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一"語"一会 No. 13

“minister”

 昨日、政府の行政刷新会議が、「事業仕分け」の第2ラウンドをスタートさせた。「事業仕分け」は英語で“Budget Screening”という。様々な公共事業を、「廃止」「見直し」「予算削減」「予算要求通り」などに仕分けていくため、“screening”が当てられるのだ。賛否はあるものの、政権交代前はなかったものなので、斬新で実に面白い。昨日は行政刷新会議の議長である。鳩山首相の視察もあったようだ。
 首相は英語で“prime minister”と言う。“minister”は「大臣」の意味だが、mini-(小さい)という接頭辞を持つことからもともとmaster(主人)に仕える「召使い」を意味した。しかし同時に、「神の僕(しもべ)」であったことから、16世紀以降、「牧師」の意味で一般的となった。あとはトントン拍子で出世し、17世紀頃から今日ある政治上の案職名として使われるようになったのだ。
 昨日の仕分けでは、政府開発援助(ODA)の無償資金協力援助が、予算縮減などの見直しを行うと判定された。国際貢献度の高い国であるだけに、今後の外交に影響を及ぼすことが懸念される。国際社会によって、国際貢献度が低い国に「仕分け」られないように対応を図ってほしいところである。「天に仕える」ministerの方々に大いに期待しよう。

From 三田校の部屋

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