アタリマエほど恐ろしい〜あなたの常識、ウソ?ホント?〜
世の中には「こんなの常識でしょう」といわれている事柄がたくさんあります。
当たり前すぎて今まで何の疑問も感じずに信じてきた人は少なくないでしょう。
でも本当なのか気になりませんか?
木曜日は信じられてきた「常識」を疑って検証してみようということで、追求してみました。
◆「脳みそにシワの多い人ほど賢い」というのは本当?
昔から脳のシワが多い人は賢いとか、脳の重い人は賢いなどと言われていますが、本当なのでしょうか。
人間の脳にあるシワの数は、他の動物に比べて圧倒的に多いのは事実です。
しかし、単純に「シワの数=賢さ」というわけではありません。
イルカの脳を見ると、人間も真っ青のシワの多さですが、イルカが人間をしのぐほど賢いとはいえないでしょう。
また、人間同士を比べてみても、基本的に大差はありません。
では、脳の重さはどうでしょうか。
成人の脳の重さは平均で1200〜1500gです。
夏目漱石の脳の重さが1425g、アインシュタインの脳は1230g、フランスのノーベル賞作家であるアナトール・フランスの脳は1017gと、いずれも平均かそれより軽いのです。
また、人類の祖先の脳の重さを比べてみると、アウストラロピテクスじゃ500g、ジャワ原人が900g、ネアンデルタール人が現代人とほぼ同じか少し重い程度ということです。
どうやら脳の重さが知能と比例するというのも間違いのようですね。
人間の脳は1000g以上あれば機能の差はありません。
大切なのは脳細胞の数や、脳細胞同士が互いに連携をとるための樹状突起やシナプスの数、前頭葉の容積比率が高いかどうかのようです。
これでもう「シワが少ない」と嘆くことはないようですよ?
いかがだったでしょうか。
これからも皆さんの「常識」を検証していきますので、次回をお楽しみに。(MH)