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祝100回!! 英語deエイガ100 『ボーン・アルティメイタム』 第80回アカデミー賞シリーズ DVDレンタル編

原題THE BOURNE ULTIMATUM/2007年アメリカ/115分
第80回アカデミー 編集賞/音響賞/音響効果賞
監督:ポール・グリーングラス(『ボーン・スプレマシー』)
出演:マット・デイモン(『ボーン』シリーズ1・2)、ジュリア・スタイルズ(『ボーン・スプレマシー』)

とうとうボーン3部作の最終です。アカデミー賞を小振りながらも3つも取った作品です。

『ボーン・スプレマシー』から6週間後が今回のスタート。ボーンは亡くした恋人マリーの兄に会いお悔やみの言葉をかけます。しかし実は彼は雑誌記者でCIAの「ブラックブライアー作戦」という言葉を調べている。ボーンは彼からその作戦が「トレッドストーン作戦」のアップグレードであることを聞き出す。この作戦を隠したいCIAとボーンが対決。そして最後にはボーンという工作員がいかにして誕生したかが明らかに…。

今回はボーンの記憶が戻ることによってこのシリーズにピリオドを打つ。その分カーチェイスや追跡劇が若干押さえ気味だ。わざとなのかは分からないが、ストーリーのスッキリ感はあるが、前2作のアクションを求めていた人にはちょっと満足感が少ないかも。

いずれにせよこの『ボーン』シリーズがスパイ映画に新しい革命を起こしたこと、マット・デイモンを一躍ハリウッドの人気俳優に押し上げたこと、そしてポール・グリーングラスという監督の手腕を知らしめたことは確かだ。

原題のultimatumとは「最終提案」「最後通告」の意味。形容詞形がultimate「究極の」「最後の」で、DVDで発売されている「アルティメット・エディション」というのはこの英語です。またultimatumの複数形がultimataとなりますが、これはdatum「データ」の複数形がdataになるのと同じ変化です。日本語ではこの「データ」という複数形が普通は使われていますよね。

今年のアカデミー賞シリーズもがんばって続けていますが、主演女優賞がまだですねえ。次回はその辺を攻めたいと思います。(TK)

第80回アカデミー賞主要部門制覇率(★が受賞作、太字が筆者鑑賞済み)
【作品賞】
★「ノーカントリー」
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
「フィクサー」
「つぐない」
「JUNO ジュノ」(近日公開)

【監督賞】
★ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(「ノーカントリー」)
ポール・トーマス・アンダーソン(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」)
トニー・ギルロイ(「フィクサー」)
ジェイソン・ライトマン(「JUNO ジュノ」) (近日公開)
ジュリアン・シュナーベル(「潜水服は蝶の夢を見る」)

【主演男優賞】
★ダニエル・デイ=ルイス(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」)
ジョージ・クルーニー(「フィクサー」)
ジョニー・デップ(「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」)
ビゴ・モーテンセン(「Eastern Promises(原)」)
トミー・リー・ジョーンズ(「告発のとき」)

【主演女優賞 】
ジュリー・クリスティ(「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」)(近日公開)
★マリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ 愛の賛歌」)
ケイト・ブランシェット(「エリザベス:ゴールデン・エイジ」)
ローラ・リニー(「The Savages(原)」)
エレン・ペイジ(「JUNO ジュノ」) (近日公開)

【助演男優賞】
★ハビエル・バルデム(「ノーカントリー」)
トム・ウィルキンソン(「フィクサー」)
ケイシー・アフレック(「ジェシー・ジェームズの暗殺」)
フィリップ・シーモア・ホフマン(「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」) (近日公開)
ハル・ホルブルック(「イントゥ・ザ・ワイルド(原)」)

【助演女優賞】
ケイト・ブランシェット(「アイム・ノット・ゼア」)
★ティルダ・スウィントン(「フィクサー」)
ルビー・ディー(「アメリカン・ギャングスター」)
シアーシャ・ローナン(「つぐない」)
エイミー・ライアン(「Gone Baby Gone(原)」)


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