英語で諺(ことわざ)を学ぶ〜諺(ことわざ)から学ぶ英文法〜
皆さんは英語の例文をどの位覚えていますか?
どうせ覚えるならば、他にも役立つ例文を覚えてみませんか?
諺(ことわざ)と英語の文法を組み合わせて覚えてみようというわけで、早速スタートしましょう。
今週は命令文のちょっと変わった諺を紹介していきましょう。
Love me, love my dog.
直訳すると、「私を愛するなら、私の犬も愛して」となります。
これはやや利己的な意味合いをもつ諺です。
私が好きなら私の犬とも、私の友人とも親しくなってくれということですね。
犬はイギリス人にとって最大の伴侶ということを考えると、この諺の趣旨は理解しやすいかもしれません。
ただ、犬には愛すべきものという意味合いのほかに、軽蔑すべきもの、卑しいものという意味合いもあります。
したがって、この諺の中のmy dogは「私の欠点や、あなたが嫌いかもしれない私の友人」を意味しているともいえます。
ということで、この諺は「私が好きなら、私の欠点も癖も友人も全部認めてつき合って欲しい」という意味でも使われます。
日本では「愛屋烏に及ぶ」という諺があります。
「人を愛すると、その人の屋根の上にとまった烏ですらいとおしく見える」という意味です。
これと反対の意味を持つ諺として、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の方が有名かもしれませんね。
See Naples and (then) die.
直訳すると、「ナポリを見て死ね」となりますが勿論そんな意味ではありません。
ナポリはイタリア南西部の都市で、ナポリ湾は風光明媚で知られています。
そのナポリを死ぬ前に絶対見ておけという意味で、ナポリの美しさを強調するイタリアの古い諺を英訳したものです。
これに似た日本語の諺でこんなものを発見しました。
「日光を見ないうちは結構と言うな」
勿論、日光東照宮の建築美をたたえる諺ですが、「日光」と「結構」の語呂合わせに面白みがあると思いませんか?
いかがだったでしょうか。
次回以降も新たな文法事項を伴って諺を紹介していきます。(MH)