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数学のススメ〜自分の並んだ列はいつも遅いのは何故?〜

今日は、皆さんにいきなり質問してみることから始めてみましょう。

駅の券売機やコンビニのレジ、銀行の窓口などで並んだ時を想像して頂きましょう。
他の列の方が、あなたが並んだ列よりもいつも早く進むと感じたことはないでしょうか。
あなたは、YES? それともNO?

多分、YESなのではないでしょうか。
でもご安心を。
誰にとってもそうですし、簡単に説明のつくことなのです。


例えば、私のよく利用するスーパーのレジは5台あります。
この5台にほぼ同じ長さの列ができていたとしましょう。

本当に1番早く進む列をたまたま選んだ確率は5分の1、つまり20%ですね。
別の見方をすると、80%の確率で、間違った列で待っていたことになりますよね。
こういう状況に頻繁に出くわしていれば、先の質問にYESと答える人はすごく多いように思いますが、いかがでしょうか。

実はこの待ち時間問題に関して、すでに長い間、体系的な研究が行われてきたのです。
いわゆる「待ち行列理論」という確率計算の古典的分野があるぐらいです。
最近では、信号機の理想的な切り替え時間から、インターネットの接続中継地点でのデータパッケージの効率的な転送など、実に様々なところで利用されているそうです。

さあ、皆さんも数学を勉強して、楽しい毎日を送りましょう。(MH)

数学の対象はたいへんきまじめなものだから、それを多少おもしろくするチャンスを逃さないことが有益だ。――――――(パスカル)

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