英単語からサイエンス2〜4月のテーマは「体に関係する言葉」〜
英単語って覚えにくい。
単語帳を作ったり語呂合わせを考えてはみるけれど、それでもなかなか頭に入らない。
そんな皆さんを手助けするこのコーナー。
今回からは各月ごとにテーマを決めて、それにまつわる英単語をご紹介していきます。
4月のお題は「体に関係する言葉」ということで、いろいろと紹介していきましょう。
本日の英単語 「eye」 目
eyeに相当するドイツ語は、Auge(目)です。
これらの親を捜せば、ゲルマン祖語のaugon、さらにその親となると、印欧祖語のoqw-にその出発点があるようです。
このoqw-から、ラテン語の「目、芽」を意味するoculusが出てきています。
英語のocular(目の)という形容詞もここから転じたもののようです。
ちなみに眼科医はoculistといいます。
「(予防)接種する」というinoculateは、in(中へ)+oculus(芽)に分解できますね。
もしも日本語での「芽」が「目」と関係があるのであれば、ラテン語との偶然の一致といえるのではないでしょうか。
英語のwindow(窓)は、wind(風)+ow < auga(目)です。
もとの意味は「風の目」というわけです。
昔のヨーロッパでは、風通しをよくするために壁や屋根に穴を開けていたので、その穴を「目」に見立てたようです。
日本語の「窓」も、「め(目)ど(戸)」が原義だという説もありますので、西洋と日本で同じ見方になりそうですね。(MH)