« 2012年02月 | メイン | 2012年04月 »

2012年03月28日

高3研伸館基礎力テスト受付中!

皆さん、こんにちは!

春期講習も始まりましたが、新学年の学習は軌道に乗っていますか?
新高3生は、勉強しないといけない科目がぐっと増えているはず。
この春休みに勉強する体力をしっかりつけていきましょう。

さて、4/15(日)に、新高3生対象の『研伸館基礎力テスト』が実施されます。
新高3生の皆さん、申込はもう済ませましたか?
まだの人はすぐに事務局で申込をしてくださいね!

合格した先輩たちに共通しているのは、とにかく教科バランスが優れていること。
「苦手科目は得意科目で補う・・・」みたいなことをよく耳にしますが、
補えきれないほど苦手科目があったら、そんなことは幻想にすぎません。

各教科それぞれ土台(基礎)が見についているうえで、
武器となる得意科目が1つ・2つある状態が理想です。

今回のテストは、各教科のバランスや基礎定着度を測るのが目的です。
理想的な状態に向けて、今自分がどういう状態なのかを認識できるよう
新高3生は絶対に受験してください!

2012年03月21日

全国大会、開幕!(君もネ)

 ついこの間まで、「まだまだ肌寒いな」という日があったかと思うと、すっかり春の風を感じる日も増えてきました。先日、阪神甲子園球場では、選抜高校野球が開幕しましたね。どれだけ寒い3月であっても毎年この時期には暖かい春を感じられるようになります。「春はセンバツから」とはよく言ったものですね。

 全国大会、開幕! しかし、これは彼ら高校球児のような部活動の世界だけではありません。全国の高校生が、統一のルールの下に目標達成へ向けて切磋琢磨する、と言えば皆さんがこれから臨む大学受験もある意味”全国大会”と言えるでしょう。


“試合のための練習”を意識するところから始まる

 甲子園に何度も出場している伝統校、東海大相模高校野球部の内野陣は、打者が打ってから内野手が捕球し、1塁送球が完了するまでを4秒以内におさめるよう練習するというのを聞いたことがあります。それは、打者が1塁まで走るのに4秒以内であれば速い方と言われているためで、これこそまさに「本番を想定した練習」と言えます。練習方法としては決して特別なことではありません。「確実にアウトにする」という目的を明確にし、そこから逆算して考えられた練習方法であり、そこに意識をむけたかどうかがポイントと言えると思います。

皆さんは、普段の学習の中で、「試合のための練習=志望校合格のための学習」を意識し、実践しているでしょうか。

志望校合格へ、テーマを持って“春”を過ごそう!

 ●新高3生の皆さんへ
 皆さんはセンター試験や志望校の過去問は、一度は目を通しましたよね?えっ?まだ??あなたがもし高校球児だったら、一度も甲子園全国大会を(テレビ観戦も含めて)観ずに甲子園を目指すでしょうか。確かに、まだ大学入試問題を見てもどれだけの難度なのか、実感することは難しいと思います。しかし、試験時間は何分なのか、問題分量はどれくらいなのか、長文はどれくらいのスピードで読まないといけないのか等を意識するだけでも普段の学習におけるスピード感は変わってくるはずです。

 ●新高2生の皆さんへ
 今、皆さんの頭には「志望校」とは言えないまでも、「志望校候補」としていくつかの大学が浮かんでいることでしょう。それらの研究内容や大学入試入試科目、おおよその配点が頭に入っていますか?これから本格的に志望校を絞り込んでいく人も.いるでしょう。しかし、入試科目や配点など、“判断する材料”についての知識を持たない高校生が意外に多いことに驚かされます。来年は時間的余裕もないでしょう。この春、「志望校候補大学」に足を運んでみるのもいいかも知れませんね。実感と意欲が沸きますよ!

 ●新高1生の皆さんへ
 高校受験を終えられた方は「ほっとひと安心」と言ったところでしょう。しかし、高校学習は中学内容の土台の基に成り立ちます。学校から課題をもらった人は、しっかり時間をかけて疑問点をひとつひとつ理解に変えて行き、決して「単にこなした」ということにならないようにして下さい。せっかくの春休みの時間を使うのだから、あまりにも勿体無いですよ!
 中高一貫校に通っている方は、学校で高校内容にも入っていることがあるはず。一度学年末試験をやり直してみよう。テスト期間中と同じようにできるかな?できない、部分が出てきたらそこがあなたの弱点です。改めて教科書やノートで確認したり、先生に質問してしっかり理解しておきましょう。それだけで立派な“受験勉強”ですよ!

2012年03月14日

合格座談会へ行こう!

現在、国公立大学の前期をはじめ、合格発表の真っ只中です。

先輩達の合否結果に驚かされた人もいるのではないでしょうか。
当日のパフォーマンスが良く、憧れの第一志望に合格した先輩達。
あなたもぜひ先輩達に続きましょう!

研伸館では各校にて「合格座談会」を開催(※)。つい先日、あなたの志望校に進学することが決まった先輩が登場するかもしれません。また、あなたの志望校ではなくても、合格した先輩から今後の本番向けた頑張り所を聞ける絶好のチャンスです。

(※)合格座談会を開催する校舎、および開催日時は在籍校舎に確認してください。

合格座談会は、当然のことながら研伸館に通っていた先輩から聞ける話なので、あなたが今まさに受講している講義やどんな先生とのやり取りが響いたのか、イメージしやすいので参考になります。もし、受講していない講座のことを紹介してもらえたのであれば、ぜひ3月期第3週に開催する体験授業週間、または春期講習で受講しましょう!

この時期の一歩を大切に。受験期後半は誰もが必死に頑張ります。
受験期後半で差を広げる、あるいは追いつくことは並大抵のことではありません。

合格座談会で有意義な時間を過ごし、気合を注入しましょう!
そして、来年。あなたが合格座談会出演者として登場してください。
「来年は、僕だ(私だ)!」の気持ちで合格座談会へお越しください。

2012年03月07日

”治”力・体力・・・健康体を維持するシリーズ2012

 新学年の時期、季節・天候の変化と共に『受験の意識』も変わってくる時期でもあります。
 勉強は計画性が本当に大切です。それを維持・継続していくためには、”体調面の安定”が必要不可欠です。
 そこで、昨年同様、今年も知力、体力、時の運・・・ではなく、”治”力を高めて、

体力=健康体を維持するための「試してみて!」というトピックを紹介していこうと思います。
是非実践してみてくださいね!
(あくまでお勧めですので、効力には個人差があります。予めご了承ください。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◆花粉症対策の薬いろいろ◆
 いろいろなシーンで花粉症は悩ましいものです。特にアレルギー反応が過敏な人は辛いですね。ですが、市販されてい花粉症対策薬品の成分にご注意!

『抗ヒスタミン薬』という成分が主なのですが、実は脳の動きを抑制することもあるようです。
(眠くなる、集中力が散漫になりやすい・・・など勉強には大きく支障しますね!)

ですので、もし薬局で花粉症対策の薬を選ぶ際には、

 ・比較的軽めの症状の人=「眠くなりにくい薬を探す」

 ・慢性的できっちりと治したい!という人
   =「医師、薬剤師に相談して、自分にあった薬や処方を選ぶ」

に注意してください。

花粉の量は年により大きく変わります。実は1年以上前から分かる!
という人もいる模様。2013年1月2月は比較的少ない・・・と言う人もいますが、安心はできません。

それでも花粉症がひどい人、悩んでいる人は、この時期から対策を講じておくことをお勧めします!(その薬や処方の成果も確認できるのは有効と言えるでしょう。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◆姿勢による集中力アップ◆
 今、骨盤の調整によるダイエット、健康体を作る!!というのが流行っているようです。
実際に見ると、非常に簡単な方法を紹介しているケースが多いです。

 現代っ子は、スマホや携帯の使用頻度が高いことから「猫背」や「前傾姿勢」が多いと聞きます。(それこそ駅ホームで”線路に飛び込まないで”と言われるぐらいです)
時代の流れ・・・といえばそれまでですが、今も昔も

”姿勢が良い方が集中力や健康体が維持できる”

と言われます。これは真実だと思います。

そして、受験とは、機械を使うでもなく、自分の頭をフル稼働し、短い時間で集中しまくることが必須です。ともすれば、普段の姿勢を見直す必要が当然出てきます。

春は襟を正す時期!今一度自分の『姿勢』を見直してみてください。

2012年03月02日

吉田信夫(研伸館数学科)の東大・京大・阪大の理系数学所感

先日の国公立前期入試。
東大・京大・阪大の理系数学について、解いてみた感想を
簡単に述べてみたいと思います。

3大学とも、その特徴がよく表れた出題だったと思います。
昨年起こった京大の易化、阪大の難化は、緩和されたと思います。
要するに、実力がよく表れる出題だった、ということです。
(ここまでは文系と同じです。)

各大学で少し変化があったり、面白い問題があったりしましたので、
少しみていきましょう。

<東大>
小問数が減りました。
3個に分かれているのは「5」だけ。
「文脈読解問題」の要素が減って、良かったと思います。

「1」「2」:小問に分かれていませんでした。
 「図形問題絡みの最大値」と「漸化式を利用する数列的確率」で
 東大によくある問題ですが、少し簡単だったと思います。
「3」:小問に分かれていますが…少し計算が面倒なだけで、簡単ですね。
「4」:頭を使う整数の問題(n乗数がテーマ)
「5」:行列式の絶対値が1になる行列がテーマ。示すべき命題が漠然と
 しているので、論証に苦しんだかも。場合分けすれば良いんですけどね。
「6」:回転移動、対称移動の行列が入り乱れ、頑張って計算したら、
 最終的に示すことは、そんなに大変ではない。

やはり、処理力重視ですね。もう少し考えさせる問題があれば…

<京大>
「1」:意外とつまずきそうな極限と積分の計算
「2」:正四面体を切断して正三角形を作成
「3」:対称式での条件付き2変数関数の処理(文系的か…)
「4」:2の3乗根に関する論証(代数的数の最小多項式の次数がテーマ)
「5」:図形に関する命題の真偽判定。2つめはちょっと悩むかも…
 「両方とも真はないだろ〜」と切り替えられるか?
「6」:漸化式を利用する数列的確率だが、裏テーマは連分数で、
 パッとは題意をとらえにくいですね。

京大はこれくらいでないと!

<阪大>
「1」:楕円と直線の距離
「2」:整数に関する、ちょっと頭を使う問題(素因数分解)
「3」:ちょっとした図形把握から、体積へ。ちゃんと置換積分しているかな?
 θの変化はzの変化とは違うから、「zで立式→θに置換」。
 いきなりθで積分している人、続出??
「4」:5次関数を使って等差数列を作る問題。(2)は頭を使うかも。
「5」:サイコロで係数を決めて極限や極値を考える確率

昨年よりは随分マシだけど、やっぱりヘビー!

今年は、数に関する問題が特徴的でした。
いくつかは歴史に刻まれる問題になるかも知れません。
簡単に紹介しておきます。

●東大「4」(2):
 実は(1)がヒント。何のn乗になりうるか?どこで矛盾するか?
 本質的には「互いに素」がキーワード。

●京大「4」(2):
 2の3乗根を代入して0になる、有理係数の2次式はあるか?
 (1)で2の3乗根が無理数になることを示しているので、これを使うのですが…

●京大「6」:
 (1+√3)/2と1+√3の連分数をイメージできれば、移り変わりが見えるけど…
 (AまたはBの確率)=(Aの確率)+(Bの確率)−(AかつBの確率)に
 帰着できるか?

●阪大「2」:
 素因数が高々2個、1つの素因数の場合は何乗まで?2つの素因数の
 場合は何乗まで?
 算数的に捉えることができたら簡単なんですけどね…
 真面目に考え過ぎると撃沈するか?

●阪大「4」:
 (1)は因数定理の拡張と思えば良いかな。
 (2)はちゃんと式にできるか?
 他にはないだろう、という予想から、「背理法」に走ると失敗?
 「とりあえず3つが等差数列になるから…」とできたか?

最近、算数の問題を解くことが多いのですが、「問題は、解けるように出来て
いるんだ」と強く信じ、具体的な対象を深く探っていく姿勢がないと、
難しい問題は解けません。
そういう要素は、大学入試数学でも必要だな、と再確認しました。

「一般論を学ぶこと」と「解くスキルを磨くこと」を両立した学習をしないと、
超難関大に挑むのは難しいです。
しかも、できるだけバランスよく。
もちろん、「伝える力を身に付けること」も必要です。

より効率良く生徒にこれらを伝えられるよう、また1年頑張ろう、と思いを
新たにしました。

2012年03月01日

吉田信夫(研伸館数学科)の東大・京大・阪大の文系数学所感

先日の国公立前期入試。
東大・京大・阪大の文系数学について、解いてみた感想を
簡単に述べてみたいと思います。

3大学とも、その特徴がよく表れた出題だったと思います。
昨年起こった京大の易化、阪大の難化は、緩和されたと思います。
要するに、実力がよく表れる出題だった、ということです。

研伸館の文系数学上位クラスに在籍している生徒にとっては、
「授業でやったことのある問題」と思えるものが多かったはずです。

<東大>
「1」:2次曲線におけるxの最大値を判別式で処理
「2」:図形量の最大値を、相加相乗平均の関係で処理
「3」:有限な範囲を動く状況で、漸化式を利用する数列的確率
「4」:放物線と接線で囲まれる面積=(幅の3乗)/12

<京大>
「1」:4次関数の面積、簡単な確率
「2」:正四面体を切断して正三角形を作成
「3」:対称式での条件付き2変数関数の処理
「4」:図形に関する簡単な命題の真偽判定
「5」:(0,π]でのcos(aθ)=cos(bθ)の解の個数の条件

<阪大>
「1」:3次関数の係数をサイコロで決める確率の問題
「2」:整数に関する、ちょっと頭を使う問題(素因数分解)
「3」:放物線と直線の間の面積(幅の3乗)/6→線形計画法

共通のテーマとしては、文系数学の典型「2変数関数の処理」を
挙げることができます。

●2変数関数の簡単なタイプは、『一方を定数として最大値、最小値
 を考え、その「最大値、最小値の最大値、最小値」が、真の最大値、
 最小値』という解法です。

●東大「1」は『yの2次方程式として整理し、yが実数として存在する
 範囲』としてxの存在範囲を考えます。判別式が0以上、です。

●阪大の「3」は、条件付きの2変数関数で、条件が図示でき、関数も
 「〜=k」とおけば図形化できます。よって『条件の図と「〜=k」の図が
 共有点をもつkの範囲』を考えるという解法です。線形計画法です。

●最後に、京大の「3」も、条件付きの2変数関数です。条件も、関数を
 「〜=k」とおいたものも図形化できません(関数は回転した楕円なので、
 理系なら図形化できますが…)。線形計画法には持ち込めません。
 しかし、条件も関数も対称式になっていることに気付くべきでしょう。
 「図形として共有点をもつ」を「連立方程式が解をもつ」と翻訳するのです。
 『x+y=p,xy=qとおいて、p,qの存在条件を考えるが、解と係数の関係を
 忘れてはならない!』という少しハイレベルな定石的解法です。
 軌跡でも使う考え方ですね。

総括として、努力が報われる出題でした。
文系の数学は、そうであるべきだと思います。
今後も、このような出題が続くことを願います。