましておめでとうございます。

 
あけましておめでとうございます。 
 
昨年後半から不景気のニュースがたくさんみられますが、ここから見える「阪急西宮ガーデンズ」には連日大勢の人が出入りしています。それほど悪くないなという印象です。グローバル化した経済の影響で短期的には辛抱を強いられますが、人間活動がある以上、経済活動もまた正常な状態に戻っていくことは間違いありません。概ね大量生産画一商品大量消費の時代が終わり、いいものが売れて、それほどでもないものは受け入れられないという時代なのだと思います。みなさんも、本物の学力を身につけて、巣立っていってください。

研伸館は、あす1月2日からまたプレミアタームが始まります。冬期Dタームは1月4日からです。
  
ブログのほうも、連載の大詰めを迎えた「E-文」がセンター試験本番頃第100回となり終了予定です。E-文では単元別Eレクチャーと同様、高校(というか大学入試)英文法のほぼすべての単元を網羅しています。E-文の文法項目が理解できて、ぼん単の語彙力が身についていれば、あとは授業で応用力がついて学力アップ、実力アップに直結します。
 
今年もがんばっていきましょう。
   

From 研伸館からのお知らせ