アタリマエほど恐ろしい〜あなたの常識、ウソ?ホント?〜
世の中には「こんなの常識でしょう」といわれている事柄がたくさんあります。
当たり前すぎて今まで何の疑問も感じずに信じてきた人は少なくないでしょう。
でも本当なのか気になりませんか?
木曜日は信じられてきた「常識」を疑って検証してみようということで、追求してみました。
◆「あくびはうつる」というのは本当?
授業中に誰かがこっそりあくびをする。
すると、隣の席の人まであくびをはじめた。
その後、何人もが同じような現象に見舞われる。
俗にいう「あくびがうつる」というわけですが、これは迷信なのでしょうか。
京都大学の霊長類研究所がチンパンジーであくびの実験を行い、あくびをする人のビデオを見た後のチンパンジーが何回あくびをするかを数えました。
すると、ビデオを見たチンパンジーは平均して10回のあくびをしている様子が観察できたということです。
このことから考えると、たしかにあくびはうつっているようです。
他の人があくびをしている様子を見ると、あくびをしたくなるらしいのです。
あくびがなぜうつるのかについては、一般的に「酸素不足説」が挙げられます。
会議室や電車の中などの狭い空間に複数の人間がいると、みんながちょっとした酸素不足の状態に陥ります。
そのため、脳がもっと多くの酸素を取り込もうとして、口を大きくあけてあくびをするのです。
しかし、この説では先のチンパンジーの実験が説明できません。
そこで指摘されているのが、あくび共感説です。
同じ空間にいても、あくびがうつる人とうつらない人がいます。
あくびがうつる人は、あくびをした人を見るうちに、その人の行為に共感してあくびをしてしまうのではないかという説です。
そのためか、親切な人ほどあくびがうつりやすい傾向があるらしいです。
あくまで仮説の域を出ないわけですが、身近な人で試してみるとちょっと面白いかもしれないですね。
いかがだったでしょうか。
これからも皆さんの「常識」を検証していきますので、次回をお楽しみに。(MH)