アタリマエほど恐ろしい〜あなたの常識、ウソ?ホント?〜
世の中には「こんなの常識でしょう」といわれている事柄がたくさんあります。
当たり前すぎて今まで何の疑問も感じずに信じてきた人は少なくないでしょう。
でも本当なのか気になりませんか?
木曜日は信じられてきた「常識」を疑って検証してみようということで、追求してみました。
◆「電線にとまっている鳥は感電しない」というのは本当?
秋は何かと食べ物がおいしい季節ですね。
空腹時に空を見上げると、思わず雲が何かの食べ物に見えてしまったりという経験はありませんか?
そういえば電線にとまっている鳥たちは焼き鳥にはならないのでしょうか?
鳥が感電しない秘密は電気の性質にあります。
感電とはからだの中を電気が流れる状態をいいますね。
感電せずに電線にとまっている鳥の体内には電気が流れていないということになります。
なぜかといえば、電気が流れるときは、より抵抗の少ない部分を選んで流れているからなのです。
鳥のからだと電線を比較したとき、鳥のほうが抵抗は大きく、電線のほうが抵抗が小さいですね。
電気にとっては電線のほうがずっと流れやすいので、電線の中を流れていくというわけです。
しかし、これはあくまでも1本の電線に接触している場合の話です。
電気は水と同じように電圧の高いほうから低いほうへと流れます。
いいかえれば電圧差がないと流れないのです。
1本の電線にとまる鳥の両足間の間隔は狭く、電圧は事実上0ボルトなので、電気は流れません。
ところが、2本の電線間には電圧差がありますので、両者に触れると電気が流れてしまいます。
たとえば大きな鳥などが、2本の電線にまたがるようにとまったり、羽などを接触させたりすると電気の通り道ができてしまいます。
こうなると鳥といえども感電を免れないのです。
感電してしまうと、文字通り焼き鳥になってしまうでしょうね。
いかがだったでしょうか。
これからも皆さんの「常識」を検証していきますので、次回をお楽しみに。(MH)