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Biological Stories<第52回>

第52回 試験に出る甲殻類 

この連載、普段は「受験情報とは無関係に、知的な雑談をみんなで楽しむ」というのが基本方針のおたのしみコーナーなのですが、今回だけ特別にチョットだけ試験に役に立つ情報を提供していきます。

でも、生物を入試に使わない皆さんも楽しめる内容なので、ご心配なく。
ではさっそく行きましょう!

試験に出る甲殻類 

高校の生物2には近年に明らかになった内容を大量に入っていますので、生物2が中心に問われる2次試験ではどことなく分子生物ばかりのような気がしてしまいます。
確かにどの大学でも分子生物的な内容は頻繁に出題されるのですが、決してそればかりではありません。
 とくに過去に進化や系統関係の内容が入試に出題されたことのある大学は、その分野を研究する学部を持っていることが多いため、今後もそのような内容が入試問題として問われる可能性が高いと思われます。
 
ところで「いきもの」マニアでない限り苦労するのが生物の系統分類の問題でしょう。
きちんと体系だった知識は教科書の記述に任せることにして、ここでは視点を絞ることにします。

まず系統分類の入試問題で、頻出の節足動物の仲間の分類からはじめていきましょうか。
節足動物は大きく昆虫類、クモ類、甲殻類、(詳しい教科書には倍脚類、唇脚類も載っています)に分けることが出来ます。

それぞれについて代表的な動物名を上げていきましょう

・ 昆虫類・・・バッタ、ハエ、チョウ、カブトムシ・トンボ
・ クモ類・・・クモ・ダニ・サソリ・カブトガニ
・ 甲殻類・・・エビ・カニ
・ 倍脚類・・・ヤスデ
・ 唇脚類・・・ムカデ

(※倍脚類や唇脚類を多脚類としてひとまとめにする場合もある)

ここで注意をひとつ。シャジクモはクモの仲間ではありません。漢字で書くと「車軸藻」となる立派な緑藻類の仲間です。引っかけ問題に引っかかってはいけませんよ。
さて、今回の表題でも使われた甲殻類に関してですが、「エビ・カニ」で終わりにしてしまうと、思わぬところで足元をすくわれる可能性があります。

進化・系統分類を好む大学の試験の対策として(念のために)覚えておくべき甲殻類は以下の5つです。

・ フジツボ
・ ミジンコ
・ カメノテ
・ オキアミ
・ ウミホタル

文字で単語を見ただけだと記憶に残りにくくても画像で見れば印象に残りやく記憶の助けにもなると思われますので、今回は写真資料を見ながらお話ししていきましょう。

ただし、どの写真も僕がオリジナルで撮ったものではなく、各種のサイトからお借りする形になりますので写真を示した上で、出所のサイトのリンクも下に張っておきたいと思います。

52image_1.gif
フジツボ写真の出所
http://www.hokudai.ac.jp/fsc/usujiri/usujiri.html


52image_2.gif
ミジンコ写真の出所
http://okinawaebi.blog.shinobi.jp/Entry/31/


52image_3.gif
カメノテ写真の出所
http://blog.livedoor.jp/inaspo/archives/2008-02.html


52image_4.gif
オキアミ写真の出所
http://www.nationalgeographic.co.jp/staticfiles/NGS/Shared/StaticFiles/animals/images/primary/krill.jpg


52image_5.gif
ウミホタル写真の出所
http://umiho.net/nfiles/1umiho.html
 
 
(Biological Stories<第52回>終わり。文責:上田@生物)
  
  
From 住吉校の部屋
  

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