怒る・叱る
私が学生の頃に勤めていた大手の進学塾(今も勢力拡大中)の責任者の方が、
「怒るのではない。叱るんだ。」
とよく仰っていました。
「怒る」というのは感情表現であり、指導者の言動としてふさわしくない。
あくまでも理性を見失わず、冷静沈着な態度で生徒を「叱る」ことが肝要なんだと・・・。
なるほど、そうか!と思い、以来十数年、極力感情的にならず、生徒を叱ってきました。
しかし、感情を抑え、大人を演じて「叱る」ことは、果たして生徒の「心」に伝わるのだろうか・・・。
近頃はそんな考えをするようにもなりました。
学生講師なら、若さゆえの暴走を抑えるために「叱る」に徹してもよいでしょう。
むしろ、その方がトラブルを未然に防止できそうな気がします。
しかし、いま自分は職業講師であり、お子さまを預かった以上は絶対に結果を出さなくては立場にあります。そんな自分が、「演技」で生徒を叱ることは正しいのか・・・。もっと本気で、感情露わに、全力で生徒にぶつかってこそ、伝わるものがあるのではなかろうか・・・。
今はそう思っています。
数年後には考え方が変わるかもしれません。
悩みの日々は続きます。
文責:上本町校担当 中井
