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一"語"一会 No. 8

“president”

 今週末に米大統領バラク・オバマの初来日が予定されている。1年前に圧倒的な支持率で大統領選挙を勝利したオバマ氏だが、現在は支持率が急落し苦境に立たされている。アフガン増派問題、最大の公約と掲げた公的医療保険問題などで超党派の支持を得られないまま妥協案を探ると方向に向かいかけている様子もある。
 “president”は古フランス語から入った語で「前に座る人」を表すラテン語praesidensに由来する。英語で最初にこの単語は「(地方・植民地の)総督」の意味で使われた。後に組織の長に使われるようになる。大学の「学長」、学会の「会長」、そして会社の「社長」の意味が加わる。それぞれの構成員の前に座り、代表として組織運営という重要な任務を果たさなければならない。やがて1787年にアメリカ合衆国憲法の草案に書き込まれて以来「大統領」の意味でつかわれるようになった。
 オバマ氏も合衆国国民の「前に座って」この苦境を乗り越えてほしい。

From 三田校の部屋

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