英語 de エイガ16 試写会に行ってきました2「守護神」(The Guardian)
〜アメリカ版「海猿」〜 2007年2月公開
今回はケビン・コスナーの新作「守護神」。共演は「招かれざる恋人」のアシュトン・カッチャ−、監督は「逃亡者」「コラテラル・ダメージ」「ブリジット・ジョーンズの日記」のアンドリュー・デイビス。
ケビン・コスナーは海難救助隊の隊員。ある時相棒を死なせてしまい、それがトラウマとなっている。上司はそんな彼に隊員養成学校「Aスクール」の教官を命じる。そこで出会うのがアシュトン・カッチャー。高校の時に水泳で記録を塗り替えた経歴を持つ。しかしケビン・コスナーは現実はもっと厳しいということを、今までの訓練とは違う訓練で伝えようとする。
よくあるタイプのストーリーだ。教官にめちゃくちゃな訓練をされて反発するが、だんだん理解が深まって、最後は心から気持ちが通じ合う、みたいな。途中は「トップ・ガン」、最後は「アルマゲドン」みたいだ(ネタばれか?)。アメリカ映画も最近はネタ不足に困っている作品が多いけどこれもかぁ、という感じか。そういえば「ロッキー」のファイナルバージョンができたとか。
救助は「スイマー」(実際に海に飛び込んで救助する人)と上空でヘリコプターを操縦したりワイヤーやバスケット(救助用のカゴ)を上げ下げしたりする人、そして救援を指示したりする本部の3つの連携で行われる。彼らはお互いに無線で交信をしているが、今回は無線で使われる言葉を。
「聞こえますか」は”Do you read me?”、「了解」は”Roger”(ラジャーってやつ)、「応答せよ」は”Please come in.”なんて言ったりする。
「エイリアン2」では海兵隊が使っていた「了解」”Affirmative.”(肯定的な、の意味)という語を、唯一助かった少女がおちゃめに真似して使っていた。この映画でも無線が大きな役割を果たしていたなぁ。
もう1つ。ケビン・コスナーが隊員の卵アシュトン・カッチャーに言うセリフ。”You have the gift.”(君には才能がある)。giftとは「神から与えられた贈り物」という意味だ。また「天職」を英語では”calling”(神の呼ぶ声、といった感じ)と言う。このように英語には聖書や神が原型の表現や言葉がよく出てくる。映画を見るときには実はちょっとした聖書の知識があれば10倍面白くなることがよくあるのだ。「ダビンチ・コード」なんかは聖書の知識がないとちっとも面白いと感じないんじゃないだろうか。(TK)