日本「誤」録〜あなたの辞書に間違いはない?〜
言葉の数が豊富な人は、それだけで鋭い感性をふりまき、「あの人はどこか違う」と一目置かれます。
これからの時代を担う中学生が、大人の仲間入りを果たしていくためにも、「言葉の常識力」を高めていきましょう。
張り切って料理をしようとレシピ本を買ってきたはいいけれど、料理用語もかなり難しいですね。
今回はお料理に関する言葉を取り上げてみます。
◆「ゆでる」と「ゆがく」はどう違うの?
熱湯で煮るのが「ゆ(茹)でる」。
一方の「ゆ(湯)がく」は野菜のアクを抜くためなどに熱湯にくぐらせたり、しばらく熱湯に浸すことです。
「ほうれんそうをゆがく」「冷凍野菜をゆがいてもどす」など、短い時間でさっとゆでることと理解しましょう。
◆「糸こんにゃく」と「しらたき」はどう違うの?
「糸こんにゃく」と「しらたき」は、いずれもこんにゃくいもを原料にしています。
見た目や食感には大きな違いは感じられないのに、なぜ呼び方が違うのでしょうか。
大きな違いはその製法にあります。
「糸こんにゃく」は、固まったこんにゃくをトコロテンのように押し出してつくります。
「しらたき」は、まだ固まっていないゼリー状の材料を金属の円筒の細い穴から高温・高濃度の石灰液の中に押し出し、凝固させてつくっています。
太さも、「糸こんにゃく」が4〜8ミリ、「しらたき」が2〜3ミリと異なります。
いかがだったでしょうか。
皆さんのよく間違えて覚えていそうな言葉を取り上げていきますので、「この言葉の意味は?」「この敬語正しいの?」といった疑問があればお知らせ下さい。(MH)