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一 "語"一会 No. 10

“democracy”

 昨夜初来日したオバマ米大統領は、首相官邸で鳩山由紀夫首相と日米首脳会談を行った。話題の普天間基地移転問題など難題には深く踏み入れなかったが、「核のない世界」の実現や、温室効果ガスを2050年までに80%削減することを盛り込んだ共同文書を発表した。
 オバマ大統領と鳩山首相は共に民主党の党首でもある。民主党は英語で“Democratic Party”という。“democracy”は古代ギリシャのポリス、つまり都市国家から生まれた。ギリシャ語のdemokratia(demos民衆+kratos支配、力→民衆による支配→民主主義)が語源である。しかし、古代ギリシャでは、民衆が直接政治に関わる形になっても、ポリスに住む者がすべて市民というわけではなく、女性、外国人、奴隷には市民権が与えられていなかったので、現在のデモクラシーとは少し違ったようである。真の意味で民主主義を確立したのはアメリカである。アメリカ建国の際に“the Democratic Republican Party”(民主共和党)が結成され、その後真ん中の‘Republican’が削られ、今日の“the Democratic Party”(民主党)になった。日本の「民主党」もアメリカの「民主党」と英語名は同じである。
 2人の首脳がどれくらいdemocraticな政策を実現できるか、お手並み拝見といったところである。

From 三田校の部屋

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