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偉人に学べ〜世界の箴言、集めました〜

世界や人間の本質を熟知している人々の言葉には感動させられます。
実生活に役立つものも多いでしょう。
毎週火曜日は、世界の著名人が残した箴言(しんげん――いましめとなる短い句のこと)をその背景とともに紹介していきましょう。

敵を許すことは敵を憎むことよりも気高いことである―――マハトマ・ガンディー

本名はモハンダス・カラムチャンド・ガンディーといいます。
マハトマとは、偉大な魂という意味で、敬意を込めた愛称ですね。

ガンディーは、西インドの小藩王国ポールバンダルの大臣の長男として生まれ、イギリスに留学して弁護士となりました。
1983年、彼は仕事で南アフリカへ行き、そこで白人による不当な人種差別の実態に触れ、インド人の市民権獲得運動などに力添えをしました。
また、幾度か逮捕や投獄されたことによって、非暴力・不服従という抵抗運動の基本をつくりあげました。

21年にも及ぶ運動の末、南アフリカ政府もガンディーの要求を受け入れ、インド人に対する差別的な税制の撤廃を行いました。
その翌年に第一次世界大戦が勃発するとガンディーはインドへと帰国します。
南アフリカでの経験をもとに、インドの独立を勝ち取る運動を開始します。
その独立運動が活発になる契機となったのが、1930年に起きた「塩の行進」です。

当時、塩はイギリスの専売品とされ、インド国内での生産が禁じられていました。
しかも、高率の税金がかけられていたため、インド人たちは高価な塩を買わされていたのです。
そこでガンディーは、インド西海岸までの380キロメートル以上を行進しながら「自分たちで塩をつくろう」「外国製品をボイコットしよう」と人々に説いて回ります。
この時、各地の村々でガンディーが口にしたのが冒頭の言葉です。

オリンピックでも日本選手が負けると、審判の判定に不服だなどとついつい言ってしまいますが、相手を讃える気持ちも大切ですよね。(MH)

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