困った時の「神」頼み
どうしようもないとき、あなたはこう呟いてはいませんか?
神様、仏様、お願いします、どうか助けて下さい、と。
でも、神様にも色々な神様がいます。
正しく名前で呼んであげないと助けてくれないかもしれません。
そんな神様の紹介をしていく火曜日。
本日ご紹介するのは、仏教の信仰拡大に貢献したインド出身の神様です。
梵天
仏を守護する天部の筆頭とされるのがこの梵天です。
梵天はもともと、古代インドでブラフマーと呼ばれた神でした。
ブラフマーは、万物の創造神であり、古代インドでは、このブラフマーが生み出したものを維持するヴィシュヌ神、破壊の神シヴァとともに、最高神の地位にあったということです。
しかし、ブラフマーは少々偉すぎて恐れ多い存在だったようで、庶民の間には信仰が広がらず、現在のインドでも残念なことにあまり信仰されていません。
仏教説話では、仏陀が苦難の末に悟りを開いたとき、その悟りの境地を独り占めしたくて、すぐに世に広めようとしなかったのを、梵天が現われて仏陀を励まして説法を世に広めるように勧めたという解釈もあります。
そういう意味で、梵天はとても重要な天部といえるのでしょうか。
様々な公式の暗記法についても、自分で独り占めするのではなく、友達同士で教えあったりする方がよいということなのかもしれないですね。(MH)